ALLアプローチ協会

セラピストが消化と吸収を理解すると? 慢性腰痛 五十肩 変形性膝関節症

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

今回は

消化と吸収がセラピスト・整体師の仕事に

どう関係してくるかお伝えさせていただきます。

 

セラピストや整体師の多くの対象のなるものが

 

痛み・痺れ・可動域の低下・美容関係になると思います。

 

最近は根本治療や体質改善などとうたっている整体院も

多くみられますね。

 

おそらくすべての問題点の背景に必ず

消化と吸収の問題が関わってきます。

 

他にも細胞レベルのエネルギー代謝の問題や

細胞内のデトックス回路の問題

異化・同化の問題がついてまわるものです。

 

しかし、多くの方が消化・吸収について

細かく説明して患者やクライアントに

具体的な指導ができないことが多いようです。

 

消化と吸収が上手く行かないことで何が起きるか?

整理しましょう。

①消化不良による腸粘膜の炎症

②腸粘膜の炎症による栄養吸収能力の低下

③腸粘膜の炎症から来る血液の質低下

④腸内環境の悪化による腸内微生物の変化

⑤消化不良・血液の質低下による内臓疲労

⑥腸内環境の悪化による精神面への影響

⑦精神面の影響によるさらなる消化能力の低下

⑧内臓疲労や血流障害からくる運動機能低下

⑨運動機能・循環低下から来る痛み

⑩インナーの状態悪化による回復の遅延、慢性化

 

といった感じでどんどん悪循環に陥っていきます。

 

最近はyoutubeで消化や吸収,ストレスの話題も

お伝えさせて頂いておりますが、

 

栄養を学ぶにあたってとても重要なことは

栄養を吸収する側の体のことを理解して、

なぜ体の自然治癒力、イネイトインテリジェンスが

低下しているかを理解できるかどうかが

一番大切なことだと思っております。

 

どなたかのFacebookで的を得た画像がありました。

どなたかわかりませんがお言葉を拝借いたします。

「栄養学=生理学」

私も非常に同意いたします。

 

昔私の同級生がしみじみ言っていましたが

解剖・生理・運動学  

やっぱ突き詰めるとここだよね

 

私は最近ここに

解剖・生理・運動学+メンタル(心理学)

だなーと思っています。

 

話がそれましたので元に戻します。

 

生理学に関して、私の経験は、

5年程前に徹底的に脳卒中のリハビリを勉強させて

頂いている時に、神経生理学の勉強をして

その知識的背景が、自分の臨床推論に与える

影響の大きさを知りました。

 

私の好きなサッカー漫画「アオアシ」

という漫画でとても特徴的なのが

サッカーを言語化して説明できているか?

それができないから仲間に具体的な指示ができない

ユースの選手に自分のプレーや判断を

徹底的に言語化して説明する能力を

求めているのがよく分かる漫画です。

 

私もこの漫画を読んでサッカーに取り組んでいたかった。

 

何が言いたいかと言いますと、

相手の体に起こっていることをどれだけ言語化して

施術やリハビリ、整体をできているか?

 

解剖学的に、運動学的に

生理学(消化・栄養・ホルモン・ストレス・神経・細胞)

レベルで言語化して理解する。

 

そのレベルが上がればより自分で考えだせる

方法論も幅が広がっていきます。

 

話を消化に戻します。

 

消化を知るためには消化酵素の特徴を知る必要があります。

 

そもそも酵素には

①基質特異性

②最適温度

③最適pH

といった特徴があります。

 

①基質特異性とは

酵素は一つの役割しか果たせない

つまりたんぱく質を分解する酵素はたんぱく質しか

分解することができず、

脂質を分解することはできないということです。

 

②最適温度とは

酵素が最も働く温度を最適温度といいます

温度が上がりすぎると変性して活性を失います。

人が持つ酵素の最適温度は30℃から40℃であるものが

多いです。

 

つまりこの温度の中で生きられるのです。

体温30℃以下や40℃以上で死んでしまうのは

酵素が変性してしまうからです。

 

③最適pH

酵素は最適なpHの中で機能を発揮しますが、

これは消化に大きく関わります。

当然胃の中は強酸のため酸性で働く酵素が

タンパク質を分解し、

十二指腸では膵液が胃酸を中和して中性に近い

pHで働く酵素が脂質の分解を助けます。

最終的に小腸ではアルカリ性の状態で働く

酵素が最終的なたんぱく質の分解や吸収を

行ってくれます。

 

 

消化と吸収を悪くする要因では、

この最適pHが上手くいかないことが多くあります。

 

ストレスや脱水、胃薬の影響などで

胃酸の出が悪くなっていると最初の段階で

酸性度が下がり、その後の消化に影響を与えます。

 

そして十二指腸・小腸・大腸にかけて

消化や腸内微生物への影響も出てきて

 

先ほどの①~⑩で説明したような悪循環に

つながります。

 

こうした消化吸収機能の低下にどのように対処するか、

栄養プロフェッショナルセミナー等でお伝えさせて

いただきますので楽しみにしてください。

 

本日は以上です。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

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ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道

 

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