ALLアプローチ協会

腎臓機能を上げるための徒手アプローチ&生活習慣指導について

 

最近、腎臓の機能に問題がある患者さんが多いので

腎臓についての記事を書かしていただきます。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。

 

内臓の中でも腎臓は非常に負担がかかりやすい臓器で

皆さんもアプローチする頻度は非常に高いと思います。

 

しかし、腎臓ってなかなか回復しない内臓でもあります。

腎臓のアプローチをまとめた記事ですので、臨床の参考にして頂ければと思います。

 

アプローチの前に腎臓の働きから解説しておきます。

 

【腎臓の働きについて】

腎臓の働きは大きく分けて4つあります。

①尿を作る

まず、腎臓は血液をろ過する役割があります。

詳しく書くと、糸球体が血液をろ過して

体に必要なものは回収し不必要なものは尿になって体に排泄されます。

 

この尿を作る機能が上手く働かないと

タンパク尿になったりします。

普通なら、たんぱく質は糸球体のフィルターを通り抜けることは出来ないのですが

そのまま尿として排泄されてしまう事があります。

尿が泡立っていたら注意しましょう。

 

②体の中の水分量を調節している

糸球体で濾過される量は、1日に150リットルですが

実際には、1、5リットルしか尿排泄されません。

ということは、99%が再吸収されているということになります。

この再吸収をしている部位が尿細管です。

吸収されることで水分量やイオンのバランスを調整したりしています。

 

③血圧の調整

腎臓はレニンというホルモンを産出して

血圧上昇作用を持つアンジオテンシンⅡを作り出し血圧を高くします。

腎臓に血流量が低下しているとレニンを多く分泌して

腎性高血圧につながります。

 

④ホルモン産生

腎臓の間質で作られるエリスロポエチンというホルモンが

赤血球の産生を亢進させます。

慢性腎臓病だとエリスロポエチンが産生できずに腎性貧血につながります。

また、ビタミンDで腎臓が活性化するのですが

慢性腎臓病だと活性化できずに骨やミネラルの代謝異常を起こして骨密度を下げます。

 

【腎臓への生活習慣指導】

当たり前ですが、タバコや飲酒、運動不足、肥満はNGです。

しっかり指導しておきましょう。

 

腎臓の機能が低下しているということは、

ネフロン(腎小体と尿細管)が減少しているということになりますから

どれだけ負担を減らすかが重要になります。

 

腎臓病の栄養指導ですが、大事なポイントが5つあります。

①エネルギー量

これは、1日に生活する上で十分なエネルギー量の食事ということです。

肥満であれば、減らさなければいけませんし

食事を減らしたくなければ運動量を増やさなきゃいけませんね。

患者さんによって変わってくるので注意しましょう。

 

②たんぱく質

3大栄養素の「糖質」「たんぱく質」「脂質」ですが、

たんぱく質だけ代謝を受けた後

代謝産物として尿素を腎臓から排泄しなければいけません。

取りすぎは、腎臓の負担になります。

腎機能が悪い場合のたんぱく質量は

0、6〜0、8グラム(成人で1、2グラム程度)が推奨されていますので

ある程度の制限は必要になります。

 

③水分量

これは腎機能低下の度合いにもよりますが

摂取した水分が排泄できない場合は

体に水分が溜まってしまっているので水分量の制限をしなければいけません。

本来、ドクターが決めることなので指導する際は注意しましょう。

 

④食塩

これは腎機能関係なく

取りすぎはNGですね。

余分な食塩は腎臓から排泄されますが、

排泄しきれないと高血圧やむくみにつながります。

 

⑤カリウム

腎臓の働きが低下するとカリウムが蓄積して

不整脈などの原因になります。

 

【腎臓アプローチについて】

①腸腰筋アプローチ

②頭蓋仙骨療法(側頭骨アプローチ)

③腎臓反射点アプローチ

④腎臓リフト・ポンプ

⑤腎臓ストレッチ

⑥腹部大動脈リリース

⑦経絡アプローチ(腎経)

詳しくは動画で解説してますのでぜひご覧下さい。

 

最後まで記事を読んでいただき有難うございました。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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