皆さん いつもメルマガを読んで頂き本当に有難うございます。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。
本日は、「死の4重奏に必要な指導・アプローチ」というテーマでお話をさせて頂きます。
臨床で良く出会う症状ですからしっかり理解しておきましょう。
死の4重奏に対してどれだけ向き合えるのか?がセラピストとして重要になっていると思いますので
ぜひ実践して頂ければと思います。
まず、死の4重奏について覚えていない人もいらっしゃると思いますので
そこから書かせて頂きたいと思います。
リハビリ時代より
自費で開業してからの方が
「死の4重奏」みる数多い。
睡眠時無呼吸症候群もある方多いから
死の5重奏も多い。肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧、睡眠時無呼吸症候群もあったら
腰痛くなって当然だけど。とりあえず
みんな痩せよう!— ALLアプローチ協会 代表 山口拓也 (@A3sG9Y0vznzdM5Q) February 5, 2020
【死の4重奏って何?】
死の4重奏とは、
アメリカの研究者によって提唱された
4つの症状が合併した状態をさします。
4つの症状が合併すると
冠動脈疾患による死亡率が高く、まさに死の序曲を奏でるという意味合いから
「死の四重奏(The Deadly Quartet)」と呼ばれたそうです。
その4つとは↓
①肥満
②糖尿病
③高脂血症
④高血圧
あとは、
睡眠時無呼吸症候群を加えると
「死の5重奏」と呼ばれております。
ちなみに先ほど
私の整体院に新規の患者様がいらっしゃたのですが
まさに死の4重奏の状態でした。
それに加えて
睡眠時無呼吸症候群があり
非常に悩みが深い患者様でした。
これで死の5重奏ですね(汗)
評価したところ
食生活も脂質の負担が強く
さらに職場でのストレスがかかりすぎているという状況なため
しっかり生活習慣指導をしておきました。
では、どんな指導をしたのか?
下記に書かせて頂きますね。
死の4重奏・5重奏を改善させるために
必要なことは体重コントロールです。
それはなぜか?
脂肪組織は肥満状態にあるとき、レプチンを過剰に分泌し、アディポネクチンという成分の生産を低下させます。
アディポネクチンには、インスリンの働きを良くしたり、動脈硬化を防いだりする作用があります。
その他にも、脂肪細胞から分泌されるさまざまな成分の増減が、「死の四重奏」を引き起こす要因として作用します。
そして、これらが加齢による動脈硬化を加速させ、心臓病や脳卒中につながるというわけです。
なので
カロリー摂取量や運動量の調整を
こちらで指導することが重要です。
内臓治療では
肝臓や腸の機能を上げる必要があります。
代謝アップさせるのが目的ですね。
そのほかにも腸腰筋など姿勢保持筋も
代謝に関係が深いので一緒にアプローチしておきましょう。
今回私が診た患者さんも
ストレスが要因で内臓を悪くして
ストレスがあるから食生活が崩れている状態でした。
ストレスの根本原因が取り除けない場合は
糖質のコントロールと有酸素運動などで
負担を軽減させる必要があります。
もしみなさんの前に
死の4重奏の患者様がいらっしゃったら
運動管理と食事管理・ストレス管理をしっかりして
体重コントロールをしておきましょう。
本日も最後まで記事を読んで頂き誠に有難うございました。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也
【もし、この記事が気に入って頂ければシェア・リツイートして下さると幸いです↓】
この記事へのコメントはありません。