五十肩

痛みの仮説検証に必要な筋膜の重要構造

おはようございます
Allアプローチ協会 鈴木 正道です。
今日も勉強熱心な皆さんに
臨床で役立つ情報を
お伝えさせて頂きます。

今回は多くの痛みに悩んできて
長引く痛みに対して
どうアプローチしていくか
筋膜ブームの中
知っておいて頂きたい
仮説検証のための知識
についてお伝えさせて
頂きます。

動画でご覧になる方はこちらから↓

とある筋膜の有名先生と
話をしていて
当時は
「そうなんだー」と
思っていましたが、
最近ほんとにそうだなと
実感していることを
お伝えさせていただきます。

理学療法の業界には
学校で教わった
整形外科的テスト
とういう検査方法があります。

痛みがあると
神経根症状を疑う検査や
半月板の検査
絞扼神経症状の検査など
様々な検査がありますが、

これらの検査は原因を特定するために
検査をしていますが、
その検査結果が神経根症状でも
上腕二頭筋腱炎でも
半月板損傷が疑われても
筋膜の中でも
協調中心や融合中心といった
構造をアプローチすることで
検査が陰性になってしまうことが
あります。

あくまで検査は示唆であり
確定ではなく、
実際にアプローチしてみて
変化が得られるか得られないかが
とても重要であり、
変化が得られて、改善した場合
ようやく原因が正しいことが
わかります。

医師の診断は否定しないでくださいね。
エコーやMRI、CTでわかる物もありますが
症状が必ずしも画像所見で一致するわけでも
ありません。

よく検査・評価が9割と言いますが、
最後に検証作業をしてようやく
結果が出るので
検査と評価を9割やっても
検証方法が間違っていれば
結果は出ません。

よくいろんな評価方法が
本に載っていますが、
ぶっちゃけ検査はできても
結果を出すには至らない物も
多くあります。

筋膜の協調中心や融合中心は
今までの解剖の本や生理学の本には
載っていません。
ここ5年ほどで
PT業界には扱えるセラピストが
増えてきていますが、
医師とPTしが学べていない
領域なのでまだまだ
施術家業界全体には広がっていません。

同様の物に経絡やトリガーポイントが
あります。
実際7~8割ほど
協調中心はトリガーポイントや
経穴と重なっています。

経穴やトリガーポイントの施術にも
哲学があり、
評価・アプローチ方法があるので
それぞれに効果があると思いますが、
協調中心のアプローチには
解剖学的説明と、
変化がでる生理学的理屈が
キチンと説明されています。

経穴には何があるのか
イタリアの解剖医が研究していたら
筋膜の中心点が
みつかったそうです。

トリガーポイントも
多くの研究報告があるので
実際どっちの考え方でも
結果を出している方は
多くいるので

トリガーポイントを極める人が
いても結果が出ているので
とても良いことだと思います。

話を元に戻しますが
たとえば、
五十肩で痛みを訴えて
上腕二頭筋長頭腱に
痛みがあったとして、
検査も陽性だとします。

こういった方に
上腕二頭筋長頭を
ストレッチすることで
結果がでる人もいます。
これは、
慢性炎症における
異常血管がストレッチによる
伸長刺激によって消退するという
実験結果に裏付けされています。

これは異常血管の増殖による
慢性炎症が原因であった場合
改善していきます。

これが筋膜が原因であった場合は
上腕二頭筋や小胸筋、
腕橈骨筋から張りをとっていくことで
痛みが改善することがあります。

しかしこれは筋膜の中でも
緩めるだけでは
劇的に可動域が改善したり
痛みが劇的に改善するような
反応にはならないケースもあります。

ちょっと肩を痛めた、
少し使い過ぎた程度で
よく劇的に改善する方法と
紹介されている方法もありますが、
セミナーに来て受講者の皆さんに
相談されるようなケースに関しては
ちょっと緩めた程度では
気休めにもならない重度な
ケースを抱えている受講者が多いので
少し緩める程度の筋膜リリースでは
結果に繋がらないことが多いです。

実際私も、セミナーでは結果が出ても、
実際の現場で重度な痛みを抱えている
ケースには簡単な筋膜リリースはほぼ
その場しのぎにしかなりませんでした。

ちょっと寝違えたり、
なんか今日調子が悪いと言ってくる
スタッフには効果はありましたけどね。

重度の五十肩や膝関節症、腰痛患者が
その場で笑顔になって納得して帰るレベルの
筋膜のアプローチはある程度の刺激と温度が
必要になります、

筋膜の中心点になる協調中心における
ヒアルロン酸のpHの低下、粘性の増段によって
関連する部位に痛みを発します。

五十肩では直接協調中心に痛みを訴えるケースが
多いように感じますが、
腰痛や肩こりなどは痛みを感じている部位とは
違う部分の協調中心に痛みが出ているケースが
多くあります。

ヒアルロン酸の変性による筋膜の滑走の低下が
動きを制限し、痛みを出している場合は、
ヒアルロン酸の滑走を改善させる刺激が
必要になります。

の刺激は
摩擦熱による40℃以上の熱と
48時間持続する炎症反応によって
ヒアルロン酸は滑走性を取り戻し
筋紡錘の活動は改善し、
代償として負荷のかかっていた
部位の痛みが改善されていきます。

3分間圧をかけて協調中心を
摩擦刺激する必要がありますので
患者にキチンと説明する必要があります。

治療後には軽めの揉み返しのような
症状がでますが、
その場で痛みと可動域や運動能力が
改善するので患者も説明には納得して
いただけます。

これはトリガーポイントのアプローチでも
同じような反応が出ているので
起きている現象としては一緒なのかも
しれませんね。

これは筋膜が痛みの原因であった場合に
通じる話なので
万能なアプローチとは言えませんが、
(そんな物ないです)
このアプローチができることで
他の検査の検証ができるようになりますし、
一つの仮説を検証することができるので
やってみたことがない人は一度学んでみるべき
アプローチになります。

「筋膜マニュピレーション」という本も
販売されていますので
是非挑戦してみてください。

本日は以上になります。

最後まで
ご購読ありがとうございました。
本年も引き続きよろしく
お願いいたします。

今年も楽しく学んでいきましょう!
Allアプローチ協会 
関東支部長 鈴木 正道

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