ALLアプローチ協会

胆汁酸活性化食事指導の実際

おはようございます

ALLアプローチ協会 鈴木正道です。

 

コロナで何もできない時期ですが、

こんな時期だからこそ

一つ一ついままで理解していなかった

気になる知識を整理できるといいですね。

 

今日は胆嚢・胆汁アプローチの

まとめ、食事指導になります。

動画でご覧になる方はこちらから↓

 

前回まで2回に渡り

胆汁・胆汁酸に関する基本

胆汁酸で痩せる仕組みに関して

お伝えさせて頂きました。

 

過去のメルマガはこちらから↓

胆汁酸の働き、胆汁酸でインナーアプローチ

安全に痩せる、血糖値を下げる胆汁酸の効果!

 

 

私は、今まで運動学や解剖学の

勉強が多く構造的にアプローチを

考えることが多くありました。

 

生理学の大切さを理解し始めたのは

栄養学を学ぶようになってからです。

 

栄養学をガチンコで学んでみたことが

ない方はしっくり来ないかもしれませんが、

栄養学=生理学でいいのではないでしょうか?

 

なぜ生理学の授業で栄養の話がないのか

別の学問として教えられるのか疑問なくらいです。

 

栄養は私の中では

カロリーの計算や

一日の栄養バランスといった話が多く、

生理学と結び付けた授業ではなかったため

あまり重要性を理解できていませんでした。

 

まさかあの大嫌いだったTCA回路が

こんなに重要だとは思っていませんでした。

 

今回胆汁にフォーカスして話しているのは、

胆汁の働きが、思った以上に体の代謝機能に

とても重要だということがわかったからです。

 

 

内臓アプローチの方法は

胆嚢のアプローチ方法として

胆嚢の位置と反射点は教えてもらえますが、

胆嚢と他の臓器とのつながりや

生理学的意味を丁寧に教えてもらったことは

ありません。

 

 

自分で調べるのが当然なのかもしれませんが、

これがまた結構大変なんです。

 

この情報をお伝えしているのは、

どこかで内臓アプローチを学んだ人や

Allアプローチ協会で内臓アプローチを

学んだ受講者の方が、

少しでもアプローチの質を高め、

アプローチすることの意味を理解して頂ければ

ありがたいと思ってお伝えしています。

 

わざわざ胆汁の本を買って読む人も

整体師や理学療法士、柔道整復師の方々には

少ないと思いますので。

 

胆汁酸の役割の重要ポイントに関して

まず2つ追加です。

動画でご覧になる方はこちらから↓

 

【胆汁酸が代謝をあげるポイント】

胆汁酸はTGR5という受容器を刺激して

ミトコンドリアを活性化し、

エネルギー消費を増加させる

メカニズムが明らかになっています。

 

ラットの研究では

胆汁酸を投与して、TGR5を活性化すると

体重増加と脂肪組織増加量が抑制される

結果が報告されています。

 

TGR5による体重減少効果は、

褐色脂肪細胞と骨格筋での

エネルギー消費が増加したためと

考えられています。

 

ここでは褐色脂肪細胞

ミトコンドリアというキーワードが

注目です。

 

ミトコンドリア機能を高めて

エネルギーを生産することは

スムーズなエネルギーの消費を促し

余分な脂肪の蓄積を予防し、

疲労症候群や慢性疲労の予防にも

効果が出てきます。

 

【胆汁酸が膵臓を保護する】

膵臓を守って正常に保つホルモン

「GLP-1」

GLP-1は胃からの食べ物の排出を

遅らせる作用や食欲を抑える作用がある

ホルモンです。

小腸のL細胞から分泌して、

膵臓のβ細胞の受容体に結合することで

インスリン分泌を促す役割と、

β細胞を増やす機能があります。

 

GLP-1にはインスリンを分泌すると同時に

膵臓自体の内臓疲労から想像を保護する役割も

あります。

 

このGLP-1の分泌のスイッチを入れるのが

胆汁酸の役割です。

 

膵臓を保護し、インスリン分泌のスイッチを

切り替える胆汁酸の役割はとても重要ですが

胆汁酸が使い古されてくるとその作用も

低下してきてしまいます。

 

そのため胆汁酸をいかに排泄して

新しい胆汁酸を生産するかが、胆汁酸を

機能させるためにとても重要となります。

 

【胆汁酸排泄のための食事指導】

前回胆汁酸を吸着して排泄させるためには

胆汁酸吸着レジンとして働く、

水溶性食物繊維がとても重要だと

お伝えさせて頂きましたが、

今日は具体的な話をさせて頂きます。

 

特におすすめなのが

大麦・杜仲茶・海藻類・こんにゃくです。

 

【大麦】

大麦は白米の25倍、ゴボウの2倍、サツマイモの3倍

食物繊維が含まれていますし、いろんなものに混ぜて

食べることができるのでとてもお手軽です。

大麦には水溶性食物繊維であるβグルカンが豊富で、

小麦に含まれるグルテンはありません。

グルテンフリーが有名になって、大麦はどうなのかという

疑問を相談されることがありますが、

大麦にグルテンは含まれないのでご安心ください。

 

【杜仲茶】

私もいま杜仲茶を飲みながらメルマガを書いています。

杜仲茶は一昔前にダイエット茶として

一度流行があったそうなので知っている女性が多いです。

 

杜仲茶の中には

アスペルロシドという成分が

含まれています。

このアスペルロシドという成分は

水溶性食物繊維のように胆汁酸を吸着して

排泄するのではなく、

胆汁酸の再吸収を妨げる作用があります。

 

杜仲茶は一日中飲んでいるよりも

食前から食事中にかけて飲んだ方が

胆汁酸排泄効果が得られやすいため

飲むタイミングが重要です。

 

【海藻類・こんにゃく】

海藻類にはアルギン酸・フコダインといった

水溶性食物繊維が豊富。

こんにゃくにはグルコマンナンという

水溶性食物繊維が豊富。

 

扱いやすい食べ物を知っていることで

より胆汁酸を排泄して

新しい胆汁酸を作り出すきっかけになりますね。

 

実際に胆汁酸を使って

血糖をコントロールし、代謝を良くして

内臓脂肪を減少し、コレステロールを下げるには

こういった食べ物を指導していく必要があります。

 

実際患者さんには食べ物指導が必要

しかし、施術者には理論が必要になりますので

是非胆嚢や肝臓・腸の内臓アプローチと一緒に

ご活用ください。

 

本日も最後までありがとうございました。

<FB・ツイッターなどでシェアして頂けると幸いです>

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