ALLアプローチ協会

【大腿骨頸部骨折】筋膜治療×操体法で痛みを8割以上改善させる方法とは?

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、本当にありがとうございます!

ALLアプローチ協会 テクニカルトレーナー 渡会賢太です。

本日も、

勉強熱心な理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアやヒントをお伝えします。

 

今回は、

【大腿骨頸部骨折】筋膜治療×操体法で痛みを8割以上改善させる方法とは?

といつテーマでお話していきます。

 

「大腿骨頸部骨折」または、「大腿骨転子部骨折」

の患者様は、

リハビリセラピストであれば、

よく診るケースだと思います。

また、接骨院の先生や整体師の方も、

高齢の方を診るときに、

結構既往に、

「転倒して、昔大腿骨骨折して手術したのよ~。」

なんていう方多いですよね。

 

私は、回復期リハ病棟がある病院に勤務しているので、

よく代行・代診で診させていただくことが多いです。

ある程度12カ月程度手術から経っていて、

病棟での自立度も上がっていて、

一人で歩けるレベルまで改善してくるものの、

「まだ手術したほうの足に体重乗せるといくらか痛いのよね…。」

10分以上歩くと、いくらか痛くなってくるのよね…。」

「歩いていると足が重くなってくるのよね…。」

といった悩みを抱えている患者様が臨床上多いです。

 

そんな患者様に対して、

「筋膜治療」「操体法」

を掛け合わせることで、

8割以上の患者様で痛みに変化を出すことができる治療法を見つけることが出来たので、

ご紹介いたします。

 

ただし前提として、

臨床で結果を出すためには、

評価ありきの治療が基本です。

 

まず、

大腿骨頸部骨折の患者様で多いパターンとして、

・股関節屈曲・内線・内転での固定が強いこと。

・股関節外転・外線・伸展に制限が出やすい。

・荷重時に骨盤外側にぶれやすい(トレンデレンブルグ兆候)

といった傾向があります。

目の前の大腿骨頸部骨折の患者様を評価したときに、

以上のようなパターンが当てはまるようであれば、

今からお伝えする治療法はかなり有効なので、

是非参考にしていただければと思います。

 

☆筋膜治療☆

股関節屈曲・内転・内線での固定が強いということは、

股関節内旋に作用する、

「大腿筋膜張筋」

「中殿筋前部繊維」

「小殿筋」

「外側広筋」

が過剰に働き、筋硬結を引き起こしていることが多いです。

また、

「大腿直筋」

は、

関節筋であり、

大腿筋膜張筋と近位部で筋連結があり、

相互的に硬くなっていることが多いです。

まずは、

これらの筋の筋硬結を取り除くようなアプローチをしていくと良いでしょう。

さらに補足として、

股関節が内旋固定されているということは、

運動連鎖的に、

下腿は外旋し、距骨下関節は回外方向に固定されやすいです。

そのため、

足関節底屈・内転・内反に作用する、

「後脛骨筋」

「腓腹筋内側頭」

は筋短縮位になりやすく、筋硬結があることが多いので、

合わせて治療しておくと良いでしょう。

さらにさらに細かく言うと、

「母趾内転筋」

なども診ておくと良いでしょう。

 

まずは以上の筋を調整していただいた上で、

操体法に移っていきます。

 

☆操体法☆

操体法の中でも、

「踵伸ばし」

「下肢内外旋」

の基本相対をやるといいです。

上記で挙げたように、

股関節伸展・内線・内転で固定しているということは、

拮抗筋である。

「中殿筋後部繊維」

「大殿筋」

「外旋六筋(特に上下双子筋・内外閉鎖筋・大腿方形筋)

の筋出力低下、筋力低下が起きています。

ほとんどこれらの筋肉が立ち上がりや歩行の中でほとんど使えていないわけですね。

 

「外旋六筋」

の収縮を促通するのに、

下肢内外旋の操体は有効です。

運動療法的に言えば、

CKCでの外旋六筋の収縮を促す事が出来るので、

ADLや活動能力の向上へ直結していきます。

「踵伸ばし」

であれば、

中殿筋後部繊維と大殿筋の収縮促通を、

CKCで行うことができます。

 

【まとめ】

以上のように、

「筋膜治療」「操体法」

を掛け合わせることで、

「全然痛みがなくなった!」

「足が軽くなってすごい歩きやすい!」

「床にしっかり足がつく感じがして、歩くのが楽だわ!」

などといった患者様の反応が聞かれることが本当に多くなりました。

代行で入った患者様でも、

すぐに信頼関係が作れるくらいの、

圧倒的な結果を出すことができます!

 

是非皆さんの臨床で取り入れていただけたらと思います。

特にリハビリセラピストの皆さんには実践していただいて、

少しでも多くの大腿骨頸部骨折後の痛みで悩まれている患者様を、

救っていただけたらと思います。

 

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、本当にありがとうございました!

ALLアプローチ協会 テクニカルトレーナー 渡会 賢太

 

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