セルフメンテナンス

外反母趾に対する骨・筋膜・内臓アプローチ

おはうございます。

いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございます。

ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。

本日も、勉強熱心な

理学療法士・作業療法士・柔道整復師・整体師など

セラピストの皆さんに向けて、

明日からの臨床ですぐ使える治療のアイデアや

ヒントをお伝えしていきます。

 

今回は

外反母趾に対する骨・関節・筋膜アプローチについて

お伝えさせていただきます。

 

私の勤務先はリウマチ外来をしているので

外反母趾どころではなく様々な足部の変形で

痛みを訴える患者が来院されます。

 

その中で痛みを訴える患者様を

何人もみていて思うことは、

変形の度合い=痛みではない

ということです。

 

勘違いされないように言っておきますが

靴があたっていたいといった悩みは

あたっている=痛いです。

 

半分ぐらいの方は靴と足のフィッティングが

上手く行かずに歩いていると外反母趾で

出っ張っている骨が当たって痛むと

訴えてくる患者様が多いです。

 

こういった患者様に多いパターンが

骨が当たるからといって

横幅の広いタイプの靴を買って、

紐も閉めず、ぶかぶかで履いているパターンです。

靴の中で足が前方にずれるため、

せっかく広めの靴を履いても前にずれて

捨て寸部分に足がはまって余計に骨が当たっている

ケースが割と多くあります。

 

また、横幅の広い靴を履くということは

足部のホールドが弱まり、余計に足が広がって

外反母趾を助長するチャンスを与えているような物です。

 

リウマチで重度の骨変形のある方は別として

軽めの外反母趾痛なら十分靴の選び方の指導

履き方の指導+足部の自主トレで痛みは改善されます。

 

靴の評価ができなと思わぬ原因を見逃すので

機会があれば是非勉強してみてください。

 

もう一つのパターンが

骨は当たっていないのに母趾が痛む

といった悩みです。

訴えとしては

歩いていなくても痛む時間がある。

痛い時と痛くない時がある。

 

最初は痛くないけど

長距離歩いてくると痛みが強くなる。

 

痛くない時は痛くない

といった悩みを訴えるケースがいます。

 

こういったケースは様々な要因が

複雑にからみあっているケースです。

 

筋・関節で言えば単純に

靴や循環低下による足趾機能低下によって

足関節背屈が制限され、

距骨下回内で対応してしまった回内足パターンです。

背屈の代わりに距骨下回内に加えて

足部の外転をつくって内側アーチをつぶすことで

足関節の背屈を代償してしまうと

どうやっても母趾の内側で蹴りだすしかないので

外反母趾が痛むのは当然です。

 

こういった場合、バックライン・フロントラインの

筋膜の調整で足関節の背屈を引き出すことで

足部のアーチが回復してくる方がいます。

 

具体的には

第五中足骨底の筋のコリコリや

腓腹筋外側頭の筋のコリコリ、

梨状筋の仙骨付着部付近のコリコリを

2~3分ほぐしてみることで変化が出る方もいます。

 

また過回内でしばらく固まっていた足は

回外制限ができてる場合があるので、

回旋系の筋膜を調整していくことで

足部アーチが回復していくきっかけを

得ることができます。

 

具体的には

立方骨背側のコリコリや

外側ハムストリングス遠位外側のコリコリ、

腸骨稜の中殿筋付着部のコリコリを

2~3分ほぐしてみることで

足部アーチ、母趾の可動域が改善するケースがあります。

 

筋膜系の痛みは

その日の血液循環や、脱水状態

体重の増減で痛みに変動が出ることがあるので

ある程度筋膜の調整をしておくと

痛みの振れ幅が無くなってくるので

初期の段階でアプローチしておきましょう。

 

骨のアプローチでは、

深部の靭帯や関節包ごと固まっている

関節の拘縮が多くあるので、

筋膜だけでは取りきれない痛みがあるので

 

踵立方関節における踵骨の前傾拘縮や

立方骨・踵骨の重なっている部分の横アーチの低下、

第五中足骨の内返し制限

第一中足骨底部と内側楔状骨の中間楔状骨支え機能の低下を

ケアしておくようにしましょう。

 

よくわからない場合は動画でまとめて説明しますね….

 

そして神経系のケアになりますが

母趾の内側と外側、足底・足背に

痛みを訴えるケースがありますが、

脛骨神経の枝は足底側から母趾に、

深腓骨神経・浅腓骨神経の枝は足背に

伸びています。

 

そして浅腓骨神経は母趾内側の背側、

深腓骨神経は母趾の外側に分布します。

 

神経の通り道と、骨アライメント

筋の走行からでもアプローチするポイントは多く

考え付きますが、

特に注目すべきは深腓骨神経が

腓骨と脛骨の間を通る時に

前下腿筋間中隔を貫通する部分にあります。

腓骨のアライメントやラテラルライン、

腓骨筋の緊張などが外反母趾に影響することが

示唆されますので、腓骨のアライメントの調整や

腓骨筋・脛骨筋の緊張状態の評価も

確認してみていただけると母趾に良い反応が

得られることがあるので評価してみてください。

 

本日は以上です。

最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、

誠にありがとうございました!

 

それではまた!

今日も一日良い時間をお過ごしください。

 

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ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道

 

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