皆さんこんにちは♪
ALLアプローチ協会 テクニカルアドバイザー改め、
テクニカルトレーナー 渡会賢太です。
(どっちも一緒やん!どうでもいいわ!というツッコミはよしてくださいね。笑)
いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
本日も、
日頃臨床で活躍しているセラピストの皆さんに向けて、
明日からの臨床がさらに楽しくなる治療のアイデアやヒントをお伝えいしていきます!
今回は、
「湿布は効かないという固定観念を手放す」
というテーマでお話していきます。
「湿布貼っても良くならない。」
「その場はいいけどすぐ痛くなる。」
「とりあえず湿布貼ってるけど効果あるのかね~」
良く臨床でこういう訴えをする患者さんいませんか?
湿布を貼りすぎて、かぶれちゃってる方だったり、
湿布に依存して、他からの原因になかなか視点をずらせないでいる方。
患者様の良くならなかったという体験と、
患部以外の治療で患部の痛みが取れたりする経験から、
「湿布はあくまで対症療法」
「湿布は効果がない。」
「湿布に頼るのは良くない。」
という固定観念を持っていました。
でもこの観念はどこか、
100%患者様のために考えるということが出来ていないことに私は気づきました。
たしかに、対症療法であり、
やはり根本的な治療をしていかないと患者様の自然治癒力は引き出せず、
なかなか治らないという結果を作り出してしまいます。
最近は、
「根本治療」
が僕も含めてセラピストの皆さんが大好きな言葉ですが、
どこかで、
「根本治療」が、正しい・素晴らしい・患者さんの健康のためになる。
「対症療法」は、間違っている、安易、患者さんの健康のためにならない。
といった固定観念が、
僕も含めて刷り込まれているセラピストの方が最近は多いと思います。
これは勘違いであると、私は気づきました。
実際に臨床では、
「五十肩」の40代女性の方で、
右棘上筋あたりに右肩挙上時痛がありました。
腕橈骨筋や仙腸関節など、筋膜のつながりなどの治療展開をしたり、
内臓治療などで疼痛はNRS10⇒2まで軽減しましたが、
残りの2の痛みだけ1カ月程度残存しました。
その方が、
「昨夜、久々に湿布を貼って寝たら痛みがほとんどなくなりました!」
という喜びの声が聞かれました。
そうです。
あまりにも評価や治療の幅を広げすぎて単純な原因に気づけなかった実際の体験談です。
灯台下暗しってやつですね。笑
ただ、慢性的に炎症を引き起こしていた原因は、
「糖質の過剰摂取」
だったので、
毎日お菓子・チョコを食べていたのを、3日に1回に減らしていただき、
それから2週間経過し完全に痛みを取ることが出来ました。
皆さんもこういうことありませんか?
成功体験は治療に自信が加わり、より患者さんへ結果を出せることに繋がるのですが、
「パターン化してしまい、患者様の原因を見失う。」
という落とし穴がありますので、
目の前の患者様をしっかり診て、柔軟に評価・治療を展開していく必要があります。
まず我々セラピストは、
筋骨格、筋膜、内臓、頭蓋、経絡など、
色んな窓を持つこと。
そして、様々な窓から患者様をできるだけ先入観を手放して診て、
そこから自分の解釈をし評価・治療を展開していくことが大切です。
だからこそ、
1つの分野や一つの手法・テクニックだけに囚われてしまうのは出せる結果が患者さんによってばらつきが起きるよくある要因です。
<まとめ>
・湿布は効果が無いと決めつけない。
・一つの分野・治療法に囚われない、決めつけない。
・様々な分野、治療法を自分なりに解釈して臨床で実行していく。
これが出来てくると、どんな患者さんにも安定した治療結果を出すことに繋がります。
本日は以上になりますが、いかがだったでしょうか?
1つのパターンや思い込みに縛られずに、楽しく臨床へ出ていき患者様を良くしていただけたらと思います。
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本日も当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました。
それではまた!
ALLアプローチ協会 テクニカルトレーナー 渡会賢太
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