その他

アキレス腱炎に頭を抱えるセラピストへ

おはようございます

Allアプローチ協会 鈴木 正道です。

本日もメルマガをご覧頂きありがとうございます。

今日はアキレス腱炎が治せなくて
過去にめちゃくちゃ悔しかったトラウマのある

そんな私から
最近効果があるなーと感じるポイントについて
2回に分けて説明させて頂きたいと思います。

アキレス腱炎は五十肩と一緒で治りにくいので

専門の整体院や整体の売りとして
看板に書かれることも多いですね。



私も治せなかった時期には頭を悩ませました
「簡単に治せます」
みたいな記事も多く診られますが、
湿布を貼って勝手に治る程度の

アキレス腱炎であれば
確かに簡単かもしれませんね。

簡単に治れない方は
・整体院で治らない
・整骨院でテーピングを貼られても治らない
・鍼灸院に半年通っても治らない
・病院で湿布をして超音波をかけても治らない
・リハビリに通うけど治らない

どこに行けば治るという話ではなく、
治せる人に会うしかないのが現状ですよね。


実際私のところにも1年
いろんなところで治療されて

アキレス腱炎専門整体でも治らなかった
そんな方も流れ着いてきます。

アキレス腱炎専門整体で
何をやっていたか患者さんが教えてくれたので

内容をお伝えすると
まずは足全体のマッサージとストレッチをして、

その後アキレス腱炎用のスペシャルテーピング5000円
そして足趾の筋トレを指導されるそうです。



5回ほどで治ると言われて倍以上通って治らなかったので
諦めたそうです。

毎回テーピング込みで12000円みたいですね。

今回たまたま私が治すことができるケースでしたが
まだまだ私でも対応できない重度なケースもあると思います。

まず、
アキレス腱炎とは、アキレス腱に
炎症が生じた状態を指します。

長時間のウォーキングなどで、
アキレス腱に対して運動負荷が
繰り返しかかることが原因となります。

アキレス腱炎では、
かかとに痛みや圧痛が生じます。

また、アキレス腱周囲に腫れや熱感などを伴います。


治療では、局所を冷やし、
安静を保つことが大切です。
必要によって手術が行われることもあります。

原因として説明されているのが
アキレス腱炎は、アキレス腱に対して
運動負荷が繰り返しかかることで発症します。

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉と
かかとの骨をつなぐ場所に位置しており、
歩く、走る、ジャンプする、といった

動作に関連して負荷がかかり
長時間のウォーキング、
間違ったフォームでの長距離走などを重ねることで、
アキレス腱炎が引き起こされます。



アキレス腱は年齢を重ねるにつれて徐々に弱くなり、
運動負荷が掛かる際に炎症を起こしやすくなります。

また、扁平足の方、底のすりへった靴などを履いて
運動をする方などもアキレス腱炎が発症しやすくなります。


【検査・診断】
アキレス腱炎では、アキレス腱の痛みや腫れ、
しこりなどが診察によって確認されます。

もっとも痛みが強い部位や足関節の可動域の低下も
確認されます。

アキレス腱炎が疑われる際には、アキレス腱周囲のレントゲン写真や超音波検査、
MRI検査といった画像検査が行われます。


これら検査により、アキレス腱に炎症が生じている状態、
異常な骨の形成の有無などを評価することが可能です。

よくあるパターンがレントゲンで
異所性骨化(アキレス腱踵骨付着部)がみつかり

これが原因ですねと医師から説明されて、永遠に痛み止めを服用している
ケースが多いです。

最近来た患者さんは医者が湿布と飲み薬しかくれないと
医療に不信感を抱いていらっしゃいました。


こういった患者様がいらした場合は
医師ができるのは診断と処方になるので、

リハビリテーションのない病院では
医師ができることは紹介状を書くことですが、
治せなかった患者に、アキレス腱炎ぐらいで紹介状を
書くケースは少ないようです。



医師によって認識は違うかもしれないですが、
どんどん薬が増えていくケースも多いようです。



こんな難治性の方に筋膜をちょっと緩めても
そんなに効果は出ません。



しかし、筋膜にアプローチすることで痛みをとることができます。



組織にどんな刺激を与えるかによって
結果がでるか出ないかの違いが生まれてきます。


筋膜には楔となる中心点があり、
その場所を協調中心と呼んだり、
トリガーポイント、ツボと呼んでいいたりします。



長い間、トリガーポイントやツボと呼ばれる物には
解剖学的根拠が不明確な部分がありますが、



解剖医による筋膜の研究でそこに協調中心とよばれる
構造があることがわかっています。



俗に言う筋膜リリースと呼ばれるものは
現在様々な手法がありますが


そのほとんどが浅筋膜を軽く緩める物や
筋腱付着部をマッサージするものを

筋膜リリースと呼んでいたり、Amazonの通販で売っている道具では
ローラーでマッサージやマッサージ機で
振動を与えるものも筋膜リリースと呼ばれています。

これらの刺激は固まった組織を壊して
組織自体を作り替えるような刺激ではありません。

針やトリガーポイントの施術や
協調中心の施術は組織を壊して再編成させるような
刺激の部類に入りますが、

針は反射を使うような部類に入るので
少し考え方が違うかもしれません。

私も緩める系の筋膜の施術も効果があると
思っていましたが、
組織の破壊と再生の中で元の構造を取り戻していく
刺激もまた必要なケースがあることを知りました。

実際トリガーポイントの施術も協調中心も悶絶です(笑)


次回にはアキレス腱炎に使えるアプローチポイントをいくつかお伝えさせて頂きますので
お楽しみにしてください。

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