おはようございます。
オールアプローチ協会 鈴木正道です。
シリーズとしてお伝えしている西洋・東洋の視点における肝臓治療の第四回は
東洋医学的視点における五行の活用「相生関係」 「相克関係」についてです。
今日は内臓治療をする上で、アプローチの幅を広げる五行の考え方について説明させていただきます。
五行説とは、自然界に存在するあらゆる物の性質を【木】【火】【土】【金】【水】の5つに分類した考え方です。
木(もく) :草木が芽を出すような生命の始まりを意味する。 対応臓腑=陰:肝 陽:胆
火(か) :燃える火を意味する。 対応臓腑=陰:心 陽:小腸
土(ど) :万物を育む大地を意味する。 対応臓腑=陰:胃 陽:脾
金(こん) :金属の硬さや純度の高さを意味する。 対応臓腑=陰:肺 陽:大腸
水(すい) :地中に存在して万物を生み出す源泉となる湧水を意味する。 対応臓腑=陰:腎 陽:膀胱
これらの性質はお互いに「相性関係」と「相克関係」という関係性によって、お互いに助け合い抑制する関係にあります。
お互いが助け合い・なだめる関係性をつくることで陰陽のバランスを維持し、全体のシステムを整えることができます。
注意しなければいけないのは、相克するからといって押さえつけるのではなく、なだめることで適切な状態に戻すといったイメージであることです。
この相生・相克関係の考え方を使うことで、肝臓に固さや・動きの悪さがあるからといって肝臓のアプローチしか思いつかない思考過程から脱却することができると思います。
この相性・相克の関係性を内臓アプローチに応用する考え方を動画で説明させていただいておりますのでご覧ください。
追伸
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