ALLアプローチ協会

「筋トレ」なんてしなくても筋力が上がる真実。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、本当にありがとうございます♪

ALLアプローチ協会 テクニカルトレーナー 渡会賢太です。

本日も、

勉強熱心な理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアやヒントをお伝えします。

 

今回は、

「筋トレ」なんてしなくても筋力が上がる真実。

というテーマでお話していきます。

 

 

「筋力強化訓練」「筋力増強訓練」など、

理学療法で行うことが多いと思いますが、

ただ単純に筋トレをするだけのセラピストっていると思うんですが、

それってどうなのかなーっていつも疑問に思っています。

「筋トレ」が悪いとか良いとかそういう話ではないのですが、

 

「どのような目的でその筋トレをしているのか?」

っていうところが重要になってくるんですよね。

 

えー、単純に考えてほしいんですけど、

高齢者、

70代、80代、90代の高齢者の方の、

筋肉がそんな簡単に増えますかー?

という話なんですよー。

 

プロアスリートでも、

食事の管理や、運動の頻度や強度を計算して行って、

ようやく筋肉がついてくるのに、

病院であれば、

薬も服用していて、筋肉を増やすための食事管理はしているわけでもなく、

また水分もあまりとれていない…。

また、

細かく運動の頻度や強度を計算しながらリハビリを行っているかって言ったら…。

そこまではなかなか意識してやっているセラピストはほぼいないと思います。

そんなような感じで、

筋肉ってそうはつかないと思うんですよね。

 

なので、

「筋肉を付けていく。」

という考え方より、

「元々ある筋肉を最大限に使える状態へと引き出していく。」

という考え方でセラピーを展開していく方が、

一番の近道だと思います。

結果的に、

筋力・パフォーマンスが向上し、

基本動作・歩行、日常生活動作などの7活動能力・動作獲得に繋がり、

自宅退院や外出や地域社会への参加向上へと繋がっていきやすいと、

私は思いますし、近道だと思います。

 

では具体的にどう治療を展開していくのか?

お話していきますね。

 

  筋コンディショニング

これは簡単に言うと、

「筋の状態を整える。」

ということです。

 

基本的には、

・筋硬結

・筋緊張

この2つの状態を評価し治療を展開していきます。

 

まず、

「筋硬結」があると、「

「筋が伸びたり縮んだりがしにくくなる。」

ということが起こります。

例えば、

筋がねじれたり、

筋繊維が絡み合ったり、

縮み切ってる部位や伸びきっている部位があったりすることで、

筋が正常に機能しにくくなり、

結果として筋力の低下へと繋がっていきます。

このような状態で筋トレをしても、

なかなか筋肉が動かないんでは、ほとんど意味がないですよね。

下手すると、筋が動かない分、

関節や靭帯に負荷がかかり、

痛みの増悪やパフォーマンスの低下を引き起こすリスクだってあります。

 

また、

「筋緊張」は、

特に中枢神経疾患(脳梗塞など)の場合は影響が強いので、

常に緊張が高い状態だと、筋が収縮ばかりしか行えず、

正常に機能しないことで筋力は低下します。

この場合は、

過剰に働いている部位や働いていない部位の緊張の差を評価し、

・過緊張となっている筋の拮抗する筋の収縮訓練

・インナーマッスルの収縮を促して、過剰になりがちなアウターマッスルの緊張緩和を図る。

・単関節筋の収縮を促し、二関節筋の緊張を緩和させる。

などといったアプローチをしていき、

筋緊張の状態を整えるだけで、

筋力は向上し、

しかも、

基本動作、歩行などの活動に応用できるような形で、

筋力が上がってくるので、

患者様のニーズやホープを達成するのに近道です。

 

  筋の収縮学習

  で筋の状態が整った中で、

実際に筋肉の収縮・弛緩の動きを脳に教えていくという意識で収縮訓練を行っていきます。

人間の運動の仕組みは、

まず、

感覚情報を受けとってそれに合わせて運動が起こります

筋の状態や収縮の動きを感じ取ったものが脳に伝達されて運動の強化や繰り返し行うことで、運動が学習されていきます。

特に人間は、

「痛みを避けて快楽を得る。」

という本能行動が根っこにはありますので、

この運動が

「痛みを伴わない、辛くない。」

「気持ちが良い。楽。」

といった感覚が入れば、

さらに運動の質や学習効率は上がります

たから、

力いっぱい筋トレをやったり、

苦しい運動をさせるのは、

かえって運動の質や学習効率を下げる要因にもなります。

まー苦しいのが快楽の患者さんも中にはいたり、

「苦しい方が良くなる!」といった強い観念を持っている患者さんなどは例外かもしれませんが()

 

こうした知識を踏まえたうえで、

収縮訓練を選び、

そして強度や頻度を決めていく。

こうした介入で、

必要な筋肉の筋力UPと筋力やパフォーマンスの維持・向上にもつながっていきます。

 

【まとめ】

今回は、

「筋トレ」に関してもう少し考えていただく機会になればと思い、

このような記事を書きました。

是非、上記の知識や考え方を参考にしていただき、

筋力の向上、そしてADLの自立や自宅復帰、社会復帰など、

患者様のニーズや望みを効率よく解決が出来るような介入に、

日々チャレンジしていただけたらと思います!

 

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました♪7

ALLアプローチ協会 テクニカルトレーナー 渡会賢太

 

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