おはようございます。
all アプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。
今日は代謝酵素VS消化酵素含め、酵素栄養学についてお話したいと思います。
そもそも酵素栄養学とは
1985年 エドワードハウエル博士により酵素栄養学が提唱された。(私の生まれた年です)
・寿命は酵素の内在量に左右される。
・酵素は、唯一生命力のある栄養素で、摂氏48℃以上で死滅する。
・酵素は、代謝行程における変換作用を担う。(触媒作用)
・一日の酵素消費量は決まっている。
【酵素の種類】
酵素は大きく分けると体内酵素と体外酵素に分けられる。
※体内酵素
体内酵素は潜在酵素と言われ、潜在酵素はその日の体調や食事によって代謝酵素と消化酵素に分けて使用される。
潜在酵素の量と一日に使われる量は決まっていて、80%は代謝酵素として利用され、20%は消化酵素として利用される。
代謝酵素=生命活動
消化酵素=消化活動
※体外酵素
体外酵素は食物酵素といって、食物に元々含まれている酵素のことを言う。
【酵素のバランス】
酵素は一日の量が決まっているため消化に多く使われてしまうと代謝酵素の割合が減少してしまう。
単純に暴飲暴食を繰り返すことで消化に負担をかけることは代謝酵素に回すはずの潜在酵素を無駄遣いしている状態。
逆に、
食物酵素が豊富な食事を取ることで、消化の負担を減らすことができれば代謝がアップして体の浄化作用がより働きやすくなる。
代謝酵素が十分に体に作用できる状態を作ることで
①酸化ストレスを軽減できる
→体の中で発生する活性酸素は酵素の働きによって無害な水となる
②肝臓による解毒作用が働く
→体内に侵入した化学物質や毒素は肝臓で解毒・分解される。
③細胞内の老廃物質を分解する
→細胞内に侵入した異物や細胞内の代謝物などをリソソームが消化してくれる。
【酵素ドリンクってなんなんだ?】
私が栄養を勉強する前の勘違い、私と同じ勘違いをしている人もいるのでは?
間違い→酵素ドリンクを体外酵素として摂取すると潜在酵素を増やすことができる
酵素ドリンクを飲むと代謝酵素・消化酵素が増えるから痩せるのでは?
正解:酵素ドリンクとは、果物などを発酵熟成させることで食物自体の酵素で食物を消化したような状態にしている。
食物の酵素で分解が済んでいるので消化酵素を無駄使いせずにビタミン・ミネラルの栄養を摂取することができる。
つまり、食物酵素で潜在酵素は増やせないが、潜在酵素を節約することはできるとういことです。
【酵素の節約方法】
代謝酵素にまわす酵素が多ければ体内の解毒・排毒作用も高まり
細胞内のゴミの掃除もできて
新陳代謝も促進されます。
酵素の豊富な食べ物を食べることや、発酵食品を食べることは消化酵素の節約につながります。
48℃で酵素は死滅してしまうので
生魚や生野菜を良く噛んで食べることでよりビタミンも摂取でき、
食物酵素の働きで消化酵素を節約することができます。
【体内で酵素を働かせやすくするには】
ほとんどの酵素は、加水分解という反応をつかって役割を果たします。
この加水分解を起こす条件は熱と水と酵素をそろえることです。
酵素は温度によって働きが変化します。
それぞれの酵素のによって酸性・アルカリ性などの条件もありますが、
体温を36.5~37.0°
十分な水分摂取(体重20kgに対して水一日1ℓ)
代謝酵素の節約
によって代謝が促通されます。
さらに酵素には補酵素というものがあり、ビタミン・ミネラルによってさらに働きが良くなります。
おススメはマグネシウム
ほとんどの酵素の補酵素となっていると言われているので重要です。
そして、
ビタミン・ミネラルを同時に効率よく吸収するにはやはり酵素ドリンクがおすすめです。
みなさんも是非自分の体質を良くしたいと考えるのであれば酵素の働きに着目してみるのはいかがでしょうか?
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日も一日良い時間をお過ごしください。
all アプローチ協会 鈴木 正道
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