ALLアプローチ協会

大腰筋治療 内臓・経絡・運動連鎖からのアプローチ

皆さんこんにちは♪

ALLアプローチ協会 テクニカルアドバイザー 渡会です。

本日も当協会の公式ブログをお読みいただき誠にありがとうございます!

今回は、

大腰筋治療 内臓・経絡・運動連鎖からのアプローチ

というテーマでお伝えします。

 

大腰筋アプローチ上級編ということで、

内臓を使ったアプローチ、経絡を使ったアプローチ、運動連鎖を利用したアプローチお伝えしていきます。

 

【内臓からのアプローチ】

<肝臓×大腰筋>

肝臓は横隔膜と接しており、横隔膜は筋膜ではDFL(ディープフロント・ライン)に含まれ、大腰筋と直接つながりを持っています。

肝臓⇔横隔膜⇔大腰筋

というつながりです。

肝臓を操作点にしながら大腰筋を調整することができます。

☆臨床㊙知識☆

肝臓単体を調整するだけでも大腰筋が調整され、

股関節屈曲の出力向上により基本動作・歩行能力の改善につながるケースは多々見られます。

<腎臓×大腰筋>

腎臓と大腰筋は、

腹側に腎臓、背側に大腰筋という位置関係で隣接しています。

そのため、

腎臓の硬さが大腰筋の硬さの原因になっているケースは多々みられます。

腎臓を操作点にしながら、大腰筋を調整することができます。

☆臨床㊙知識☆

腎臓が疲弊し重くなってくると、腰椎後弯、骨盤後継へとアライメント不良を引き起こすことがあり、腰椎前弯に機能する大腰筋の働きを阻害するケースも多くみられます。

 

【経絡からのアプローチ】

<脾経×大腰筋>

脾経はDFLとリンクする部分があるため、

脾経を使いながら大腰筋の調整は可能です。

基本的には井穴(第1趾内側の爪の際)井穴(第1趾内側の使いながら調整します。

ちなみに脾臓は、左の腸骨筋とのつながりが深いです。

☆臨床㊙知識☆

後脛骨筋を操作点にすると、大腰筋が緩みやすい傾向にある患者様は、

この脾経を使いながら調整すると反応が良好です。

なぜなら、後脛骨筋の硬結部位である内果から4横指上の部分は、

「三陰交」という脾経の経穴であるからです。

 

<腎経×大腰筋>

腎経もDFLとリンクする部分があり、

腎経を使いながら大腰筋を調整できます。

基本的には、井穴(第5趾内側の爪の際)を使います。

☆臨床㊙知識☆

内側ハムストレングス・腓腹筋内側頭の交点を操作点にすると、大腰筋が緩みやすい患者様は、腎経で大腰筋が緩みやすい傾向にあります。

なぜなら、「陰谷」という腎経の経穴が腓腹筋の内側頭の起始部にあたるからです。

<肝経×大腰筋>

肝経もDFLとリンクしている部分があり、

肝経を使いながら、大腰筋を調整可能です。

基本的には、井穴(第1趾外側の爪の際)を使います。

☆臨床㊙知識☆

・大腰筋の中でも、横隔膜に近い部分(T12~L1)の硬結床しているケースが臨床上多いです。

内側広筋・内転筋を操作点にしながらだと大腰筋が緩みやすい患者様は、肝経を使うと大腰筋が調整しやすい傾向にあります。

ぜひ参考にしてみてください♪

 

【運動連鎖からのアプローチ】

<多裂筋×大腰筋>

歩行のIC(イニシャルコンタクト)、TSt(ターミナルスタンス)の運動連鎖上、多裂筋と大腰筋はつながりがあります。

ICでは、

大腰筋が短縮方向に働き、多裂筋も同様に短縮方向に働きます。

多裂筋が短縮方向に働くと、腰椎は同側に側屈します。

この運動連鎖を利用し、多裂筋を短縮方向(腰椎を同側側屈方向)にリリースすることで、大腰筋は短縮方向に調整ができます。

大腰筋が伸張位で硬くなっている場合はこの方法で大腰筋を調整できます。

TStの場合は、

大腰筋は伸張方向に働き、多裂筋も伸張校に働きます。

多裂筋が伸張方向に働くと、腰椎は反対側に側屈します。

この運動連鎖を利用し、多裂筋を伸張方向(腰椎を反対側側屈方向)にリリースすることで、大腰筋は伸張方向に調整ができます。

大腰筋が短縮位で硬くなっている場合は、この方法で大腰筋を調整できます。

<大殿筋下部繊維×大腰筋>

歩行のIC、TStの運動連鎖でつながりがあります。

ICでは、

大腰筋が短縮方向に働き、大殿筋下部繊維は伸張方向に働きます。

この運動連鎖を利用し、大殿筋下部繊維を伸張方向にリリースしてくことで、

大腰筋は短縮方向に調整ができます。

伸張位で大腰筋が硬くなっているケースではこの方法で効率的に調整ができます。

TStは、

大腰筋は伸張方向に働き、大殿筋下部繊維は短縮方向に働きます。

この運動連鎖を利用し、大殿筋下部繊維を短縮方向に起始と停止を近づけるようなアプローチをすることで、

大腰筋は伸張方向に調整ができます。

短縮位で大腰筋が硬くなっているケースではこの方法は効率的に筋を調整ができます。

 

【まとめ】

少し内臓や経絡はイメージがしづらいと思いますし、

運動連鎖は内容を見ると理解しづらいかもしれません。

ですが、

さらに対応できる患者様を増やすために、

より効率的に、患者様に負担をかけずに治療ができるためには、

必須となる知識・スキルとなりますので、

是非とも参考にしていただき、臨床で活用していただけたらと思います!

 

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき誠にありがとうございました。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

追伸
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