内臓治療

【内臓治療セミナー事前学習】 心臓アプローチに必要なイメージをより明確する

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

今回は

【内臓治療セミナー事前学習】

心臓のイメージをより明確する

についてお伝えさせていただきます。

 

 

いつも内臓セミナーでは

内臓治療をするためには

内臓の機能や構造、

膜のつながり、内臓間のつながり、

血管系のつながりなど

 

学校の解剖学で学ぶような

内臓個別の知識よりも

内臓・筋・血管・神経など

その内臓に影響を与える

構造やシステムを学ぶことが

重要となります。

 

最終的には構造的に

つながりからアプローチすることや

イメージを使ってアプローチすることに

つなげていただくためにも

より明確なイメージをもっていただくことが

方法よりも大切になってきます。

 

内臓セミナーに来る時点で、

より明確なイメージをもって

参加していただけると

より習得できる内容が深くなるので

是非参考にしてください。

 

 

【筋膜・靭帯と心臓のつながり】

図1:ディープフロントラインと心臓

【引用:アナトミートレイン 第2版】

アナトミートレインに乗っている

ディープフロントラインの図になります。

この筋膜ラインは心臓と筋膜のつながりが

詳細に説明されています。

 

その中でも大腰筋・横隔膜・心臓から

頚部筋への連結は

腰痛や頚部の痛み、痺れに関与する

重要な構造になるので

理解しておくと治療の応用が利きます。

 

よく腰痛では頚部の筋膜で結果が出ることが

多いと言われますが、こういったつながりが

関与しています。

 

心臓にアプローチできると身体の

中心構造にアプローチできるようになるので

心臓へのアプローチも重要になります。

 

図2 筋膜・靭帯と心臓

 

心臓周囲の筋膜のつながりになります。

椎前筋膜や咽頭筋膜や気管前筋膜から

心臓への癒着や靭帯性のつながりがあります。

なかなかこういった図がなくて実際

どんな組織があるのか私も調べるのに

苦労しました。

 

実際解剖の本を何冊か読んでも

なかなかわかりにくい構造は

多くあります。

 

横断面で椎前筋膜が分かりやすい図は

中国サイトで発見しました。

色をつけて説明してくれると助かりますね。

わりと中国語で書いてある図でも読めるので

参考にしやすいです。

 

図3 心臓周囲の靭帯

【引用:オステオパシーの内臓マニュピレーション】

心膜と靭帯のつながりです。

私が心臓のことを調べ始めた時に

調べるテーマは

胸腔の中で心臓はどうやって

位置を保っているんだ?

というテーマで調べ始めたら

この図に行きつきました。

 

こんな靭帯あったんですね。

マニアックな靭帯です。

 

しかしこの構造を理解する過程で

あまりイメージがついていなかった

心臓・横隔膜・肝臓の位置関係が

明確になりました。

 

上の図のように横隔膜、心臓は

離れていません。

 

横隔膜と癒着するようにくっついています。

よければこちらの動画もご覧ください。

 

内臓全体が呼吸とともに

動く動画になっています。

 

肝臓・横隔膜・心臓が一体となって

動き、心臓もある程度横隔膜の動きに

くっついて伸長されている様子がわかります。

 

横隔膜と心膜・胸膜のイメージが

伝わりやすいのが下の図4です。

 

図4 心膜・胸膜・横隔膜

【引用:プロメテウス解剖学アトラス 頚部・胸部・腹部・骨盤部】

 

横隔膜と心臓、肺と胸膜の関係性が

とてもよくわかる図になっていますね。

 

心臓は横隔膜・肺の動きで

受動的に伸長されるため、

心筋の拍動による動き以外にも

胸腔内圧の変動や肺・横隔膜の動きでも

心臓の血流は影響を受けています。

 

この動きが減少するような状況になると

心臓はどうなるでしょうか?

 

全身に血液を送り出すことが困難となり

心肥大を起こし、次第に機能を低下させて

いってしまいます。

 

心臓自体に負担をかけないためにも

内臓全体の可動力を保持することは

重要となります。

 

図5縦隔構造と心臓

【引用:プロメテウス解剖学アトラス 頚部・胸部・腹部・骨盤部】

 

胸郭を縦に割った構造を理解しておくと

アプローチのヒントが多く含まれています。

胸骨から脊柱までのつながりを理解しておくと、

背部から、前面からのアプローチも

応用が利くようになります。

 

個人的には胸骨や肋骨からのアプローチが

おススメです。

胸骨にアプローチすることで

ボウストリング構造の機能が改善すると

胸椎の可動性も改善し、心臓の可動力が

改善することを感じられます。

 

最後に心臓・横隔膜・胃の位置関係です。

 

図6心臓と胃の位置関係

 

心臓と胃の位置関係を見ると

胃の位置は結構背側方向に位置する

ことがわかります。

 

心臓の後面に食道があり、

食道裂孔が深部にある位置関係は

内臓同士の位置関係として

イメージしておくと

内臓全体の位置関係をイメージする上で

重要となります。

 

案外内臓の形はイメージできても

平面でしかイメージできないことも

多いのでこういった図でより明確に

イメージできるようにしていただければ

幸いです。

 

本日は以上です。

 

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

もしよければFacebookで「いいね」「シェア」を

よろしくお願いいたします。

 

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ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道

 

本日の記事は以上となります。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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