ALLアプローチ協会

【鼠径痛ケース】筋連結ラインを自分で見つける楽しみ方

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

今回は

筋連結・筋膜ラインを自分で見つける楽しみ方

についてお伝えいたします。

 

アナトミートレインという本があり、

筋肉の連結や筋膜のつながりを解剖学的に説明し、

経絡のラインにそっくりな筋のつながりを

とても分かりやすく説明してくれています。

<アナトミートレイン の記事・動画はこちら↓>
●ディープフロントラインについて

●ラテラルラインについて

●4つのアームラインについて

 

この本私にとても多くのことを教えてくれましたが、

様々な本を読んでいると

そのつながりは似ている物から、

全然違うものまで多くのラインが

様々な本で紹介されていることを

後に知りました。

 

最初は本に書かれているラインを

きちんと覚えて自分の考えに反映させることに

必死でしたかが

だんだん体の連結は無限だと気づくようになりました。

 

ラインに囚われすぎず

様々なつながりを浅い層から深い層まで

自分で試していくことで

いろいろな発見があるものです。

 

 

実際アナトミートレインで

列車の基本ルールとして紹介されているルールも

ちょっとこれルール破ってないか?

と思うようなラインもあります。

 

最近よく考えるようにしているのは

「この骨にくっついている筋はなんだっけ?」

です。

 

超基本ですよね

 

しかし、

人は頭の中に検索ワードを入れないと

上手く脳が検索できないものです。

 

たとえば

第十二肋骨に付着する筋肉ななんだ?

 

腰方形筋

外肋間筋

内肋間筋

肋骨鋸筋

下後鋸筋

横隔膜

内腹斜筋

外腹斜筋

腹横筋

腰腸肋筋

 

第十二肋骨すげーな、

と思ってしまいますが、

これだけの筋が付着する骨だと

様々なラインが影響を及ぼす

部位になるわけです。

 

ディープフロントラインの問題に

ラテラルラインである腹斜筋や

ディープラテラルラインである

腰方形筋が12肋骨を介して

影響を与えることだってもちろんあるんです。

 

最近とっても悩まされたケースで

両側鼠径部の激痛と左腰部の激痛

頚部も枕専門外来で作成しても

寝るのが苦痛な方を担当。

 

整体院で左肩を壊されて

次の整体院で一回で治ると言われて

帰りに回数券を買わされて

痛みも治らず通うのが辛くなり

再度違う整体院でも改善することができずに

ようやく病院にいらっしゃったケース

 

いつも思いますが、こういったケースは

逆もあると思いますのでいつも

整体業界の悪口はいいません。

 

リハビリ業界で壊されて

整体業界で改善してくださっている

先生もいると思うのでいつも感謝しています。

 

話がそれましたが、

最初は評価をしていくと

どうもフロントラインが怪しい、

そのフロントラインに影響を与えているのは

ディープフロントラインも怪しい

しかし、最初の受傷機転は左肩を壊されたこと

そうなると

左の肩甲帯があやしい

 

ではそこにどう鼠径部とのつながりを

考えようか…

評価で左菱形筋を伸長すると左の後斜角筋周囲に

痛みを訴えるため

肩甲骨を経由して鼠径部にいたる筋の流れを

勝手にこじつけてみる

肩甲骨からは頸椎に付着する筋が多い、

当然DFLに影響を及ぼす。

また左の菱形筋はスパイラルラインを通って

反対側の骨盤股関節に影響を与えやすい。

右の股関節可動域を評価すると

右の股関節が明らかに左に比べて可動域が悪い

そういえば小菱形筋と肩甲挙筋は

肩甲骨上角でほとんど並ぶようにくっついている

てことは

C1への影響から

ディープフロントラインとバックラインへの影響が

出そうだ

じゃあ

スーパー中継地点である

肩甲骨からいろんなラインすべて調整してしまおう。

菱形筋の伸長性をみながら

三頭筋や小胸筋、肩甲挙筋や斜角筋の緊張を整えると

菱形筋を伸長しても後斜角筋に痛みが出なくなる。

鼠径部・腰痛の痛みを再評価すると痛みが出なくなる。

なんとかなって良かった

 

一つ一つのラインだけで考えていては

この結果には至らなかった

複合的に、考えられるつながりを

自分で考えて問診と症状と評価を一致させる。

 

結果が出たり出なかったりするのは良くある事

その時は問診で見落としがあったり、

評価で盲点があったり、

自分の理屈に無理があったりする。

これらのどれかなので、

 

冷静に再度判断する、視点を変えてみる

考え方を真逆にしてみるなど

いつも自分の意識の外側にある考え方も

取り入れながら考え続けるだけなんです。

 

なので新しいラインは自分で考えだすことも

可能なのだと思います。

 

どんなに急な方向を変えるラインでも

原因になることもあると思っています。

 

ポイントは、多くの中継地点になる骨や突起

そこを介して影響しあっている関係性は

あると思います。

 

こんな考え方も結果が出ればそれは

患者にとって正解です。

 

少しでも参考になっていただければ幸いです。

 

本日は以上です。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

もしよければFacebookで「シェア」を

よろしくお願いいたします。

 

You tubeチャンネル登録もお待ちしております。

 

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道

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