いつもALLアプローチ協会 ブログを読んで頂きありがとうございます
山口拓也です。
本日は、「1人で頭蓋仙骨療法・1次呼吸を拡大する方法」というテーマについての話ですね。
頭蓋仙骨療法をやったけどすぐ戻ってしまう・・・と受講生さんからよく聞きます。
なので、1人で頭蓋仙骨療法というテーマでお伝えさせて頂きたいと思います。
【頭蓋仙骨療法について】
頭蓋骨は、28個からできており頭蓋骨はある周期によって膨らんだり縮んだりして
呼吸のように動いているのですが、これを1次呼吸と言います。
この1次呼吸に対して、5gタッチで1次呼吸を正常化し硬膜の問題を正常化していきます。
※硬膜の重要性について↓
脳脊髄液が頭蓋骨〜脊椎〜仙骨(S2)まで流れて満たしている。
脳脊髄液は、脊髄神経や脳神経に栄養を与えたり老廃物を回収したりしています。
【1次呼吸の働きがうまくいかないと・・・】
・更年期障害(ホルモンバランスの乱れ)
・自律神経失調症
・精神障害
・発達障害
・耳鳴り、頭痛
・内臓機能低下
・自然治癒力低下
などなど・・・
【頭蓋仙骨療法 セルフメンテナンス 耳管を利用した側頭骨と蝶形骨のセルフメンテナンス 】
耳を引っ張ることで左右の側頭骨が広がり
側頭骨と蝶形骨の接合部が広がることで
側頭骨と蝶形骨の遊びを引き出す事ができる。
蝶形骨に遊びができるとその支配下にある臓器や脳の緊張状態を解消する事ができる。
【頭蓋仙骨療法 経絡を利用したセルフメンテナンス 】
頭蓋骨付近にある経絡を利用したメンテナンスは山ほどありますが
最も簡単なのは爪を使ったメンテナンスです。
経絡の調整をすると1次呼吸を含めて全体を活性化する事ができます。
1次呼吸も経絡のアプローチで調整する事ができますので、
爪を使えば比較的簡単に調整する事ができます。
爪には井穴というポイントがあり
井穴をマッサージすると12経脈という経絡の調整をする事ができます。
爪は健康状態を把握する評価のポイントでもありますから、評価のポイントにもなります。
【頭蓋周囲の筋膜メンテナンス】
1次呼吸が硬い人は、頭蓋骨28個の接合部である縫合の硬さが問題となるのですが
周囲の筋膜が1次呼吸をさらに阻害しているパターンも非常に多い事があります。
そのため、筋膜リリースが重要なのですが、下記の筋筋膜をセルフでリリースしてみて下さい。
・側頭筋
・前頭筋
・後頭筋
・帽状腱膜
・咀嚼筋
・胸鎖乳突筋
・後頭下筋群
・頬筋
などなど・・・
ストレッチングでも効果がありますので、是非実践してみて下さい。
【骨盤・脊柱のセルフメンテナンス】
頭蓋仙骨療法では、頭蓋骨・仙骨までの調整が必要です。
1次呼吸では、頭蓋骨〜仙骨まで硬膜を通して脳脊髄液が流れていますから
脊柱や骨盤の可動性がなければ、1次呼吸に問題が起きてしまいます。
下記に骨盤や脊柱のセルフメンテナンス が必要となります。
その中で脊柱や骨盤の可動性を止めてしまう可能性がある
筋肉もアプローチする必要があります。
その中で、横隔膜、骨盤隔膜、臀筋群、腸腰筋、ハムストリング、内転筋
などの調整も必要となってきます。
【生活習慣 アプローチ】
①水分摂取
体液循環が悪い方は、水分不足の方が非常に多いです。
1日の適量摂取をする事が必要です。
②屋外にてグリーンエクササイズ
屋外にて自然の中でストレッチなど運動をする事で
交感神経と副交感神経のバランスを整えて1次呼吸を調整できます。
③瞑想・深呼吸
1次呼吸に問題がある人は、交感神経優位で問題になっている方がほとんどなので
副交感神経優位の状態に切り替える事ができます。
④断食
食べすぎると
内臓や脳の下垂体、視床下部に負担がかかって
1次呼吸の阻害要因となりますから食べ過ぎの問題をとることも重要です。
必要なビタミン・ミネラルを適度に摂取するとベストです。
本日の記事は以上となります。
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也