ALLアプローチ協会

内臓治療追加情報 胃のアプローチの臨床思考

おはようございます
Allアプローチ協会 鈴木 正道です
本日も当協会のメルマガをご覧頂き
ありがとうございます。

今日も皆さんの臨床に役立つ情報を
お伝えさせていただきます。

今日のテーマは
内臓アプローチをする時に
何を考えているのかを
私の思考になりますが
お伝えさせて頂きます。

動画でご覧いただく方はこちらから↓

おそらく
内臓アプローチをしている時に
何を考えているか
一人ひとり考えを述べていっても
それぞれがそれぞれの視点を持っていると
思っています。

今日は胃を中心に説明してみます。

まず胃の状態を疑う時ですが、
動きで言ったら左の肩関節や頚部
左の広背筋や腹斜筋・前鋸筋
左の中位から下位肋骨の動きが
制限されている時、
体の前面の緊張や制限がある時に
胃の動きやストレス状態、
手術の既往などを
確認するようにしています。

次に胃なのか、肝臓の左葉なのか
脾臓なのか、下降結腸、左の腎臓や
副腎の影響ではないのか
患者の話を聴きながら推測していきます。

便秘はあるのか?
→左の下降結腸からの影響
→大腸経から上肢外側ラインの緊張
→肩外側の痛み、首コリ
→左結腸曲の緊張具合、
横行結腸・下降結腸の緊張具合はどうか?

脾臓の問題はあるか?
→経絡における陰陽の関係性(胃:陽 脾:陰)
→胃と脾臓の位置関係による影響
→甘いものを欲する傾向はないか?
→免疫・造血にトラブルはないか?
→脾臓のリリースによって胃の循環が改善するか?
(脾動脈は胃動脈につなが血液の流れがある)

肝臓全体の動きや状態はどうか?
→肝臓と横隔膜、胸郭の動きは良好か?
→肝臓の制限をとっていった時に
左の胸郭の動きはどうか?
肝経・胆経の井穴を触って胃の状態に
変化は出るのか?

腎臓の影響はあるか?
→左の大腰筋や方形筋の緊張具合
→腎臓付近の筋緊張具合
→ディープフロントラインや
バックラインの緊張具合の確認

副腎の影響はあるか
→左右下腿中央の緊張具合
→軽めのうつ症状がないか?
→慢性疲労や不眠などないか?
→粘膜系に炎症がないか?
(副鼻腔炎、歯肉炎、上咽頭炎、虫歯
腸炎、胃炎、逆流性食道炎、等)

胃の状態を確認する時の確認
・胃周囲の緊張具合の触診
・胸椎の伸展具合
・経絡の流れの中で
左の脛骨筋、大腿前面
腹直筋の緊張、左前胸部の緊張
左の顎関節の状態
口内炎や唇の荒れ具合を確認
・血液データから低たんぱくがないか
・胃酸抑制剤を飲んでいないか
(胃が荒れたり、胃痛ですぐに出されます)
・鎮痛剤の長期服用がないか
(結構胃が荒れます)
・低たんぱくがないか?
→血液データがあれば確認
爪の状態や皮膚の状態のチェック
(爪がもろくなったり線が入ったりします)
・聴いてよければ便の臭いや色
便の量や大きさ
(胃酸が少ないとペプシノーゲンが
ペプシンに変換できずたんぱく質が
消化しにくくなります。未消化の
たんぱく質は腸で吸収されにくく
異常発酵して便の臭い悪くなります。)
・足の色、足部の変形
下腿の皮膚の荒れ具合
浮腫み具合、手の変形、指のこわばり
(胃酸分泌がうまく行っていない状態
・エネルギー不足が考えられる
・エネルギーを生産するための補酵素
ビタミン・ミネラル不足が示唆される
・腸内細菌の作るビタミンB群の不足が示唆される
・消化不良による未消化タンパクや脂質が
血液中に漏れ出し、血流を低下させている。
結果、末梢の毛細血管が退行変性している
末梢の栄養不足による変形が目立つケースが
よくみられる。)
・ストレスを分析していく
精神的ストレスは胃粘膜に炎症を引き起こします
ストレスが対人関係なのか
化学物質(薬や添加物)によるストレスなのか
環境によるストレスなのか
→胃は自律神経によって調節され
交感神経にて働きが抑制
副交感神経にて働きが促進されます
ストレスという生命の危機に対して
闘争・逃走スイッチが入ってしまうと
常に胃の働きが抑制されていると
とにかく体を作るための材料
たんぱく質の消化吸収がうまくいかなくなります。
それに伴って起きる問題は
それだけで一つのテーマとして
お伝えできる内容になるので
ここでは割愛させていただきます。

そしてようやく構造に入っていけるのですが
胃は横隔膜を食道が貫いて下にある内臓なので
横隔膜との関連も強いので
呼吸機能と胃の動きという視点で見てみます。
そして今度は肝臓と胃をつなぐ小網という膜が
あるので肝臓の動きと胃の関連性を評価していきます。
次に胃から大網というエプロンのような膜が
腹部前面にひろがっているので
大網から胃にかけての影響も考慮してきます。
胃は他にも横行結腸や脾臓ともつながりますし、
膵臓とも後腹壁を隔てて隣接し、
動脈では膵臓・脾臓・胃・大網が血流を
分け合っています。
これらの膜や血管のつながりから
他の臓器との位置関係、筋とのつながり
筋膜系との関連を考慮して
胃が原因かどうか、どうして胃から制限が
かかっているのか
インナーから胃に影響しているのか
メンタルから胃に影響しているのか
アウターから胃に影響しているのか
様々な視点から一つの問題点を考察していきます。

最近は内臓と筋膜のつながりをもっと
深めていきたいですが、また追って情報を
お伝えできるようにしていきます。

私は胃のアプローチ方法だけ学んで
そのあと自分で構造をとことん学んで
栄養学を学びながら生理学を学んで
メンタルトレーニングを学びながら
自律神経を学んでようやく思考が
広がってきました。

それでもまだわからない構造もありますし、
解決できないこともあります。

セミナーで皆さんと一緒に学べることも
たくさんありますので是非話しかけて
くださいね。

本日も最後までご覧頂きありがとう
ございました。
皆さんの思考の参考になれば
幸いです。

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