皆さん こんにちは
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。
本日は、「PMSと腰痛の関係」についての話をさせて頂きます。
PMS(月経前症候群)とは、生理が始まる2週間前に起こる心と体の不調の事
※PMSの原因とは?→①黄体ホルモンの影響 ②セロトニンの低下 ③ビタミンやミネラル欠乏などなど
PMSや生理痛の女性は、臀筋群の硬さが由来の腰痛になっている人が非常に多いです。
もしみなさんが、女性の方の施術でPMSなのであれば、
臀筋群の前に子宮のアプローチが必要になってきます。
そして、PMSの黄体ホルモンに影響を及ぼす強い問題として油との関係性が深いです。
油の中でもオメガ3とオメガ6って聞いたことありますか?
油で生成される重要な黄体ホルモンとして、プロスタグランジンっていうホルモンがあります。
このホルモンは、オメガ3・6で生成されてバランスをとっており
子宮の収縮と弛緩の役割を持っています。
子宮の収縮・弛緩は、オメガ3から生成されるプロスタグランジンが弛緩させ、
オメガ6から生成されるプロスタグランジンが収縮させる役割があります。
現代人の油のバランスの理想は、どちらも同じ量を摂取する必要がありますが
実際には、オメガ3に比べてオメガ6を50倍摂取している状態になっています。
ほとんどの人がオメガ3不足ということですね。
そのため、子宮の収縮が持続してしまい
PMSが強くなったり子宮の緊張から臀筋の硬さに繋がり
腰痛や肩こりなどになってしまいます。
もし、みなさんが
女性の方を施術する際に
腰痛や肩こりが取れなかったら子宮の調整と油の指導をすることが非常に重要となってきます。
オメガ3の摂取は、亜麻仁油や魚(アジやサンマなど)を適量摂取しましょう。
オメガ3には高血圧や精神面の安定など様々なメリットがありますから
栄養学もしっかり勉強して下さいね。
本日の記事は以上となります。
ぜひ臨床で油の指導をして頂ければと思います。
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ALLアプローチ協会 代表 山口拓也