意外と知られていない頭蓋仙骨療法テクニックの部位とは?
From 山口拓也
埼玉 越谷 治療院より
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大人になってどうぶつの森やってる人多いけど
ゲームの中であれこれやるより自分の人生でいろんな選択をした方が100倍楽しいと俺は思う(笑)✨
— 山口拓也@自由が好きな治療セミナー講師 (@A3sG9Y0vznzdM5Q) May 20, 2020
皆さんは人生楽しんでますか?
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
意外と知られていない頭蓋仙骨療法テクニックの部位とは?
というテーマでお伝えしていきます。
今回は意外と知られていない、頭蓋仙骨療法で見落としがちな部位について解説していこうと思います。
【頭蓋仙骨療法の復習】
以前の私の記事では、頭蓋仙骨療法の禁忌や目的、1時呼吸、頭蓋仙骨リズムなどについて解説してきました。
今回は、見落としがちな部位をご説明して行きます。
その前に少し復習で、頭蓋仙骨療法がもたらす様々な効果を記述して行きたいと思います。
(頭蓋仙骨療法の効果とは↓)
・古い脳脊髄液を排出、吸収し脳圧が減少することで頭部の各種症状が緩和することができる
・頭蓋内圧減少することで脳の緊張状態が改善することができる
・硬膜の緊張が緩和されることにより脳血流が改善される
・脳環境が改善され運動学習効果が向上することができる
・自律神経系がバランスよく効率的になる
・硬膜からくる神経拘束のしびれ症状が緩和することができる
・1次呼吸が改善されることにより、2時呼吸の呼吸機能が改善する
・頭蓋内の血流や脳脊髄液の循環改善することで脳の栄養状態が改善される
・脳脊髄液の循環改善や脳圧の減少により高次脳機能、HDSーRなどの改善につながる
・脳脊髄液の還流改善(頭蓋〜仙骨)に改善により深部体温が向上する
・深部体温向上により酵素が活性化しホメオスターシスが正常化し自然治癒力も回復する
・眼圧の改善、視野、眼精疲労に良い影響を与える(眼科の位置関係が正常化される)
・硬膜の癒着改善により神経系の拘束が改善し中枢神経伝達率が向上する
・脊柱管内の硬膜管による神経拘束が改善され、末梢神経の中枢神経系伝達率が向上する
【頭蓋治療で意外と知られていない縫合を紹介‼︎】
みなさんは、前頭骨リリースや側頭骨リリース、蝶形骨リリースなどやっている人が多いと思いますが
縫合のリリースとして下記の部分にアプローチもする事ができるからぜひ知ってください‼︎
①プテリオン
前頭骨、蝶形骨、側頭骨および頭頂骨の結合点です。
個人的には、ここの治療は非常に多いです。
3つの縫合が重なっている分効果も高いですね。
②プレグマ
矢状縫合と冠状縫合の会合部
ここを治療すると前頭骨と頭頂骨のリリースがすんなりできます。
③ラムダ
矢状縫合とラムダ縫合の会合部
後頭骨リリースの前には、事前に治療する部位でもありますね。
④アステリオン
個人的には、①〜④の中では一番治療してもらいたいですね。
頭頂骨、後頭骨、および側頭骨の結合点
アステリオンは非常に治療としてもよく使う部分ですね。
頭頂骨、側頭骨、後頭骨の結合点でもあります。
経穴でも名前があり、「浮白」と言われています。肩こりでよく使う部位ですね‼︎
ここで股関節痛や肩こり、五十肩を治した経験もありますしぜひ治療してもらいたい部分ですね。
動画にて場所を詳しく解説しております。
他にもイニオンやオフリオン、グラベら、ナジオン、グナチオンなどもあるますので興味ある方は調べてみるといいですね。
私自身は、上記の治療はしてませんので詳しくは解説していませんが。
ぜひ、アステリオンなどの治療もしてみてください‼︎
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頭蓋仙骨療法の最新情報↓
https://bit.ly/30B8gh4
本日の記事は、これで以上となります。
最後まで記事を読んでいただき本当にありがとうございました。
山口拓也
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