健康・体質・栄養

グルテンがあなたの患者さんの治りを妨げている!?

みなさん、こんにちは。

 

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。

 

本日も当協会の公式ブログをお読みいただきありがとうございます。

 

本日もセラピストや治療家の皆さんに臨床で使えるヒントやアイデアをお伝えしていきますね。

 

今回のテーマは『治りを妨げる小麦・グルテン』についてです。

 

最近話題になっているグルテン。

そして様々な有名人、例えばテニス選手のジョコビッチや元アメリカ大統領ビル・クリントン氏がグルテンを取らない「グルテンフリー」を実践しています。

しかし、そのグルテンがあなたの患者さんの治りを妨げているかもしれません。

 

ところで、みなさんはグルテンをご存知でしょうか?

 

グルテンとは?

小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種です。
これが、グルテン不耐症やアレルギー、小腸に炎症を招くリーキーガット症候群などを引き起こす物質として、問題になっています。

 

グルテンが身体の害になる理由その1

 

グルテン不耐症

 

グルテン不耐症とは、グルテンの中に含まれるグリアジンという成分に過敏に反応して身体に症状が現れるもの(アレルギー反応)ですが、最近の日本人にはとくに増えてきている疾患です。

今日の日本の食事は、

朝はパン食が多く、お昼には、ラーメン、うどん、サンドウイッチ、夜はスパゲッテイやフライもの、お好み焼きなど。

また、お休みの日はお出かけして、パンケーキやフレンチトーストを食べる。

このようにほとんどのひとが毎日大量の小麦を摂取しています。

 

一日お米を食べないで終わってしまうことがあっても小麦を口にしない日はないでしょう。

 

 

そしてやっかいなのが、グルテン不耐症の人のうち、99%は、自分が「グルテン不耐症である」と気づいていないといわれています。

グルテン過敏症などの「遅延型アレルギー」は、「何となく調子が悪い」というのが特徴で、これがまさか小麦のせいだと思う方はほとんどいません。

 

ちなみにグルテン不耐症の症状をご紹介すると…

  • 肌荒れがひどく、顔、二の腕、背中のブツブツが出来ている。
  • 精神状態が不安定なり、気分のムラが出やすい。
  • 疲れやすく、偏頭痛、慢性疲労、集中力に欠ける。
  • 胃腸の状態が悪くなり、膨満感、下痢、便秘になる。
  • 関節の痛み、膝や腰、指の関節痛が発症する。

 

「自分の気分が落ち込むのは小麦のせいだ!」

「最近の腰痛の原因は小麦だ!」と思う方は、一般の方ではいらっしゃらないでしょう。

 

ですから、私たちセラピストが、こういった患者さんの不調の原因をいち早く見つけ、的確なアドバイスをするが必要になってきます。

 

 

では、「次はなぜ小麦がアレルギーとなり、害を及ぼすのか?」という観点からご説明していきます。

リーキーガット症候群

 

グルテンは、人体で中々消化されないタンパク質です。

そのため、腸粘膜に傷をつけ、腸に炎症を起こします。

そして炎症が続くと、炎症範囲が大きくなり、次第に腸に小さな穴が空いてしまいます。

そこから本来なら腸内にとどまるはずの毒素や食物の粒子が腸壁から漏れだし血液に乗って体全体に流れてしまいます。

腸の免疫機能が正常に機能しないために、あらゆる病気にかかりやすくなったり、もしくは毒素が体内に入るので免疫過剰となりアレルギー反応が起こります。

 

このような状態をリーキーガット症候群と言います。

 

要するに、私たちが普段口にしている添加物、もしくは野菜についている農薬などが腸から血管に入ってしまい、体全体に流れてしまっています。

これを思うだけでも、すこしぞっとしますよね。

ちなみ日本人の約7割が陥っていると言われています。

 

症状としては、

下痢、便秘、消化不良、胸焼け、吐き気、鼻づまり、疲労感、肌荒れ、イライラ、肩こり、慢性頭痛、不安感、意欲低下、虚弱体質などです。

 

