ALLアプローチ協会

痩せる、血糖値を下げる胆汁酸の効果!

おはようございます

Allアプローチ協会 鈴木 正道です。

 

今日は知っておくべき

胆汁酸の驚くべき効果

こんな役割があったのか

胆汁酸といった話を皆さんに

お伝えさせて頂きます。

動画でご覧になる方はこちらから↓

 

 

前回の胆汁酸の基本的な話に
関してはこちらから↓
 
胆嚢から胆汁酸でインナーアプローチ

 

前回のメルマガでは

胆汁と胆汁酸は同義ではなく

それぞれに役割があることを

お伝えしています。

 

胆汁の基本的な役割は

脂質の消化吸収を促進することが

一番の働きとして有名であり、

 

胆汁の中に含まれる

胆汁酸の役割も簡単に説明

させていただきました。

 

そして今日は胆汁酸のとても

重要な3つの機能について

お伝えします。

 

 

機能① 糖代謝

血糖コントロールを改善する

「胆汁酸吸着レジン」に関して、

胆汁酸吸着レジンとは、

胆汁酸は常に分泌されて

腸で95%が再吸収されるため

古くなっても使い倒されていて

胆汁酸の作用が低下しています。

 

 

さらに腸内細菌によって

変性された2次胆汁酸は

胆汁酸としての機能が失われている

だけではなく、

不必要に腸内に残っていると

ガンのリスクも高まるため

とても危険です。

 

 

胆汁酸はコレステロール骨格という

構造を持っていて、

このコレステロール骨格というのは

体の中では作り出すことに

エネルギーが必要で、

現代のように栄養過多の時代になる前は

体にとって胆汁酸をホイホイ捨てて

新しい物を作り出すことは

困難でした。

 

 

そのため古くなった胆汁酸も

できる限り再利用していたのです。

 

 

しかし、現代は栄養過多、

古い胆汁酸を再利用しなくても

十分にコレステロールも体内に

余っています。

 

 

そのため、古い胆汁酸は

速やかに排泄して、新しい

胆汁酸の生産を促さなければいけません。

古い胆汁酸は効果が低下するので。

 

 

そこで必要になるのが、

胆汁酸吸着レジンです。

 

 

胆汁酸吸着レジンは

胆汁酸を吸着して体外に出す物質です。

コレステロールの治療薬として

日本では使われています。

 

 

胆汁酸にはコレステロールを下げる作用

だけではなく

血糖値を下げる作用も報告されています。

 

 

胆汁酸吸着レジンを使って

新しい胆汁酸の割合を増やすことは

血糖値の改善にもつながります。

 

 

ちょっとまって?

胆汁酸吸着レジンって薬だけ?

 

 

答え:

胆汁酸吸着レジンの役割を果たす

食べ物があります。

 

 

それは、

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は腸内細菌の

善玉菌を増やす作用も注目されていますが、

 

 

胆汁酸を吸着して排泄する作用があり、

胆汁さの作用を高めてくれるとても

都合の良い食べ物です。

 

 

この食べものに関しても次回のメルマガで

ご報告させて頂きます。

 

 

機能② 脂質代謝

胆汁酸は細胞の核内受容体である

「FXR」という物質を活性化させることで

中性脂肪の合成が抑制されることが

明らかになりました。

マウスによる実験ですが、

高脂肪食を食べさせたマウスは

脂肪肝になりますが、

胆汁酸を同時に投与したマウスは、

同じように高脂肪食を食べさせても

脂肪肝にはなりませんでした。

これらの研究から、

胆汁酸は脂肪肝の抑制効果も示唆

されています。

 

 

機能③ エネルギー代謝

胆汁酸には体内を何度も循環した

「古い胆汁酸」と

新しく肝臓で作られた

「新しい胆汁酸」があります。

新しい胆汁酸の割合が増えると

エネルギー代謝が高まり、

脂肪燃焼を効率よく促すことが

できます。

 

 

このことは、細胞中の

ミトコンドリアの活性と

深い関りがあります。

ミトコンドリアはエネルギー生産の

中枢として働き、

細胞を元気に働かせています。

このミトコンドリアの細胞膜に

胆汁酸がくっつくとシグナルが出て、

遺伝子がON・OFFされます。

 

 

胆汁酸によってミトコンドリア内の

活性化型甲状腺ホルモンの生産が増え、

その受容体である

TR(サイロイドホルモンリセプター)が

活性化されて、

脂肪分解やエネルギー代謝を更新するという

しくみです。

 

 

【胆汁酸と甲状腺ホルモン】

動画でご覧になる方はこちらから↓

 

肥満を改善させる薬の開発には

甲状腺ホルモンをターゲットに

したものが多いです。

 

その理由は甲状腺ホルモンであるT3の

数値が高い人は太っていない人が多く、

やせ型なためです。

 

単純にT3を上昇させれば良いかというと

副作用があり危険です。

心臓や肝臓に負担がかかり、

甲状腺異常に近い状態になってしまいます。

 

甲状腺ホルモンは近年まで、

甲状腺で作られると

考えられてきたが、

ごく最近、その80%くらいは

細胞内でD2(ダイオーツー)という

ホルモンを介して作られることが

わかっています。

 

 

胆汁酸はこのD2を活性化させる

ことができ、副作用もないことが

特筆すべき点です。

 

 

胆汁酸は、甲状腺ホルモンを

活性化して代謝を上げて、

ダイエット効果も期待できます。

 

 

まとめ

胆汁酸は

脂肪も燃焼して、血糖値も下げてくれる

とても都合の良い分泌物です!

 

 

しかも体に元々ある物なので

副作用がない!

とっても都合が良いですね!

 

さらに都合がよすぎるだろ!と

突っ込みを入れたくなる

研究報告が、

 

胆汁酸は、

肥満の人には脂肪燃焼してくれるが、

肥満でない人にはそこまで脂肪燃焼効果がない、

 

つまり、効きすぎて健康に害になることがない。

 

さらに、血糖値に関しても

高血糖の人に関しては血糖値を下げる

効果があるものの、

 

血糖値が正常の人にはあまり作用しない、

低血糖を起こすような副作用はみられない。

と報告されています。

 

なんて都合が良い物なんでしょう。

 

なんといっても胆汁酸は、

もともと体内で分泌される物ですからね。

 

 

体の代謝を整えて

余分なエネルギーもうまく処理してくれる

胆汁酸の作用についてお伝えさせて頂きました。

 

 

次回は胆汁酸を入れ替えて

胆汁酸ダイエットに関してお伝えさせて

いただきます。

 

 

これすべて生理学。

理解して応用できるようになりましょう。

 

本日も最後までご覧頂き

ありがとうございました。

 

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