ALLアプローチ協会

ストレス反応を知ることで内臓・腰痛にアプローチ 腰痛 内臓 ストレス

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

 

今回は、

身体のストレス反応を知ることで

内臓・腰痛にアプローチする方法

についてお伝えさせて頂きます。

 

 

ストレスが腰痛に関与しているケースは

みなさんの臨床上よく経験されるのではないでしょうか?

 

活気なない、慢性的に疲れている、うつっぽい、胃腸が弱いなど

私はぐったり系の腰痛として認識しています。

 

こういった方の腰痛で特徴的なのが

痛みの再現性が低く、その場で痛みの検査をしても

痛みが出せないことが多いです。

 

病院では軽く扱われてしまう腰痛のため

整形に受診されると痛み止めを多量に出されて

我慢する羽目になる腰痛です。

 

痛み止めを飲んでも、この時間帯になると痛むと訴えたり

日によって調子が極端に違うなど

 

本人にもどう訴えたらよいか分からないような

腰痛で悩まされているケースは多くあります。

 

この症状は中高年から高齢者まで

多くの年代で問題になるケースです。

 

問診をしていてストレスが原因の一つではないか

そう思ってもストレスがどう腰痛に関わっているか

わかりもしないのに対応しようがないですね

 

 

もちろん表層に出ている問題は

最終的には筋・骨格系、関節に問題を起こしていますが、

 

その背景に内臓機能・血管があり、

 

その背景に自律神経・内分泌の問題

 

その背景に栄養の不足と栄養の吸収障害と栄養の浪費

といった問題を抱えています。

 

実際人の体がストレスを感じるとどういった反応を

示すのか説明します。

 

ストレスを感じるのは

大脳辺縁系や大脳新皮質系がストレスを察知すると

視床下部から二つの経路で指令が出ます、

 

一つは神経伝達物質を介して交感神経系に指令を出し、

副腎髄質からアドレナリン・ノルアドレナリンを分泌する

経路になります。

この経路の反応は早く、

心機能を高め筋骨格系への血流を高めると同時に

消化器系への血流を低下させます。

 

二つ目の経路は

視床下部から副腎皮質ホルモン放出ホルモンが分泌され

下垂体から副腎皮質刺激ホルモンが分泌

そして副腎皮質からコルチゾールが分泌されることで

血糖値の上昇、血液粘性の増大、免疫の低下が起きます。

 

そして、慢性的なストレス状態が続くと

副腎は肥大し、

胸腺は、リンパ節の萎縮

胃の粘膜の炎症(ひどいと胃潰瘍)といった

 

ストレス性の退行変化を起こしていきます。

 

特にストレスが起きると問題となるのが

消化器系への影響です。

 

胃の消化能力が低下するということの

恐ろしさをあまり認識できていないと

患者の訴える様々な症状の本質を見失います。

 

胃の機能でとても重要なのが

たんぱく質の消化です。

 

たんぱく質が消化できないと当然

吸収もできなくなります。

 

たんぱく質は酵素の材料になるため

不足すると消化酵素や代謝酵素の合成能力が

低下してしまいます。

たんぱく質は体内から様々な方法で合成されるため

摂取量が多少減ったところで

スポーツ選手レベルでなければすぐに体調に

直結することはありませんが、

それが慢性化すると

筋力低下やエネルギー合成能力の低下、解毒能力の低下

につながるので、慢性的な疲労や

メンタルが不安定になってしまいます。

 

高齢になってくると睡眠の不調と

腰痛がリンクしてくることもありますが、

 

たんぱく質摂取不足は、セロトニン(幸せホルモン)

メラトニン(睡眠ホルモン)の合成にも影響してくるので、

 

夜間の不安の増大に伴って痛みを訴えるケースも少なくありません。

 

また、副腎からの血糖上昇に加えストレス性に過食に陥っても

血糖調整障害が助長していきます。

 

急な血糖の上昇後の低血糖から腰痛が一時的に

増悪するケースもあるので注意が必要です。

 

これらのケースに関して

アプローチするポイントとしては

 

まず、自身の固定観念を外しましょう。

リラクゼーションなんて「悪」

治療してなんぼでしょ?

みたいな対応をしていると余計に相手のストレスを

増長します。

 

先に説明させて頂いた

ストレス反応を考えてみてください。

 

ストレスで内臓機能に影響が出ます。

セラピストがまず癒しにならないでどうやって

相手のストレスを減らすのでしょうか?

 

かける言葉、聞く姿勢、触る手の優しさ、

それだけで副腎や下垂体にアプローチもできますし

腸の蠕動運動だって促せます。

 

まずはそこからです。

相手のストレスの基はとても根深いものがあります。

すぐに解決なんてできないことがほとんどです。

 

まずは、セラピストと話す、人と触れ合うこと、

誰かが癒しになることで最初の一歩になります。

テクニックだけが内臓治療でしょうか?

栄養を摂取するだけが栄養アプローチでしょうか?

 

セラピストの関わり方で消化能力が向上すれば、

吸収も増加し、セラピストに治療を受けることで

安心と癒しを得られればストレスによって過剰に消費される

ビタミンの浪費も抑えられることができます。

 

私は自分のところに来てくれるだけで症状が楽になると

言っていただけることが増えてきてその大切さを

実感することが多いです。

 

最終的にはストレスをケアしながら

心身の健康を取り戻すように関わらせて頂くことが

重要となります。

 

内臓に直接介入することで痛みや腰痛を改善できる

内臓も多くありますが、その場だけの改善で

戻りに悩まされるのであれば、

今一度患者を一人の人間として

大切に関わってみていただければと思います。

 

 

 

本日は以上です。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

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よろしくお願いいたします。

 

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ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道

 

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