内臓治療

【内臓治療セミナー事前学習】 肝臓アプローチのイメージをより明確にする 前半

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

今回は

【内臓治療セミナー事前学習】

肝臓アプローチのイメージをより明確にする

についてお伝えさせていただきます。

 

 

内臓セミナーでは

多く取り扱われる内臓です。

 

肝臓は最大の臓器で、

排泄・解毒・代謝など様々な機能を

有しています。

 

肝臓の位置関係から

多くの臓器に影響をもたすため、

大腸と並んで多くの臓器に影響をもたらす

臓器としてアプローチの対象となる頻度が

とても多いので是非そのイメージを

より明確にしてください。

 

内臓セミナーを開催して

最初に肝臓のイメージや位置関係を

説明させていただくと

思った以上に内臓を立体的に

イメージすることが難しいことだと

感じます。

 

私自身も内臓アプローチを始めた時は

内臓のイメージができていない状態で

方法だけ学んだので、

まったく応用ができませんでした。

 

自分で応用するためにイメージを

できるだけ具体的にするために

様々な図を見て覚えていきました。

 

そんな自分の足跡をみなさんと

シェアしていきたいと思います。

 

セミナーにいらっしゃってくださる方は

是非目を通しておいて頂きたい内容を

説明していきます。

 

肝臓にアプローチをするためには

こんな疑問が必要です。

 

「肝臓ってどうやって体の中に

ぶらさがっているんだ?」

 

という疑問から入ると

検索スイッチが入って

調べやすくなります。

 

図1 肝臓の膜に関する模式図

 

引用文献:オステオパシーの内臓マニュピレーション

 

肝臓に関する膜を説明すると

・肝冠状間膜

・左右の三角膜

・肝鎌状間膜

・小網

・腎、結腸曲を結ぶ膜

 

こういった膜の立体的イメージが

明確になってくることで

アプローチの応用もできるように

なってきます。

 

まず、肝冠状間膜と三角膜について

説明します。

図2 無漿膜野と肝冠状間膜・三角膜

引用文献:

プロメテウス解剖学アトラス 頚部・胸部・腹部・骨盤部

 

図3 無漿膜野 横隔膜

引用文献:

プロメテウス解剖学アトラス 頚部・胸部・腹部・骨盤部

 

図4無漿膜野 肝臓

引用文献:

プロメテウス解剖学アトラス 頚部・胸部・腹部・骨盤部

 

図2・4は肝臓を頭側からみた図になります。

図3で横隔膜にある肝臓の部分に

図4の肝臓がはまる感じです。

 

図1で模式図的に描かれた肝臓の膜は

あくまで簡易的に描かれた図になります。

実際に三角膜・肝冠状間膜を

図2で見てみると

 

図1では前額面でイメージされやすい

これらの膜も、

水平面で見るとよりイメージができます。

 

私も最初は図1のイメージで

アプローチをしていたので、

図2の三角膜・冠状間膜をみて

だいぶアプローチのイメージが変わりました。

 

今では、冠状間膜の左右のとんがったとこが、

三角膜ぐらいの理解で良いと思っています。

 

簡単に説明できたほうが自分でも理解しやすい

ですからね。

 

続いて肝鎌状間膜です。

 

図5肝鎌状間膜と肝円索

図5では、肝鎌状間膜を肝臓正面から

わかりやすく確認できますが、

肝鎌状間膜の下で肝円索があることが

重要ポイントです。

図5の下の図を見ていくと

肝鎌状間膜と肝円索が、

そのまま肝臓の左葉・右葉を

分けるような構造になっています。

図6を見てください

 

図6肝円索・臍・膀胱のつながり

図6は体幹を前額面で割って

内臓を取り除いて

背面から見ている図です。

腹直筋・臍を背面から見ている

図だと思ってください。

 

肝円索が臍につながり、

臍から正中臍ヒダが膀胱上部に

つながっていくのがよく分かります。

正中臍ヒダの中には閉塞した尿膜管があります。

胎児期の連結が残っているということです。

 

これらの構造をボウストリング構造として

メルマガで説明していますので

チェックしてみてくださいね♪

 

 

引用文献:

プロメテウス解剖学アトラス 頚部・胸部・腹部・骨盤部

 

 

図7右葉底面の無漿膜野と肝冠状間膜(底部)

みなさんはここまで読んできて、

図5の下の肝臓の図で、

肝臓を底面から見ても

無漿膜野と肝冠状間膜があることに

気づいていましたか?

 

実は私も今気づきました。

まだまだ解剖のイラストを

眺めているだけでも発見はありますね。

 

この無漿膜野の周りにも

冠状間膜という名前の膜があるだけです。

 

ここで興味深いのが

 

図7を見てイメージできますか?

横隔膜は肝臓の上部と後面を覆い、

さらに右葉の底面後ろ1/3程度まで

覆っています。

 

これは第11、12肋骨が前方に

位置するためです。

 

つまり、右葉底面の無漿膜野部分は

浮遊肋にのっかるような位置関係に

あるということですね。

 

最近後鋸筋のアプローチを考えているのですが、

肝臓と浮遊肋・後鋸筋の関係も

面白い発見がありそうですね。

 

やはり、肝臓は一回で終わる内容では

ありませんでした。

 

次回のメルマガで続きをお伝えさせて

いただきます。

 

 

本日は以上です。

 

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

もしよければFacebookで「いいね」「シェア」を

よろしくお願いいたします。

 

You tubeチャンネル登録もお待ちしております。

 

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道

 

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