ALLアプローチ協会 スタッフの渡会です。
本日も、当協会のメルマガをご覧になっていただきありがとうございます。
今回は、
【筋を緩めるのはナゼですか?】
というテーマでお話ししていきます。
皆さんは、
可動域・疼痛・パフォーマンスの改善に向けて、
筋肉に対して介入をされると思います。
全く筋肉にアプローチしない人っていないですよね.
(気功やエネルギーにしかアプローチしないぞ俺は!といった先生はいるかもしれませんが 笑)
いずれにせよ、筋の状態が変化しなければ可動域やパフォーマンスは変わりませんよね?
当然ですが、関節運動を起こすには筋収縮が必要ですから。
よく僕たちは筋肉や筋膜に対して、
・マッサージ、リラクゼーション
・筋膜リリース
・ストレッチ
などを行い変化を出していると思います。
その時に、
「筋が緩んだ!」
「だいぶ緩んできたな~!」
といった感覚を頼りに調整できたかどうかを判断し、
また再評価をし反応をみて、
「おっ!さっきより可動域が広がったな!」
「おっ!痛みが取れたな!」
「さっきより歩行の安定性が上がったな!」
といった結果を出すことができますよね。
ただ、
「筋・筋膜が緩めたら何故結果がでるのか?」
と考えたことがあるでしょうか。
皆さん、
張力―長さ曲線
はご存知でしょうか?
「当然知ってるよ!」
という方が多いと思いますが、
結構大事な知識なのでおさらいしておきます。
筋の長さ(筋長)ごとの、
張力(筋力・出力)のパーセンテージが、
グラフになっているものです。
このグラフで言いたいことは、
筋肉は長すぎず短すぎず、ちょうど良い長さが一番張力を最大限に発揮できるよ!
ということを示しています。
つまり、
僕たちは「筋を緩める」が目的ではなく、
本質的には、
「ちょうど良い筋の長さに調整している。」
ということになります。
これにより、
最大限に張力(筋力・筋出力)を発揮でき、
可動域・パフォーマンスの変化へと繋がります。
また、
アクチンとミオシンの滑走性が上がり、
ヒスタミンなどの疼痛誘発物質も流れやすくなり、
疼痛の軽減へと繋がります。
「緩める」という意識よりさらに深く、
「筋の正常な長さ・状態に整える」
という意識を持っていただくことで、
同じ手技でも、
・より早く調整ができる。
・より深く調整ができる。
などのプラスαの効果を出す事が出来るので、
是非、臨床に取り入れてみてください。
本日も最後までメルマガをご覧になっていただきありがとうございました。
それではまた!
ALLアプローチ協会 渡会賢太
追伸
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