おはようございます。
オールアプローチ協会 鈴木 正道です。
シリーズとしてお伝えしている西洋・東洋の視点における肝臓の第一回は、
西洋学的視点における解剖学的特徴です。
肝臓の治療をするときにみなさんは何をイメージしているでしょうか?
内臓治療の大切なこととして、イメージが明確であるほど変化を感じやすく、変化を出しやすいといった考え方があります。
まずみなさんに理解してイメージしていただきたい構造が肝臓を身体につないでいる膜の存在です。
肝鎌状間膜: 肝臓の上面で左右に分かれて横隔膜の下面を覆う腹膜と合流。肝円索(←臍静脈)を入れる
肝冠状間膜:三角間膜と一体となって横隔膜と連結する
小網:肝胃間膜+肝十二指腸間膜+(肝食道間膜)
肝腎間膜: 右腎に至る
一つ一つの膜の形状を知ることでイメージする内容が変化してくると思います。
そして連結する筋や臓器を知ることで肝臓の動きをよくするために必要な思考過程も変化してくると思います。
膜のイメージに関しては動画で図を使って説明しているので是非ご覧ください。
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