ALLアプローチ協会

【頚椎症】デスクワーカーへの疼痛改善に有効な筋アプローチ

皆さんこんにちは!

ALLアプローチ協会 テクニカルアドバイザー 渡会賢太です。

本日も当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。

今日も、

勉強熱心な理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療テクニックや介入のヒントをお伝えします。

 

今回は、

【頚椎症】デスクワーカーへの疼痛改善に有効な筋アプローチ

というテーマでお話していきます。

 

頚椎症性神経根症や頚椎すべり症など、

頸部周囲の痛み、可動域制限を引き起こしている方を私は外来で診させていただく機会が多くあります。

頚椎症の患者様の中には、

「デスクワーク」

をご職業でされている方が多く、たくさんの症例を診させていただきました。

何人も診させていただく中で、

「デスクワーク」をされている方の疼痛・可動域制限の原因となりやすい筋肉が分かってきましたので、

その傾向と対策について皆さんとシェアさせていただきます。

 

<着目すべき2つの特徴>

デスクワークをされている方には共通して、

大きく2つの特徴があります。

1つは、

「手を動かす頻度が高い。」

というところです。

そのため、

・前腕の屈筋群や伸筋群

・手内在筋

などへ慢性的に負担がかかり、筋硬結を作りやすいです。

そのため、

前腕~手指にかけての筋・筋膜が原因となっているケースが多々あります。

特に、

・手のアーチ

・橈尺骨関節の硬さ、アライメント

は必ず評価すべきです。

手のアーチは、手掌腱膜を頂点に母指球・小指球に向かって子を描いているかどうかでチェックしてください。

扁平している部分があれば調整が必要です。

橈尺関節に関しては、近位と遠位があるので両方チェックしてください。

上下・前後に崩れているケースや関節が開大しているケースが多いのでチェックしてみてください。

 

2つ目は、

「ずっと座位姿勢を強いられる」

という特徴があります。

これにより、

骨盤が後傾位となりやすく、

仙骨もしくは寛骨が後傾位に崩れているケースがあり、

これが脊柱や肩甲骨のアライメントに影響を及ぼし、頸部の疼痛・可動域制限の原因になっているケースがあるので診ておく必要があります。

 

以上の着目すべきポイントを踏まえて、

実際にどんな筋肉が原因となりやすいのか?

について解説していきます。

 

<デスクワーク 結果の出せる筋は?>

・腕橈骨筋

ここは絶対に診てほしい筋肉の一つです。

起始は、

外側筋間中隔。

停止は、

橈骨茎状突起。

に付着する筋です。

特に筋腹に硬結が出来やすく、

橈側手根伸筋や前腕骨間膜との交点で硬結が出来やすいです。

触診は、

外側上顆から2~3横指下方が筋腹で、

筋腹の内側が前腕骨間膜、外側が橈側手根伸筋との交点にあたる部分になります。

デスクワークのように手を頻繁に普段使う方は、ほとんどの場合硬結があるので、

是非チェックしてみてください。

 

・内側上顆(前腕屈筋群)

腕橈骨筋の次にチェックしていただきたい部位になります。

腕橈骨筋は外側アームラインの硬さに影響し、

内側上顆は内側アームラインの硬さに影響を及ぼします。

そのため、

小指側の手のアーチ、尺骨のアライメント不良が特徴としてみられます。

ここも硬結がある方がデスクワークの場合多いのでチェックしてみてください。

 

・拇指内転筋、小球外転筋

拇指内転筋は、

斜頭:屈筋支帯、第2~3中手骨底掌側」

横頭:第3中手骨掌側

から起始し、

拇指の基底骨底内側に停止する筋です。

上記で挙げた

腕橈骨筋とのつながりが深いため、

お互いに硬結を作りあっているケースが多いです。

小指外転筋は、

豆状骨、豆鈎靭帯

から起始し、

小指の基底骨底内側に停止する筋です。

この筋は、

内側上顆から起始する前腕の屈筋群と深いつながりがあります。

 

この2つの筋に硬結があることで、

「手のアーチの崩れ」

の原因になっていることがぁるので、

デスクワークの方の場合はチェックすべき筋になります。

 

・大殿筋上部繊維、中殿筋後部繊維

大殿筋は上部繊維と下部繊維。

中殿筋は前夫繊維と後部繊維。

に分かれ、作用に違いがあります。

大殿筋上部繊維と中殿筋後部繊維が短縮していると、

「寛骨を後傾位」

にさせる作用があります。

デスクワークの方は長時間の剤を強いられるため、

骨盤が後傾方向に崩れていきやすいです。

骨盤が後傾すると、

胸腰椎後弯(円背位)が強まりやすいです。

その結果、

バランスを取ろうと、頭部or頸部を前方に偏移させる。

つまり、

「ストレートネック」

となり、

頚椎の変形やすべり症などを引き起こしたり、

頸部周囲の痛み、可動域制限の原因となることがあります。

なので、

土台となる骨盤に着目し、

この2つの筋へのアプローチはとても重要になってきますので、

チェックしてみてください。

 

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。

それではまた!

ALLアプローチ協会 テクニカルアドバイザー 渡会賢太

 

追伸

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