内臓調整

副腎の機能・治療【内臓治療‐ストレス‐カーフサイン】

皆さん こんにちは 

ALLアプローチ協会代表 山口拓也です。

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、

ありがとうございます!

今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて

副腎の機能・治療【内臓治療‐ストレス‐カーフサイン】

というテーマでお伝えしていきます。

副腎はストレスと関係するって何となく知っている方多いと思いますが、どうしてか知っていますか?

そして、副腎の治療をどう行っていますか?

今回は、副腎とストレスの関係や重要性について解説しようと思います。

【副腎の機能とホルモンについて】

副腎には、様々な機能があります!

具体的には、エネルギー代謝、血圧調整、血糖調整やストレス管理など……

副腎治療を臨床で活用する前に知っておかなければならない副腎皮質ホルモンが3つあります!

1つ目:アドレナリン

ドーパミンから作られ不安や恐怖などの感情になると、各臓器へ作用し痛覚の閾値を上げたり

血糖値や血圧を上げて対応しようとします!

ストレスが来るとこのホルモンが上記のように働きます!

2つ目:ノルアドレナリン

アドレナリンから作られます!アドレナリンと作用は一緒ですが、神経伝達物質として脳で作用し集中力ややる気を出してくれますね!これがないと、うつ病や無関心になってしまいます!

これも、ストレスがくると対応しようとします!

3つ目:コルチゾール

アドレナリン、ノルアドレナリンと一緒でストレスに対し反応しますが、ホルモンバランスの調整を行います!

ということは、副腎が疲労する要因は、このホルモンが非常に関係しております!

ストレスがかかりすぎると、上記の3つのホルモンが枯渇してしまう恐れがあるんですね!

いざ、ストレスがかかってきてもホルモンが出せないがためにストレスに対応できなくなってしまいます!

あとは、食事で糖質が多い食事なども食べすぎると上記のホルモンを使ってしまいます!

お菓子などを食べると1次的に血糖値が上がりますが、直後にインスリンで血糖値を下げます。その後にアドレナリンなどで血圧を上げるときにも使ってしまいます!

大事なのは、ホルモンを節約すること!ですね。

【視床下部と副腎の関係】

上記の3つは、視床下部から指令がきてホルモン分泌を行います!

※だから、下垂体の治療が必要なんです!

【副腎疲労の症状って何?】

症状から、副腎機能を評価してもいいかもしれませんね!

・血圧異常

・体重減少

・集中力低下・無気力・無関心

・浮腫み

・眠れない

・抜け毛

・塩分を好む

・脂肪の増加など

【副腎疲弊する原因とは?】

・ストレス

・カフェイン

・たばこ

・添加物

・糖質

・睡眠低下

・塩分が多い

・アレルギー

【副腎疲労に対応する積極的に摂取しなけらば行けないビタミンは?】

ビタミンB・C

【副腎の評価方法について】

副腎の反射点を1つ1つ説明させて頂きたいと思います!

反射点は、治療する際にも使われますがセルフメンテナンスの指導でも重要となりますので

ぜひ覚えておいてください!

①ふくらはぎの中央部(腓腹筋中央)

正直、ここの反射点が一番使われますね!

カーフサインともいわれている所です!

※カーフサインって?…内臓の状態ふくらはぎの硬さとして現れる東洋医学的な用語

②右母指中央部

ここは、膵臓の反射点でもあるところですね!

①と②は、セルフメンテナンスで指導しやすい部位です!

③蝶形骨(※反射点ではありません!)

蝶形骨は、副腎との関連があります!副腎の治療をして、反応が弱い時は蝶形骨を行うと良いですね!

(※他のセミナー団体では、頭頂骨と言われていることもありますが実際治療すると蝶形骨の方が反応良いため

蝶形骨と書かせて頂きました)

以上が反射点となっております!ぜひ、ご参考になってください!

【副腎治療番外編】

副腎治療は、先ほどの反射点の治療や負担のかかる生活習慣を修正しても良いと思いますが

実は、下垂体の治療が副腎のイネイトインテリジェンスを上げるには必要です!

※イネイトインテリジェンスって何?……一言でいうと自然治癒力!(話すと長いです((笑))

もちろん、副腎のイネイトを上げるためには他の内臓治療も治療して解毒機能を上げてあげるのも1つの手ですよね!

【まとめ】

・ストレスに対応するホルモンが副腎には備わっている(副腎皮質ホルモン)

・ホルモンの節約が、副腎疲労しない秘訣!(副腎に負担のかかることをやめる)

・副腎治療は、反射点や頭蓋治療もいいが下垂体や他の内臓治療も重要となってくる。

本日の記事はこれで以上となります!

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それでは、また明日!

山口 拓也

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