山口拓也

臀筋群と上・下殿皮神経、坐骨神経の重要性【支配・走行・障害について】

臀筋群と上・下殿皮神経の重要性【腰痛・痛み・痺れの関係とは?】

From 山口拓也
埼玉 越谷 治療院より

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
臀筋群と上・下殿皮神経の重要性【腰痛・痛み・痺れの関係とは?】
というテーマでお伝えしていきます。

この記事を見てくださっている皆様は、レベルが高いので良く臀筋群の治療をすると思います。

臀筋群が神経を圧迫してしまう要因について書かせて頂きたいと思います。

【上殿神経について】

・支配
中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋

・走行
仙骨神経叢の1枝で上殿動静脈と並走し大坐骨孔の梨状筋上孔から出て、中殿筋と小臀筋の間を走行しながら両筋へと筋枝を与えて前方に回り大腿筋膜張筋を支配する神経です。

・知覚
上殿神経には臀部の皮膚や臀筋膜の知覚枝が存在することもある。

・トレンデンブルグサインが起こる
上殿神経麻痺が起こると中殿筋や小殿筋麻痺により股関節外転が不能となる。

※トレンデンブルグサインとは?
中殿筋は、立位姿勢、歩行、片脚立位などの際に支持側の中殿筋が収縮することで骨盤を水平に保つことができる。しかし、中臀筋が麻痺すると
骨盤を水平に保てず遊脚側に傾くこと。

・まとめ
上殿神経麻痺は、梨状筋上孔を通るため梨状筋による圧迫や中臀筋、小臀筋による圧迫の可能性も考えられる。
上殿神経麻痺によりトレンデレンブルグ徴候や変形性股関節症などにもつながってしまう

 

【下殿神経について】

・支配
大臀筋

・走行
大坐骨孔の梨状筋の下方(梨状筋下孔)から下殿動静脈・坐骨神経、後大腿皮神経とともに臀部の深部を出て、大臀筋に分布する。

・大臀筋歩行が生じる
大臀筋の麻痺が起こると重心線が股関節の後方を通るように股関節屈曲を防ぐ大臀筋歩行が生じる。

 

【坐骨神経について】

・支配
半腱様筋、半膜様筋、大内転筋(脛骨神経支配)大腿二頭筋(脛骨神経、総腓骨神経支配)

・走行
腰仙骨神経叢を出た後、梨状筋の前面を通り、下殿神経と共に大坐骨孔(梨状筋下孔)を通って骨盤外へ出て、大腿後面を下行して大腿屈筋群・大内転筋に筋枝を分布してから総腓骨神経と脛骨神経に分かれます。

 

・一番簡単な梨状筋症候群(坐骨神経圧迫)チェック
当たり前ですが、梨状筋は深層外旋6筋の1つのため外旋の作用を持っております。そのため、股関節を内旋させると梨状筋が伸長され坐骨神経領域の痛みや痺れ、お尻の痛みなどがある場合は梨状筋が神経を圧迫している可能性があります。他の深層外旋6筋の影響も考えなければいけませんが・・・

 

【上殿皮神経が腰痛の多く割合(14パーセント)をしめるという報告もあるとかないとか】
上殿皮神経は、胸腰筋膜を走行後に腸骨稜を乗り越える際に貫通する胸腰筋膜で絞扼されることによる腰痛があるとの報告がある。

 

本日の記事は以上となります。

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ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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