健康・体質・栄養

【血管アプローチ】下肢の血流を改善する7つのポイント

おはようございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

 

今回は下肢筋・血管アプローチ、

まずはここの硬結から評価しよう!!について

お伝えさせいただきます!

 

 

前回まで血管・血流アプローチに対して

そもそも血管・血流自体に影響を与える

生理学的・栄養学的な要素を知らずに

ダイレクトに血管アプローチをしても

また戻りに悩まされる日々が待っているので、

トータルに血管・血流に対しての

考え方を8回に分けてお伝えさせて

頂きました。

 

 

今回からは具体的に血管の血流に介入する

ポイントをお伝えさせて頂きます。

 

まずは下肢の血管に関しておさらい

 

腹大動脈

総腸骨動脈→外腸骨動脈

大腿動脈

膝窩動脈

後脛骨動脈 / 前脛骨動脈→足背動脈

内側足底動脈 / 腓骨動脈→外果枝、踵骨枝、貫通枝

 

下肢の動脈血流をみようと思ったら

とりあえずこの血管を最低限イメージできるように

なれると自然とアプローチ方法は簡単に

自分で考え付くことができます。

 

とりあえず

各血管ごとの確認ポイントをおさえて、

血管の流れが良い状態かどうか

簡単にチェックできるルーテインを

持っていることは

血管にアプローチする上で重要となります。

 

①腹大動脈のアプローチ

ポイント1

Th12の回旋運動と腰椎の屈曲・伸展

 

 

ポイント2

鳩尾の可動性と鳩尾深部の固さ

 

鳩尾深部には腹大動脈に加えて

横隔膜周囲の臓器に栄養を送る

腹腔動脈や上腸管膜動脈が分岐する

部分です。

 

この周囲の方さや、可動性の悪さは

腹部大動脈の血流が

低下しやすい環境となります。

 

ポイント3

大腰筋近位部の固さ

 

大腰筋近位部はTh12の可動性や

腰椎の可動性に影響を与え、

動脈の血流を低下させるポイントになります。

本来は脊柱や深部筋の柔軟性が保たれた中で

血流も保たれるので筋硬結もチェックが必要です。

 

②総腸骨動脈から外腸骨動脈のアプローチ

ポイント1

大腰筋遠位部・腸骨筋の固さ

 

これらの固さは鼠径部の固さにつながり、

股関節が常に屈曲していると血流を低下させます。

 

ポイント2

仙腸関節の固さ

仙腸関節の前面を走る大腰筋と腸骨動脈

仙腸関節+恥骨結合の可動性は

腸骨動脈の血流のチェックポイントになります。

 

 

ポイント3

鼠径部の張り

鼠径靭帯含め大腿前面や

腹腔内深部までつながる

膜組織の緊張は大きな制限因子になるので

張りや股関節伸展・屈曲可動域も

チェックしておきましょう。

 

③大腿動脈のアプローチ

ポイント1

内転筋管と大内転筋

大内転筋自体の固さは直接

大腿動脈の血流に影響を与えます。

 

ポイント2

大腿動脈周囲の脂肪組織の滑走性

大腿動脈周囲は脂肪体組織に囲まれていて、

固さができてくると圧痛や

内側広筋と内転筋の滑走不全にも

つながってきているのでチェックが必要です。

 

④膝窩動脈のアプローチ

ポイント1

膝後面の硬結(膝窩筋・足底筋)

膝後面の張りがあれば

ほぐしておくだけでも血流が上がります。

膝窩筋の足底筋の間に動脈が通るので

覚えておきましょう。

 

ポイント2

下腿の回旋

極端な回旋アライメントの不良は

血管の捻じれや走行が悪くなる為

アライメントにも注意しましょう。

 

ポイント3

膝の伸展制限・屈曲拘縮

膝の屈曲・伸展の制限は毛管の滑走や

筋の過緊張による血流阻害いつながるので

触診と一緒に左右差のチェックをしておきましょう。

 

⑤後脛骨動脈

ポイント1

後脛骨筋・脛骨後面の固さ

脛骨を後面から触診し、

脛骨までの間に緊張の高い組織が

ある場合には後脛骨筋の後面にある

血管の血流も低下している恐れがあります。

 

ポイント2

長趾屈筋の固さ

後脛骨筋と長趾屈筋の後面を通る血管

なので、促進緊張具合もチェックして

おきましょう。

 

 

⑥内側足底動脈

ポイント1

内果下端の固さ

内果下端の組織の固さや

圧痛・可動域制限を

確認しておきましょう。

 

ポイント2

足底筋膜の固さ

足底筋膜の痩せ方や

張り具合、緊張具合の確認

 

ポイント3

中足骨間の固さ

中足骨間の可動性や

圧痛所見を確認

 

⑦腓骨動脈

ポイント1

後脛骨筋の固さ

後脛骨筋の外側を

腓骨動脈が通るので

後脛骨動脈と一緒にチェックしましょう。

 

ポイント2

長母趾屈筋の固さ

長母指屈筋が腓骨後面から

起始し、腓骨動脈に

影響を与えるので確認しましょう。

 

⑧外果・踵骨・貫通枝

ポイント1

外果周囲の張り

血管支配されている周囲の

組織の張りを確認。

 

 

ポイント2

外果内側の固さ

外果の内側から貫通枝が

影響してくるのでチェック

 

ポイント3

踵骨の張り

踵骨の栄養血管なので

脂肪組織の固さも含めて

チェックしていきましょう。

 

 

⑨前脛骨動脈

ポイント1

前脛骨筋の張り

前脛骨筋の深部で

後脛骨筋や骨間膜の前面に

血管があるので筋の張りや

下腿の骨アライメントをチェック

 

ポイント2

腓骨のアライメント

腓骨の内側後方から

前方に出てくる血管なので

腓骨アライメントによっては

血流が阻害されます。

 

ポイント3

ヒラメ筋腓骨付着部の固さ

ヒラメ筋腓骨付着部は

腓骨のアライメントや神経系にも

影響を与えるので張りや圧痛を

チェックしましょう。

 

⑩足背動脈

ポイント1

中足骨間のアライメント

中足骨間の靭帯組織が

血管をとりまいているため

開帳足になると足趾の血流が

低下するので注意。

 

ポイント2

伸筋支帯と脂肪体の滑走性

支帯と脂肪体を通る血管のため

滑走性をチェック

 

ポイント3

距骨の可動性

ポイント2とともに

距骨の前後可動域をチェック。

 

 

これらのチェックポイントを

スクリーニングしながら

同時に可動域・滑走性を促通していけば

下肢の動脈血流は改善できます。

 

最後に指の固さをきれいに取りきることも

忘れずに行いましょう。

 

本日はいじょうとなります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

もしよければFacebookで「いいね」「シェア」を

よろしくお願いいたします。

 

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