ALLアプローチ協会

【実技】大腰筋治療 ダイレクトマッサージ DFLからのアプローチ

皆さんこんにちは!

ALLアプローチ協会 テクニカルアドバイザー 渡会です。

本日も、当協会の公式ブログをお読みいただき誠にありがとうございます。

今回は、理学療法士・作業療法士・柔道整復師の皆さんに向けて、

「大腰筋治療 ダイレクトマッサージ DFLからのアプローチ」

というテーマでお伝えします。

 

大腰筋のダイレクトマッサージと筋膜のつながりを活用したアプローチ方法の実践編ということで解説していきます。

※動画では実技を公開しています。

【ダイレクトマッサージ】

  臍から4横指外側のところ(腹直筋の繊維が途切れる部分)から前額面上垂直方向に指を侵入していきます。

  腹直筋の繊維を避けるように内側下方(背面側)に指を入れると大腰筋の筋腹を触診できます。

  筋腹の硬結部位を持続的に押圧したり、振動刺激を加えると緩んでいきます。

※痛みや苦しさを感じやすい方が多いので、大きな刺激は加えずに相手の様子を見ながら刺激量を調節してください。はじめは弱い刺激から入れていき、ゆっくりと刺激量を強くしていくと不快感はなく介入ができます♪

 

【筋膜のつながりを使ったアプローチ方法】

大腰筋は、DFL(ディープフロント・ライン)とのつながりがあります。

<横隔膜×大腰筋>

Th12L1の部分は横隔膜と筋繊維が連結している部分のため硬結が出来やすいです。

触診は、肋骨弓の内側部分の下方にあたります。

そこを操作点にしながら大腰筋の筋腹を触診すると緩んでいきます。

<腸骨筋×大腰筋>

大腰筋は腸腰筋の中の一つであり、もう片方の腸骨筋と当然つながりがあります。

腸骨筋は、

ASIS(上前腸骨棘)から1横指内側を触診していただき、そこから前額面上垂直方向に指を入れていただき、さらに外側に指を入れていただくと腸骨筋の筋腹を触診できます。

この部分は硬結が出来やすい部分です。

腸骨筋を操作点にしながら、大腰筋の反応をみると大腰筋が緩みます。

<小胸筋×大腰筋>

小胸筋はDFAL(ディープフロント・アームライン)に含まれる筋であり、

DFALDFLはつながりがあるため深い関係性があります。

小胸筋は、

烏口突起下方の部分に硬結が出来やすい部分になります。

そこを操作点にしながら大腰筋が緩む方は多いです。

<斜角筋×大腰筋>

斜角筋は、特に前斜角筋とのつながりが深い傾向にあります。

前斜角筋は、

鎖骨の真上で、胸鎖乳突筋の1横指内側の部分が硬結が出来やすい部分になります。

そこを操作点にしながら、大腰筋が緩む方もいます。

<頸長筋×大腰筋>

頸長筋は、頚椎前面に張り付いている筋であり、

胸鎖乳突筋の内側から前額面上垂直方向に指を侵入していただくと触診ができます。

☆同側で緩む方もいますが、反対側の頸長筋を操作点にした方が大腰筋が緩む傾向にあります。

☆「ジンクパターン」という、頚椎と腰椎は立ち直り反応の観点からつながりがあると説明するカイロプラクティックの理論があり、頚椎と腰痛、反対側のつながりに深い関係があります。

<大内転筋×大腰筋>

恥骨・大内転筋筋腹を操作点にしながら、大腰筋を緩めることができます。

☆運動連鎖の観点でいうと、大内転筋を伸張方向に操作することで大腰筋は緩みやすい傾向にありますので参考にしてください。

<内側ハム/腓腹筋内側頭の交差点×大腰筋>

大腿骨内側顆の後方に当たる部分が、内側ハムストレングスと腓腹筋内側頭の重点にあたり、そこを操作点にすると大腰筋が緩む方が多いです。

<後脛骨筋×大腰筋>

脛骨内果の部分から4横指上方の部分で、脛骨と腓腹筋の隙間の部分が後脛骨筋の硬結が出来やし部分です。(経穴でいうと脾経の三陰交と呼ばれる部分です。)

また、内果の後ろは後脛骨筋・長趾屈筋・長母趾屈筋が通る部分で硬結が出来やすい部分になります。

この部分を操作点にしながら大腰筋が緩む方もいます。

 

【まとめ】

大腰筋の硬さは、様々な筋の影響を受けています。

また、患者様によってどの筋が緩みやすいかに違いがあります。

なので、

姿勢・動作評価、触診をしていただき、

どのアプローチ方法が最も効率よく大腰筋を調整できるか

を判断しながら介入していくことが重要です。

 

評価方法や触診方法、判断の仕方は、

私たちのセミナーでも詳しくお伝えしていますので、

ぜひ遊びに来てください♪

 

本日は以上になります。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき誠にありがとうございました!

ALLアプローチ協会 テクニカルアドバイザー 渡会 賢太

【治療の関連記事はこちら↓】

①大腰筋のアプローチ方法をいくつ知っていますか?

②筋膜と経絡を掛け合わせた評価方法

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