このようにリーキーガット症候群の症状は、様々ありますが

アレルギー性の鼻炎、アトピー性皮膚炎など自己免疫疾多くはリーキーガット症候群が根原と言われています。

 

このリーキーガット症候群を治すためには、腸内環境が重要とされています。

 

腸内環境が整えば、以下の様な効果が期待できます。

 

  • 消化・吸収の機能

  • 不要なものを排泄する機能

  • 有害物質を体に取り込まないようにする機能

  • 細菌、ウイルス、カビなどから身体を守る免疫機能

 

 

腸内環境を整える方法

 

  • 一日二食にすることで、胃腸を休める。

  • 腹八分目までにして30回咀嚼する。

  • 糖質の摂取を避ける。

  • 小麦を極力カットする。

  • 乳製品は取らない。

  • オメガ3系(αリノレン酸)の油を使用する。

  • オリゴ糖を摂取する。

 

最後に

 

ちなみ私は週の半分以上が1日1食です。

またグルテンフリーや乳製品カットを2週間やってみましたので、それの感想を最後にシェアさせていただきます。

 

メリット

  • 睡眠時間短くても、寝起きが割とすっきり起きることができる。
  • 疲労が溜まりにくく、夜まで集中力が続く。
  • 食べるものが限られるので食のありがたさに気づく。
  • スーパー、外食でご飯を済まそうと思うと食べれる物が少ない。
  • 単純に食費が浮く。
  • 肌が綺麗になる。

などなどです。

他にもメリットまだありますが、グルテンフリーなどの食事方法を実践して私が一番お伝えしたいのが、「日本は恵まれている。」ということです。

本当に食べるものがたくさんあると改めて気づきますよ。

<こちらの動画もオススメ>

では、本日はこれで以上となります。

本日も当協会も公式ブログをお読みいただきありがとうございます。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

ピックアップ記事

  1. アイパターンについて
  2. 【五十肩】内臓治療で右肩の夜間痛が改善するのはなぜか?
  3. 前脛骨筋の解剖学的特徴+アーチの基礎を解説【血管、神経、アーチについて…】
  4. 脂質の役割を考える {健康油って流行ってるよね?}
  5. 肝臓の解剖学的特徴「膜」

関連記事

  1. メンタルアプローチ

    自律神経症状の根本的なアプローチとは?

    おはようございます。いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、誠…

  2. ALLアプローチ協会

    マニアック肝臓解毒シリーズ「グルタチオン抱合」

    おはようございますall アプローチ協会 鈴木 正道です。本日…

  3. 健康・体質・栄養

    元リハビリセラピストがおススメするミネラル特集【栄養学】

    皆さん こんにちは ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。い…

  4. セルフメンテナンス

    【内臓治療】 肝臓が訴える不調のサイン(後編)

    いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます…

  5. 健康・体質・栄養

    内臓治療には欠かせない東洋医学の概念 肝臓編

    みなさん、こんにちは。ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。本…

  6. セルフメンテナンス

    【栄養指導・たんぱく質 パートⅢ】 セラピストのタンパク質指導

    おはようございます。いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

公式メルマガ

LINE@登録

プレミアムコースのご案内

栄養学プロフェッショナル認定コース

関連サイト

 

 

セミナー案内

最近の記事

マーケティング公式メルマガ

美容テクニック専門の公式メルマガ

Facebookページ

インスタグラム

YouTubeチャンネル

 

 

 

17種31個以上の治療テクニックを公開

公式メルマガ

ALLアプローチ協会

セミナー案内

スタッフ・仲間募集中

  1. 内臓治療

    【大公開!】内臓治療における症状別傾向と対策 part③背臥位編
  2. ALLアプローチ協会

    【内臓治療】【身体感覚】ファスティングをすることで得られる感覚
  3. ALLアプローチ協会

    内臓評価時間を短縮する問診スキル「東洋編」
  4. ALLアプローチ協会

    【体質改善】副交感神経とアレルギーとの関係性
  5. ALLアプローチ協会

    頭蓋仙骨療法のための脳脊髄液の重要性とは?
PAGE TOP