ALLアプローチ協会

ゴッドハンドの先生が言う「直観」って何?~脳科学的に解説!~

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 テクニカルトレーナー 渡会賢太です。

本日も、

勉強熱心な理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアやヒントをお伝えします。

 

今回は、

「ゴッドハンドの先生が言う直観って何なのか?~脳科学的に解説!~」

というテーマでお話していきます。

ゴッドハンドと言われるような先生は、

「なんとなくここが悪そうだね~。」

「あなたの原因はここだね。」

「なんかここを治療すれば変わりそうだね。」

と、

一瞬で患者さんを診ただけで、主訴の原因を見抜いたりする。

いわゆる、

「直観」

が優れている先生がよくいると思います。

 

私は、

「直観」というものは、

特殊能力であったり、天性の能力やセンスから見出されるものだと思っていました。

しかし、

私自身も、

臨床経験を積んでいく中で、

この

「直観力」

はかなり磨きがかかってきており、

直観で原因・治療部位を特定し、治療効果を出せるようになってきました。

 

では一体

「直観」

とは何なのか?

どうしたらこの直観力は身についてくるのか?

について、

脳科学的な視点から解説していきます。

 

【直観力の源はどこか?】

直観力というのは、

天性の才能や特殊能力ではなく、

脳科学的にどこが源なのかが証明されています。

実は、

直観が働いている時には、

脳のある部位が活発に働いています。

 

実は、

「大脳辺縁系」

特に、海馬付近が最も反応するといった研究結果が出ているようです。

つまり、

「直観」は、

何かが下りてくるとか、生み出されるようなものではなく、

過去の記憶や経験、知識や情報などを統合した結果見いだせれた答えというわけです。

 

例えば、

「装具処方」

を何度も何度も行った結果がある理学療法士の先生は、

パッと歩きを見ただけで、

「継ぎ手付きの方がいいな。」

「もう少し、厚みをつけた方がいいな。」

など、

瞬時に判断が出来る先生って職場の上司などにいませんか?

インソールなども、

1mm単位のずれも、

パッと見ただけで判断ができる先生もいますよね。

 

これは、

特別なセンスや才能というよりは、

豊富な知識や経験によって見いだせる要素が強いということです。

 

つまり、

「直観力」は、

知識や経験を積み重ねていくことで

誰でも身についてくるということです。

「直観」でいろいろ判断できると、

臨床はものすごく楽しくなります♪

そのためにも、

我々セラピストは常に知識や技術を増やしていき、

日々経験を積み上げていくことが必要なんです。

直観力には限りはないと私は考えます。

 

【直観力を臨床に上手く活用する方法は?】

私はこの直観力は、

単にパフォーマンス的に使うのではなく、

臨床で上手く活用することで、より患者様の貢献に繋がると確信しています。

 

私の臨床では、

パッとみて主訴の原因となっていそうなところを直観的に判断します。

そのまま治療するわけではなく、そこから具体的な評価をしていきます。

例えば、

「右肋骨下部あたりが悪そうだな。」

と直感で判断した場合は、

・視診で、肋骨弓や肩甲骨の高さを診る。

・肝臓の反射点の評価や大腰筋・横隔膜の硬さの評価。

などを行い、目に見える形に落とし込んで原因部位をより明確にしていく。

といったプロセスの中で直観力を活用しています。

 

評価だけでなく治療場面でも直観力は使っています。

こんな経験って皆さんありませんか?

評価で、

「大腰筋が硬いから治療しよう。」

と判断し実際にアプローチしてみると、

「うん?あんまり緩まないな~。」

と感じつつも、

そのまま治療してみたものの再評価をしてみるけど、

あまり治療効果が出ない。

そんな経験ってありませんか?

私は治療中に、

「なんか緩まないな~。」

と違和感を感じたら、

治療部位を変えたり、治療のアプローチ方法を変えるなどの工夫をします。

自分の直観力を信じて、最初に判断した治療を手放すのも、

臨床ではかなり重要になってきます。

 

あとは、

徒手で触れている間に、直観的に緩む方向や強さなどを判断し修正をすることで、

治療効果が格段に上がるといった経験もあります。

 

昔の私みたいに頭でっかちになってしまうと、

この直観力を無視して的外れの治療、机上の空路的な治療になってしまい、

結果を出せないといったこともあります。

時には、

知識や理論を手放して、

直観的に原因を判断して、治療のアプローチ法も直観的に変化を加えながら行っていくことで、

想像以上の治療効果を叩き出すということもよくあるので、

自分の「直観力」というものを信じて治療に臨むことで、違った世界が見えてきますので、

是非チャレンジしてみてください!

 

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。

それではまた!

ALLアプローチ協会 テクニカルトレーナー 渡会 賢太

 

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