ALLアプローチ協会

臨床で考えるストレス連鎖反応について パート①(ストレスと神経内分泌系・視床下部)

from 山口拓也
スタバ デスク より

いつもALLアプローチ協会 公式ブログを読んで頂き誠に有難うございます。

本日の記事は、「臨床で考えるストレス連鎖反応について パート①」というテーマでお伝えさせて頂きたいと思います。

日常生活では、ストレスは生活の一部と言ってもいいくらいになってますよね、

ほとんどの人が、毎日精神的ストレスがかかっているのではないでしょうか?

しかし、このストレスが内分泌系や自律神経の問題に深く関わって来るので

しっかりストレスに対する評価〜治療の流れをしっかり考えなければいけません。

というわけで、今日はストレスについての記事を書かせて頂きたいと思います。

【ストレスと脳について】

ストレスの原因は様々です。

家庭の事情、友達、仕事や財政の問題、通勤、などなど

様々なストレスが日々の生活に降りかかってきます。

しかし、ストレス反応は生存本能ですから

天敵から逃げるなど進化の過程で発達した機能であり必要不可欠です。

ただ、あまりにストレスがかかると

神経内分泌系と免疫系に負担がかかり自律神経を崩す要因になります。

人は、ストレス因子に遭遇すると

ほぼ瞬時に全身の神経作動物質を大量に分泌します。

ここで重要となってくるのが、扁桃体、海馬、視床下部、青斑、前頭前野の5つの領域と言われています。

頭蓋仙骨療法は、上記の5つの領域の回復促進に繋がります。

ストレスに対するアプローチとして、頭蓋仙骨療法はベストなアプローチと言ってもいいですね。

直接脳にアプローチもできますが、簡単なアプローチは頭蓋テクニックです。

【ストレスと神経伝達物質】

まずストレスがかかって最初の反応は、

ノルアドレナリンとアドレナリンが増加して交感神経の働きが活性化します。

それと同時でコルチゾールが増加して

H-P-A軸(視床下部・下垂体・副腎)が促進します。

そして、ストレスを対処すると恒常性を基本レベルに戻ります。

しかしストレスが持続的にかかっていると、恒常性が戻せず

交感神経優位となってしまいます。

それがあまりに長く続きすぎると

自己制御が働かずに永遠に交感神経優位の状態となり

これを適応障害と言います。

そして、生理的機能や心理面にも影響し

自己免疫疾患や不安症、高血圧、うつ病、社会病的行動、睡眠障害、摂食障害など

様々な影響をもたらします。

しかし、これを解決できるアプローチが頭蓋仙骨療法です、

ストレス反応や神経作動物質、恒常性をバランスの取れた状態に戻します。

※ストレス反応の流れ
①ストレス因子→②神経内分泌免疫系が適応できる状態に移行→③扁桃体や視床下部、脳幹などに伝達
④HPA軸の活動更新→⑤アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾール増加
⑤グリコーゲン増加、貯蔵エネルギーの利用→⑥覚醒、警戒、注意、消化機能などの抑制

【HPA軸について】

【ストレスのサイクル】

ストレスには関連し合う3つのサイクルがあります。

1:自律神経のプロセス

2:大脳皮質のプロセス

3:HPA軸

上記のサイクルは、前頭前野、視床下部、扁桃体、海馬、脳幹の相互作用によって調整されています。

【ストレスに対する視床下部の役割について】

視床下部の主な役割は、生体の恒常性バランスと流動性の意地を助ける事です。

身体全身をコントロールしていると言っても過言ではありませんね。

自律神経の働きやホルモン分泌、感情、自発的機能や空腹、喉の渇きなど

様々な欲求や体温など全ての事をコントロールしています。

そして、視床下部で最も重要なのはストレス反応全体の調整ですね。

先ほど述べた5つの脳と連携を保ちながらストレス反応を調整しています。

視床下部は、他の脳とどのように連携しているのか?

視床下部は、まず情報を受け取ってから多くの領域の調整をします。

受け取る情報とは、まず扁桃体・海馬から

現在進行形での出来事で命に関わるか?などを評価したり

過去の経験に基づいて新しい経験に対する感情を与えたり

トラウマやストレスに関する感情の記憶を伝えたりしています。

他にも内臓感覚や体性感覚も視床下部にインプットされます。

この感覚のほとんどは、侵害受容器や痛覚受容器と関連しており

「脊髄視床下路」とも呼ばれてストレスとの関連が深いです。

なので、体制器官や内臓からくる侵害感覚も鬱や不安などを引き起こしやすくなります。

まとめると、視床下部からの情報の受け取りとして

①大脳皮質から伝わる長期記憶 

②海馬、側頭葉から短期記憶

③皮質から伝わる特殊感覚

④扁桃体から伝わる感情的記憶

⑤脊髄視床下路

上記から情報を視床下部が受け取り

①内分泌流の反応(セロトニンとエンドルフィン、コルチゾール)

②中枢神経系の反応(脳幹・青斑から自律神経のコントロール)

ここまでが視床下部の働きの流れになっています。

頭蓋仙骨療法だと視床下部の調整もありますので、興味ある方は是非学んでみて下さい‼︎

下記にセミナーのご案内がありますのでお待ちしております。

【以前、ストレスコントロールについての動画撮りましたのでのせさせて頂きます】

本日の記事は以上となります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました。

次回は、ストレス連鎖反応パート2をお届け致します。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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