セルフメンテナンス

女子必見!貧血に鉄サプリが効かない理由、効かせる方法

おはようございます
ALL アプローチ協会 鈴木正道です。
前回に引き続き、女性の不調と貧血について
お伝えさせていただきます。

今日も勉強熱心な皆様の
臨床にお役に立てれば幸いです。

動画でご覧になる方はこちらから↓

前回の復習を簡単に

よくいる女性の症状に
いらいらしやすい
生理痛がある
甘いものが欲しくなりやすい
疲れやすい
起きられない
冷え性
集中力が低下してぼーっとする
情緒不安定

なんてことは
女性であればあたりまえ
そう思われがちで、
なんでもかんでも
ホルモンのせいにされやすいです。

しかし、そういった女性に
貧血かどうかを聞いても
健康診断はAだから私、
貧血ではありません。
なんてことはよくあることです。

しかし、そもそも女性の
ヘモグロビン値は
男性よりも平均が低く設定されています。
Aだとしても男性よりやや低く、
たとえAだとしても
貯蔵鉄が枯渇していることもあり、
普段は元気にすごせるが、
生理が近くなったり、生理の最中には
極端にパフォーマンスが低下するのが
健康診断Aでも貧血の特徴です。

栄養摂取基準もそうですが、
我が国の基準は病気にならない最低限が
守られることが優先されること、
薬が飛ぶように売れる基準を作る事が
優先されているように思います。

医師によっては国が定めた基準でも
薬はいらないと言ってくださり、それでも
患者が健康でいるケースは多々みられます。
(すべてが良いとは限りませんが)

女性も貧血で病院が鉄剤を処方するよりも、
女性としてトラブルを多く抱えた方が
得をする業界が多いのではないでしょうか?

そんな女性トラブル商法の
カモにされないためにも、自分の体調をみて
自分で必要な貧血の検査を医師に依頼することも
必要です。

婦人科系では貯蔵鉄まで検査してくれる
病院は多いみたいです。

しかし、
貧血→鉄剤の処方でも
うまくいかないケースも多々あります。

鉄は割と体に吸収することが
難しいミネラルの一つです。
特に普通に食事をしていても
貧血になってしまう方は
吸収に問題があるケースが多いので、
単純に鉄のサプリメントや鉄剤を
服用すると余計に体調を崩すケースも
多く診られるので、
合わない場合もあることを
しっておくことも重要となります。

分子栄養学でもサプリメントアドバイザーでも
体の状態が崩れているのに
いきなり鉄のサプリを飲ませるような
ことはしないケースが多いです。

じゃあどうして鉄を最初から
摂取しないのか説明していきます。

まず鉄には
Fe 2+ と Fe 3+
という種類があります。
Fe2+→いつもニコニコ
Fe3+→胃袋散々
と覚えましょう。

Fe2+ の方がお腹に優しく、
Fe3+は活性酸素(体内毒素)を
作りやすいので注意が必要。

体の中ではFe3+をFe2+にして
吸収したいのですがそれには
Stepが必要です。

まずFe3+をFe2+に変換してくれるのが
胃酸です。胃酸の働きにより
鉄はお腹に優しい状態になりますが、
この変換の時に同時に活性酸素が発生します。
この活性酸素は、通常は胃粘膜から出される
還元酵素によって分解されるので
悪さをしないように管理されています。

つまり、Fe3+は胃酸と還元酵素があって
体に吸収できるFe2+になるということです。

胃粘膜が丈夫でなければ
還元酵素は出せません。

ですが、
女性でよく胃酸抑制剤を
飲んでいる方って多くないですか?
ストレスで飲んでいたり、
逆流性食道炎で飲んでいたいr
食生活が乱れていて、
ちょっと胃の調子が悪いと
胃酸抑制剤を飲みます。

他にも女性には萎縮性胃炎の方や
ピロリ菌感染によって
胃酸が減っている方も多いので注意です。

ピロリ菌はアンモニアを出して
胃酸を中和してしまいます。

ビタミンB群の不足
エネルギーが不足するので
胃酸を分泌するエネルギーが不足します。
消化というのはとてもエネルギーを使います。

そして鉄欠乏の人も
エネルギー不足で
胃酸を分泌する能力が低下します。

鉄欠乏がある方は
どんどん悪循環になっていくので
いきなり鉄を吸収して改善することも
できなくなっているんです。

よくいる膝を痛めてしまって
ダイエットに運動しようにも
痛くて余計運動できずに
太ってしまう悪循環にも
似ていますね。

日本人は胃酸が少ないとも
言われているようですし、

胃の薬と言えば胃酸抑制剤

さらに胃酸が抑制されるということは、
胃酸は胃の中でペプシノーゲンを刺激して
ペプシンというたんぱく質を分解する
酵素を活性化します。

なので胃酸が分泌されないと
鉄だけではなく、
ヘモグロビンの材料になる
たんぱく質も足りなくなっていきます。

ヘモグロビンとは
ヘム鉄+グロビンタンパクで
できているので
胃の状態が悪化すると
当然ヘモグロビンの量も
低下していくことになります。

生理がこなくなったからと言って、
高齢者は貧血にならないと
油断していると、
高齢者は特に体たんぱく質が
低下しやすいので、
たんぱく質不足による
貧血症状もありえるということです。

また、胃ガンの手術などで
胃の切除を行っていたり、
既往に胃潰瘍や胃炎の既往
ポリープの既往があったりすると
注意が必要です。

胃の状態を見て、必要であれば
胃の内臓アプローチや、
胃酸の分泌や酸を助ける食材である
レモンや梅干しを食前にとることも
おススメです。

鉄の吸収を促すためには
まず胃酸。
胃酸を分泌するには健康な胃
健康な胃を整えるためには
構造のアプローチプラス
メンタルアプローチ、
ビタミンを摂取してエネルギーを
生産することが重要となりますので

貧血に対処するには消化からということを
ご理解ください。

本日も最後までご購読いただき
ありがとうございました。

鉄のサプリメントを飲んでも効かない
ケースは他にもあるので
徐々にお伝えさせていただきます。

ALLアプローチ協会 関東支部長
鈴木 正道

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