おはようございます。
all アプローチ研究会 鈴木 正道
本日は西洋・東洋の類似点=筋膜・経絡についてお話させていただきます。
西洋医学の病院で働いているセラピストにとって経絡の観点は学校の授業にもなければカルテに記載することもない知識ですが、現在様々なセミナー団体で経絡を取り扱うことが増えているのが現状です。
そもそも経絡とはなんなのか。
教科書上の言葉では、経は縦糸・いきさつの意味でがあり、絡には「まとう」や網状の物、すじ、道筋といった意味があります。
経絡は鍼灸学では経脈と絡脈を指すそうです。
縦の経脈と横方向にそれをつなぐ絡脈とを意味する場合と、深部の経脈から体表に向かって枝分かれして浅い部で全身を覆う絡脈全体を意味する場合があります。
経絡には12のラインがあり、六臓・六腑のいずれかの臓腑に属しています。
そして筋膜のラインです。現在アナトミートレインという本で表現されている筋・筋膜の結合するラインが複数紹介されていますがこのラインがなんと経絡のラインと酷似しているのです。
例)陽明胃経と浅前線のライン 太陽膀胱経と浅後線のライン
私も元々筋膜の勉強からスタートして経絡の勉強もしてみてその一致に驚きました。
近年の解剖研究で、筋膜には中心点となる協調中心という物が発見されており、その中心点の7割~8割が経穴と一致したという報告があります。
経絡・経穴に解剖学的根拠がみつかってきているのです。
経絡・経穴が筋膜を指すことだとは言えないと思いますが、臨床思考の一助にはなると思います。
是非当協会でもご紹介させていただいている筋膜・経絡の観点を使ったアプローチのセミナにお越しいただければと思います。
本日はメルマガのご購読ありがとうございました。
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