ALLアプローチ協会

一日の中で、症状の変動がある患者様でお困りのあなたへ

おはようございます。 オールアプローチ協会鈴木 正道です。

今日は理学療法士・作業療法士・柔道整復師の方々へ向けて、

体が刻むリズム=体内時計についてお話したいと思います。

【体内時計の種類】

年周リズム:一年を通したリズムで季節リズムと言われる。春に眠気が強くなったり、秋から体重が増加したりします。

月周リズム:約一カ月を周期とするリズムで、女性の月経周期や女性ホルモンの分泌などに関係します。

週周リズム:1週間を周期とするリズムです。血圧などは1週間の中で変動があると言われている。

日周リズム(サーカディアンリズム):地球の自転と同じ約一日を周期とするリズムです。人間の体温は朝目覚めてから上がり始め、日中は高く、夜になると下がり眠くなります。内臓にもそれぞれ活発になる時間があります。

90分リズム(ウルトラディアンリズム):約90分を周期とするリズムです。人間は寝ている時は浅い眠りと深い眠りを約90分で繰り返しています。人間の集中力も約90分と言われています。

今日は日周リズムにフォーカスをあてて、患者さんの夕方になると痛い、朝起きると痛いといった悩みに対しての考え方を説明したいと思います。

【内臓・体温に関して】

肝臓⇒起床から徐々に活動を高めて10時~11時頃活動のピークを迎える

胃⇒起床後から徐々に活動を高め12時頃ピークを迎えてから15時頃まで高い活動を維持し夜に向けて徐々に活動が低下する。

膵臓⇒午前中は活動が低く、12時過ぎから活動が高まり14時から15時の間にピークを迎える。

腎臓⇒夕方16時以降に急激に活動が高まり、19時頃ピークを迎える。

体温⇒起床後から体温は上がり続け、夕方16時から17時頃にピークを迎える。

【朝起きてすぐの不調】

夜間から明け方の血圧上昇に伴う腎臓への負担の増加⇒腰痛

夜間の自律神経異常(スマホの光やカフェイン、コンビニなどの強い証明)⇒交感神経の働きが夜間落ちず、不眠で脊柱の可動性低下。

夜の暴飲・暴食による内臓疲労・夜間の脱水⇒起床時の痛みや倦怠感、関節の強張り

【夕方から夜へかけての不調】

昼間の日光不足により、夜間にメラトニンの生成ができず睡眠への切り替えができず、自律神経も、内分泌系も整わない。

夕方に腎機能が高まる時に脱水気味で腰痛・膝痛につながりやすい

昼食の食べ過ぎによる夕方の痛み⇒胃や膵臓に負担をかけることで首・肩痛、腰痛、膝痛に影響する。

 

※内臓と対応する背中の痛みの訴えも、サーカディアンリズムによって症状が左右される。

日周リズムをを整えることの大切さはみなさん常識の範囲では理解している部分のあるのですが、必要なことを実践することは難しいものです。

お説教にならないように、どこから注意してみるべきかよく患者様の話を聞いてみて話し合いましょう。しばらく崩れたリズムは週周リズムや月周リズムにまで影響を与えるので根気よく生活を改善できるようポイントを絞って目標を立てるようにすることが大切です。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。  今日も一日良い時間をお過ごしください。

追伸
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