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【五十肩】なぜ、仙腸関節の調整で肩の可動域が良くなるのか?

【五十肩】なぜ、仙腸関節の調整で肩の可動域が良くなるのか?

From 山口拓也

いつも、当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。

本日も、

勉強熱心な理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療テクニックや介入のヒントをお伝えしていきます。

今回は、

【五十肩】なぜ、仙腸関節の調整で肩の可動域が良くなるのか?

というテーマでお話していきます。

 

「五十肩」

の患者様を治療していくときに、

皆さんはどこを診ますか?

 

肩周りの筋をみたり、ローテーターカフのトレーニングをしてみたり、

肩甲胸郭関節をみたり、筋膜の繋がりで手・前腕の筋を診たりなど、

肩甲骨まわり、もしくは上肢の筋や関節を中心に診ていくことがほとんどだと思います。

 

しかしながら、

なかなか改善しないケースや、

痛みが取れても可動域制限が残り、拘縮が進んでしまう方もたくさんいらっしゃると思います。

私も、同じようになかなか可動域が改善せずに悩んできた経験がありました。

 

そこで、

是非皆さんには視野を広げていただき、

介入の糸口を見出してほしいです。

 

今回着目していただきたいのが、

「仙腸関節」

です。

 

この仙腸関節の崩れが、

五十肩の痛みや可動域制限

の原因となっているケースが多々あります。

 

なぜ、仙腸関節が五十肩の原因となるのか?

それについてお話させていただきます。

ポイント1:姿勢戦略から考える

「仙腸関節」

の崩れがあると、

座位や立位など、抗重力姿勢での土台としての機能が低下します。

つまり、

姿勢を保持するための、体幹の筋肉が正常に機能しにくくなります。

そうなると、

どこかで姿勢保持をするために代償する必要があります。

 

仙腸関節が原因となっている方の特徴として、

「上部体幹での過剰固定」

がみられます。

・胸腰椎の過伸展

・脊柱起立筋、僧帽筋の過緊張

・重心位置が高い。

といった傾向にあります。

 

つまり、

姿勢保持の戦略として、上部体幹を過剰固定し、体幹機能の代償を行っているパターンが多いです。

これでは、常に肩甲骨周りの筋群は安静姿勢の段階で緊張が入っていることになります。

この状態で、肩を挙げようとしても、

すでに姿勢保持に肩甲骨周りの筋群を使っているため、肩甲上腕リズムを作るための、

・肩甲骨の安定

・上腕骨の運動

に筋力を発揮できないために、肩甲上腕リズムは崩れてしまい、

肩が挙がらないといった結果を招いてしまいます。

 

なので、

「上部体幹で姿勢制御を過剰に行っていないか?」

に着目し、

もしこのような姿勢戦略をとっていて、仙腸関節に崩れがあるようであれば、

仙腸関節にアプローチしていくと良いでしょう。

 

ポイント2:肩挙上に伴う筋の働きから考える。

肩挙上時に、

一番初めに働く筋はご存知ですか?

三角筋?ローテーターカフの筋?

知っている方も多いかと思いますが、

実は、

「反対側の腹横筋・腹斜筋群」

なんですね。

つまり、

「体幹の筋が最初に働く」

というわけです。

ちなみに、

90°までは反対側が機能し、

90°以降は両側共に機能します。

 

このように、

人間の身体は、

にか関節運動など「動作」をするときに、

必ずどこかが「安定」、「静止」しているといったルールがあります。

これを、

「スタビリティー&モビリティー」

と表現します。

 

この法則からも、

土台である骨盤が安定していないことが、

肩の動きに影響を及ぼすことが分かると思います。

 

<まとめ>

「五十肩」

の患者様を治療していく上で、

肩周りや上肢の筋・関節だけに固執せずに、

「仙腸関節」に対する評価・治療という視点を取り入れていくことで、

今まで出せなかった治療効果を出すことが出来ます。

一度拘縮が起きてしまうとなかなか改善しなくなり、可動域制限や痛みが残ってしまうなんてこともありますので、

広い視野で原因を捉えていき、素早く治療を展開していくことが、

我々セラピストには求められます。

是非とも皆さんの臨床でいち早く取り入れていただき、五十肩でお悩みの患者様に貢献していただけたらと思います。

☆仙腸関節の評価・治療方法は、別の記事や当協会のYouTubeでも配信させていただいておりますので、チェックしてみてください。

<オススメ動画>

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました!

それではまた♪

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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