ALLアプローチ協会

【骨格・筋膜調整】足部アライメントを調整して結果を出す考え方

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

今回は、

【骨格・筋膜調整】

足部調整で結果を出すための重要ポイント

についてお伝えいたします。

 

 

みなさんは普段患者さんの足をどの程度みますか?

私は足の骨格模型を鼻歌まじりに眺めながら

部屋でのんびりするぐらい足が好きです。

 

今回は特にマニアックな内容になりますが、

普段筋・筋膜・筋連結を意識して

アプローチされている方は気づいているかも知れませんが、

足部アーチの崩れ、足根骨の崩れは

そのままほとんどの筋連結・筋膜ラインへ

強く影響します。

 

運動連鎖でも下肢からの運動連鎖の影響は

全身へ影響するので

足部のアプローチはとても重要!

しかし、細かい内容なので

人によってその理解度はまちまちです。

 

今日は骨アライメントの崩れ方と

そのアライメントを修正するために

必要な筋や靭帯に関して

説明させて頂きます。

 

 

私の汚いメモで恐縮ですが、

足に体重がかかり、

足部のアーチが崩れていく流れが書かれています。

ちなみに、この動きはダメなわけではありません。

立脚の初期から中期にかけて足部は

衝撃を吸収しながら広がるのでこの動きは必要ですが、

この広がりが広がりすぎて、

足部の変形につながって来れば

当然筋の連結も運動連鎖にも影響を及ぼしてきます。

 

DFL(ディープフロントライン)の調整をしようと思ったとき、

足部のアーチを整復するように

後脛骨筋や母趾外転筋に圧をかけると

DFLがリリースできるのでやってみてください。

 

図の説明に入ります

①では距骨が前方に傾き

②で踵骨が後方に回転する。

この時、図には描かれていませんが踵立方関節は

下制して外側縦アーチもつぶれています。

③では距骨頚が前方に傾くと同時に

舟状骨が下制しています。

④は縦アーチ全体が下がり足底腱膜が伸長される

⑤は距骨が内方に滑る

⑥では踵骨が外反する

⑦三角靭帯が伸長される

⑧距踵靭帯が伸長される

⑨前足部が広がる

⑩横アーチの低下が起きる

 

足部のアーチが

体重がかかるにつれて低下していく流れが

よく分かる図だと思います。

 

この図をみて、足部アーチが低下している人に対して

どういったアプローチを考えるべきか?

 

一つはシンプルに

足部の拘縮をとっていきましょう。

いきなりアーチを高めるために

足趾を屈曲する筋トレをしても

あまり効果が得られません。

 

また、足部の循環が低下してしまい

筋への栄養がうまく運搬されていない

循環の問題があるケースも

いきなり筋トレをしてもまったく効果が

得られません。

 

足部のアーチがつぶれて

足全体が広がっているケースでは

図の中にある①②③⑥を解決する必要があります。

何をストレッチするかと言うと、

短指伸筋を伸長する必要があります。

 

短指伸筋は立方骨を起始として

足趾を伸展する作用がありますが、

アーチが低下している状態では

立方骨が下制していて

短指伸筋は近位へ牽引ストレスがかかり

足趾のMP関節は伸展方向へ

短縮しているケースが多いです。

 

 

 

そのためこの問題を解決するためには

踵骨を起こしつつ、立方骨を挙上しながら

足趾のMP関節を屈曲する方向に

伸長していくと

足背の短縮が改善し、

踵立方関節が挙上できる柔軟性を

作り出すことができます。

 

また、短指伸筋を伸長することで

足趾屈曲筋力が発揮しやすくなると

 

①②⑥を引き起こしてる

距骨の前傾と踵骨の前方への傾きと踵骨外反による

載距突起と舟状骨を結ぶ

スプリング靭帯の伸長を防ぐために必要な

長趾屈筋・長母趾屈筋の遠心性収縮が

得られやすくなります。

 

ちなみに長趾屈筋・長母趾屈筋・後脛骨筋の

腱が硬くても距骨は前方に追いやられて

①を起こしやすくなるので注意です。

 

また、①②⑥を防ぐために必要な要素として

運動連鎖の観点から下腿の内旋と距骨下関節の

回内が同時に起きている問題と

腓腹筋・ヒラメ筋の短縮で踵骨が前傾しやすい問題も

影響してくるため

下腿の内外旋の可動域の確保と

腓腹筋・ヒラメ筋のコンディショニングも

必要となります。

 

腓腹筋・ヒラメ筋が伸長しやすい条件として

先ほど説明した

長母趾屈筋・長趾屈筋・後脛骨筋が

しっかり働くことも必要となります。

なぜなら、

これら三つの筋は

距骨後方で関節包に付着する筋なので

関節包の緊張や距骨の後方滑りを

阻害する因子があると

腓腹筋・ヒラメ筋は伸長できず、

かわりに足部アーチを低下させ、

足底筋膜を伸長させる代償を

起こすので注意が必要です。

 

今回は主に

①②⑥の後足部の問題を解決して

足部アーチを形成する筋群が

働きやすい状態を作り出すための

考え方をお伝えさせて頂きました。

 

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

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