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内臓評価時間を短縮する問診スキル「西洋編」

おはようございます。
 
オールアプローチ協会  鈴木 正道です。
 
 
シリーズとして肝臓に関して、西洋医学・東洋医学の視点から肝臓に対する知識やアプローチ方法をみなさんにお話しさせていただだいてきました
 
 
 
知識を持ち、評価・治療方法を整理できていれば自然と問診事項が整理できてくると思います。
 
 
問診する流れがスムーズであり、その質問に対する知識の整理が出来ていることで患者様の抱えている問題点を素早く生理することができます。
 
初回は特に相手の話を聞きながら間に効果的な質問を挟むことでよりハートを掴み、本音や悩みを引き出すきっかけにもなります。
 
 
患者様は膝が痛くても、膝の話だけではなく、不安な悩みを話したがっています。その悩みの中に膝の痛みの原因が隠れていることもあるので、何気ない会話の中に気の利いた質問を挟めるようになりましょう。
 
 
今日は西洋医学的観点から肝臓に関する問診をするケースをご紹介いたします。知識を生理して、なぜその質問をするのか明確にしてください。
 
 
西洋医学の観点からは
まず健康診断の結果や既往歴を聞いてみましょう。
肝機能が低下するような疾患を持っているかは基本です。
 
 
患者様のほとんどは健康診断で大丈夫だったから問題ないと認識していますが数値に出ていなくても肝臓の動きや循環が悪くなっていることは多々あります。数値に出る前に不調の訴えから先に予防しなくてはなりません。
 
 
【身体的不調】
痩せている方でも、以前太っていたことはないか?⇒脂肪肝が進行して痩せたあとも肝臓の動きが悪い方が多い。
 
 
貧血はないか?⇒鉄欠乏性貧血がないか?⇒ヘム鉄の再利用が低下していると貧血を起こす。
 
 
頭痛はないか?⇒重金属・化学物質の蓄積で頭痛が起きやすくなっているケースがあり。
 
 
消化不良⇒胆汁の生成ができていないと脂質の分解がうまくいかず、下痢をしやすかったり気分不快を起こす。
 
 
協調運動の低下⇒アンモニアの分解・排泄がうまくいかないと神経系伝達系にトラブルを起こす。
 
 
冷え性⇒内臓の中で一番基礎代謝が高いのが肝臓です。
 
 
疲労⇒肝臓解毒作用が追い付かないと慢性的な疲労感が抜けないケースあり。
 
 
【生活・環境要因】
飲んでいる服薬や量・副作用の確認⇒肝臓では化学物質の分解が行われるため多量の服薬は肝臓への負担になりやすい。
 
 
アルコールや喫煙の確認⇒当然のように肝臓に負担をかける。辞めるケースは少ないが、対応策を指導すると聞いてくれる。
 
 
カフェインの習慣的摂取の確認⇒人によってカフェイン対応能力は違うが、本人も気づいていない過剰摂取があることが多い。
 
 
職場の環境の確認⇒化学薬品系の職場で働いていると呼吸から化学物質を習慣的に摂取しているケースあり。
 
 
 
【栄養学的観点】
肝臓の解毒にや十分な水分やビタミン・ミネラルが必要になる⇒逆に肝臓を解毒作用を阻害する食べ物もあるため注意。
 
 
過剰な脂質・糖質・タンパク質代謝は活性酸素の発生や代謝物質の増加により体に負担をかける。  
 
 
生理学的に機能を理解することで様々な問診ができるようになると思います。自分なりに問診するルーティン項目を整理してみましょう。
 
 
次回は東洋医学的観点からの肝に対する問診を紹介したいと思います。
 
 
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください!
 
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