セルフメンテナンス

片頭痛と戦う ミトコンドリアを強化しよう!

おはようございます。

All アプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も当協会のメルマガをご覧いただきありがとうございます。

今日も、

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師などセラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療テクニックや介入のヒントをお伝えします。

 

今回は、

頭痛と本気で戦うシリーズ【インナーアプローチ編2】

前回の続きをお伝えしたいと思います。

前回の要点をまとめると、

緊張性頭痛・片頭痛と2種類の頭痛に対して

緊張性頭痛は筋骨格系の問題が影響しやすいが、

片頭痛は体質的な要素が問題となりやすい

という話をさせていただきました。

 

片頭痛の中でも私の頭痛が改善できた3つの要因として

ポイント1脳内セロトニンを増やす

ポイント2ミトコンドリア活性を高める

ポイント3酸化・糖化・炎症ストレス体質を改善する

 

をあげて、セロトニンについてお伝えさせていただきました。

 

要約:

脳内セロトニンは自律神経を介して全身の血流をコントロールするのに対して、

血管局所は血小板内のセロトニンが血管の伸縮をコントロールしています。

脳内のセロトニンが不足していると、血流のコントロールが不調をきたし、

局所血流が増大することで血管の拡張・三叉神経刺激となり、

頭痛をきたしている流れを説明させていただきました

 

今回は、

ポイント2ミトコンドリア活性を高める

ポイント3酸化・糖化・炎症ストレス体質を改善する

についてお伝えさせていただきます。

 

【ミトコンドリア活性を高める】

ミトコンドリアの活性が低いと起こる問題点として

片頭痛の人はミトコンドリア活性が低い人が多く、

健康な人ならほとんど問題とならないような

血流の変化や増加によって

活性酸素が過剰に発生してしまいます。

 

活性酸素は本来ウイルスなどを撃退するための

防御機構として働きますが、

過剰に生産されると脳血管や脳細胞を酸化させ、

片頭痛の発作や痛みを引き起こす

生理活性物質を発生させる原因となります。

 

このように活性酸素が人体に有害な影響をもたらすことを

「酸化ストレス」といい、

ミトコンドリア活性が低いと

酸化ストレスが増大しやすくなります。

 

ミトコンドリアを活性させるためのポイント

  • ミトコンドリアを弱らせない方法

ミトコンドリアを弱らせる原因として

抗生物質、頭痛薬などでおなじみアスピリンや

細胞内カルシウム濃度の異常があります。

 

抗生物質はミトコンドリアが元々細菌的な性質を有していることから、

他の細菌類と同じように抗生物質により殺傷される可能性が高いです。

同時に腸内細菌にも影響を与え、

ビタミンBの生産が減少し、

トリプトファンの吸収を低下させ

脳内セロトニンも減少させるリスクがあります。

 

アスピリンはミトコンドリアが代謝物を取り入れる

小さな穴(PTP)を破壊してしまいます。

その結果、ミトコンドリアはエネルギー代謝ができなくなり、

最終的に死滅してしまいます。

アスピリンを服薬すると一時的な鎮痛作用は得ることができますが、

片頭痛をより起こしやすい体質へと変えてしまうリスクもあること

理解しておく必要があります。

 

細胞内のカルシウムイオン濃度の異常では、

ミトコンドリアは細胞内のカルシウムイオン濃度を調整しており、

カルシウム濃度が異常に高くなりすぎると

ミトコンドリアの調節機能は破壊され死滅してしまいます。

 

  • ミトコンドリアを元気にする方法

ミトコンドリアを独自の細菌と考えると、

増やす方法も案外簡単に見つけ出すことができます。

栄養が供給され、育成に必要な環境が整い、不安がない状態

こういった状態は危険がない状態となるため

現状維持でよい環境となってしまいます。

 

しかし、栄養が断たれ、体温が下がり、エネルギー需要が高まると

生き延びるために数を増やそうとするスイッチが入ります。

 

簡単にお伝えすると、

標準体重でいることで、適度な空腹感と

適度な有酸素運動でミトコンドリアは増加します。

短時間の寒冷刺激もミトコンドリアを増やしてくれますが、

体調によっては避けた方がいい場合もあるので注意が必要です。

 

上記のポイントを抑え、ミトコンドリアの活性を高めることで

酸化ストレスの増大による片頭痛の発症を予防していきましょう。

 

 

【酸化・糖化・炎症ストレス】

酸化ストレスが片頭痛を引き起こすことは、

すでに説明しましたが、

酸化を引き起こす原因に糖化・炎症があります。

糖化とは、体の中で余った糖質が、たんぱく質と結合し、

「最終糖化産物」を発生させることです。

たんぱく質と結合するということは、ホルモンの受容体や

酵素の活性を低下させてしまうことにつながります。

 

酸化と糖化は別々に起こる現症ではなく、

そもそもの出発点は恐らく「酸化」

生物が酸化ストレスにさらされると、

体内の糖に変性を生じ、最終糖化産物として体内に蓄積されます。

 

酸化・糖化は同時に起こり、酸化と糖化の結果、炎症を起こすため

細胞の機能を低下させ結果的に

頭痛を発生しやすい体質に陥ってしまいます。

 

 

【まとめ】

ミトコンドリア活性も、酸化・糖化・炎症も

結果的に細胞の劣化を招き、

ホルモンバランスや伝達物質の働きを低下させる原因になります。

 

人の体には適度なストレスがなければミトコンドリアの活性が低下し、

強すぎるストレスは酸化・糖化・炎症につながってしまいます。

 

どこまで食事や、仕事、交友関係などのストレスをコントロールできるかが

片頭痛改善の鍵になると思います。

 

とにかく一番改善しやすいのは食事ですね。

そしてやればいいのにできないのも食事です。

しかし、仕事や人間関係など改善が難しい課題よりは食事の方が

すぐにとりかかれますので是非参考にしていただけると幸いです。

 

酸化・糖化に関しては過去のメルマガでもご紹介していますので

参考にしていただけたらと思います。

 

本日も最後までメルマガをご覧いただきありがとうございました。

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

鈴木 正道

 

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