骨盤底筋の重要性!【内臓脱、腹圧、痛みの関係性など】
From 山口拓也
最近、こんなツイートをしました↓
20代で、知識・スキル・経験に投資してる人
20代で地道に貯金しつつ遊んでる人
20代で貯金もせず遊んでいる人人生1回きりだと考えたら
20代で投資しまくって月1回遊ぶくらいの人生が丁度良いかも— 山口拓也@自由が好きな治療セミナー講師 (@A3sG9Y0vznzdM5Q) May 8, 2020
皆さんはどんな20代を過ごしましたか?コメント待ってます↑
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
骨盤底筋の重要性!
というテーマでお伝えしていきます。
骨盤底筋は、知ってるけど治療しない方やリハビリでトレーニングの指導をされないセラピストがまだまだ多いと聞きましたので
今回は骨盤底筋の重要性を書いていきます!
①アナトミートレインでどこの筋膜ラインなのか?
②骨盤底筋の構成筋について
③平滑筋が関与している事実
④どんなことに関与しているのか?について解説!
【骨盤底筋について・・・】
骨盤底筋が重要と皆さんもどこかで聞いたことはあるのではないでしょうか?
では、骨盤底筋が働かないとどうなってしまうのか?を説明させて頂きますね。
骨盤底筋は、アナトミートレインの筋膜ラインでいうとディープフロントラインに含まれております。
なので、体幹深部筋となりますね。私は、横隔膜との関連があるので横隔膜と同時に治療したりしますよ!
ちなみに骨盤底筋は1つの筋肉ではなく、骨盤底筋群と表記されるのが正しいです!
骨盤底筋は、4つの筋からなります!
①尾骨筋
②肛門挙筋
③尿道括約筋
④深会陰横筋
これらの筋からなり骨盤内の内臓を支えたり尿失禁の予防にも重要な筋です。
骨盤底筋群の一部は、平滑筋(ほとんど横紋筋ですが…)なのでストレスなどを感じていると
上手く収縮できません。骨盤底筋を100%発揮するためには、ストレスなどの環境要因も排除すると良いと思います!
【骨盤底筋の重要性】
まず、呼吸に大きく関与しています。
横隔膜と連動して動き腹圧との関連もあるので、バランス機能はもちろん腰痛にも関与します。
また、たるんで機能が落ちてしまうと内臓脱の影響にもなってしまいます。脱腸とか子宮脱の患者様ですね。重症の患者様ほどいらっしゃいます。関係ないですが、内臓脱の患者様には内臓治療気を付けてくださいね!圧迫すると余計に内臓脱悪化しますし腹圧そのものが禁忌ですから…
他にも筋骨格にも影響します…
骨盤底筋の過緊張や低緊張は、股関節周囲の筋と関連しているので膝の痛み、O脚などにもつながってしまいます。
そして、先ほども話しましたが腹圧が下がりバランス機能も落ちてしまいますね。
後は、便や尿の調整も行っていますし排卵にも関与しているので尿漏れなどの患者様がいらしたら
骨盤底筋のリリース、もしくはトレーニングが必要になりますね!
【まとめ】
骨盤底筋を治療する際にはさまざまなメリットがあります!
①ディープフロントラインの筋膜調整
②尿失禁、便漏れの予防
③内臓脱を防ぐ
④腹圧を向上し姿勢改善やバランス機能向上
⑤お腹のたるみ改善
⑥呼吸機能改善(やや効果あり)
⑦股関節、膝関節アライメント修正
などなど…
ぜひ、骨盤底筋を治療することを意識していただければと思います!
メリットはとっても多いのでぜひ頭に入れておいてください。
<関連記事・動画>
ディープフロントラインについて↓
https://bit.ly/2SQnU3g
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!
それでは、また明日!
山口 拓也
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