みなさん こんにちは
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。
いつもALLアプローチ協会の ブログを読んで頂き誠にありがとうございます。
今回も勉強熱心なセラピストさん向けに
生理痛に対する内臓・筋骨格・頭蓋治療について
というテーマでお伝えさせて頂きたいとおもいます。
最近ですが、整体院で20歳代〜40歳代の女性の腰痛患者様を何名か診させて頂いたのですが
生理痛+腰痛で悩んでいる人がほとんどですね。
内臓疲労からくる生理痛+腰痛の方が多いので生理痛に対するアプローチ方法をまとめて紹介させて頂きたいと思います。
卵巣由来の腰痛、生理痛、生理不順、PMS、子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症などの
婦人科系の悩みを解決するために以下の内容を知っておいて下さい。
【生理痛への対策・評価〜治療まで】
(生理痛治療に必要な問診)
【まず、生理について】
大きく分けて子宮には2つの役割があります。
1つ目:排泄
2つ目:生殖
イネイトインテリジェンスの中の排泄・生殖の役割を持っています。
(イネイトインテリジェンスとは→排泄・吸収・免疫・生殖・成長を通して自然治癒力を高めること)
では、1つ目の排泄について解説して行こうと思います。
内臓を詳しく勉強していない方は、子宮って排泄なの・・・?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
生理というのは、子宮内膜の沈着を剥がし外に出す排泄行為です。
子宮を綺麗にして妊娠を成立させる準備のための排泄ですね。
生理痛がある患者様は、何かしら異常が出ているサインということですね。
2つ目の生殖について子宮に関しては、いかに健康で丈夫な赤ちゃんを
産むかというところが大事なポイントです。
子宮は、子供を成長させる場所であるため生理にて子宮内部を綺麗な状態にさせる必要があります。
婦人科症状に関与するのが、子宮と子宮内膜、骨盤が重要となってますのでぜひ知っておいて下さいね。
【生理痛に対する内臓・筋骨格・頭蓋治療アプローチ】
(生活習慣)
様々ありますが、最も気をつけるべきは脂質ですね。
女性は、ホルモンバランスやストレスから甘い物などを摂取し肝臓が解毒機能を必要とするパターンがほとんどですね。
脂質には、注意するように指導しましょう。
(内臓治療)
①肝臓治療:肝臓が下垂し腸を介して子宮を圧迫し生理痛になることがほとんど・・・
解毒機能もしっかり行うようにアプローチする。
②子宮・卵巣:肝臓治療や腸のリフトを先に行ってからアプローチする
③小腸・大腸アプローチ:リフトをしっかり行うこと
④副腎:ホルモンとの関係あり
(筋骨格)
③骨盤・腰椎・股関節+骨盤に付着している
筋肉へのアプローチ:骨盤へのアプローチをしなければ、子宮の硬さに再度繋がってしまいます。
④横隔膜・大腰筋・腸骨筋・臀筋群:子宮の硬さと骨盤を介して繋がりあり
⑤TFL・腸脛靭帯:子宮・卵巣の反射点であるため
(頭蓋)
①下垂体・視床下部:女性ホルモンの司令塔
②頭頂骨:子宮との関連あり
③後頭骨:仙骨との関係が深いため
上記のことを意識して生理痛へのアプローチをしていただければと思います。
本日は以上となります。
最後までお読み頂き有難うございました。
ALLアプローチ協会 代表 山口 拓也