いつもALLアプローチ協会 公式メルマガを読んで頂き本当に有難うございます。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。
本日は、リンパマッサージの重要性 セルフメンテナンス のやり方について書かせて頂きます。
皆さんは、リンパの重要性についてどれだけ知っているでしょうか?
リンパを意識してアプローチする事で様々な体のメリットが起こります‼︎
では、リンパの基礎に対しての解説をさせて頂きますね‼︎
【リンパの基礎・基本について】
まず、リンパとは何か?から書かせて頂きますね‼︎
リンパ系になると他にも要素が入ってくるので、リンパについて話させて頂きます。
①リンパ管 ②リンパ液 ③リンパ節、リンパを勉強するのであれば①〜③を理解すべきです。
以下が解説です↓
①リンパ管
リンパが入っている管で静脈に沿って全身を巡っている
②リンパ液
リンパ液でも2種類あります。
リンパ管の中に流れているリンパ液と細胞間質液の中に流れているリンパ液では、濃度が違います。
リンパ管の中に流れているリンパ液は、タンパク質の含有量が多く
膠質浸透圧は、血管内と血管外で圧差があるため細胞間質液中の水分はこの圧差によって静脈に水分、電解質、血液ガスが戻り
筋肉の動きによって起こる分子量の大きなタンパク質やウイルスなどの異物などがリンパ管に吸収されて管内リンパとなります。
リンパ液の主な細胞成分は、リンパ球ですが抹消のリンパ管にはほとんど存在しません。
リンパ節を経るごとにリンパ球は増えていきます。
リンパ球は、白血球は異物の侵入から体を守る免疫の役割をしています。
赤血球は酸素や二酸化炭素を全身に運ぶ役割、血小板は出血をとめる役割(出血するとリンパにも)
リンパ球の流れが低下することにより浮腫みや腫れ、免疫系の異常が出る事は当たり前ですね。
リンパ本管の話もさせて頂きます‼︎
右リンパ本管と左リンパ本管(胸管)の2つがあります。
右リンパ本管:右上半身のリンパを集める場所。1〜3センチ程度。
左リンパ本管(胸管):左上半身と両下半身を集める35センチ〜40センチのリンパ本管。乳糜層が上行して胸腔に入り胸管となる。
③リンパ節について
リンパ管の途中でフィルターのような役割になっているのが、リンパ節です。
二次リンパ器官とも呼ばれていますね。
リンパ系の中に入った細菌やガン細胞、異物はリンパ節で捉えます。血管系に入る前にチェックして食い止める役割ですね。
癌が転移したりするのは、このリンパ節でせき止められず転移するパターンです。
それだけ、重要な役割を果たしているということですね。
【他にリンパで知っておくべき知識とは?】
①リンパ系について
リンパ液を運搬する導管ネットワークで脾臓、骨髄、胸腺、消化管なども含みます。
②脾臓とリンパの関係について
脾臓は、人体の中で最も巨大なリンパ器官です。
細菌や異物を摂取したり,これらを無毒化するとともに,通過する血液やリンパ液をろ過する役目を果している。
リンパ球の産生や赤血球の破壊、生体防御などに関連してくる。
③骨髄とリンパの関係について
胸腺もそうなのですが、骨髄と胸腺はリンパ球が増えて作られているところを一次リンパ組織と言います。
リンパ節、脾臓、扁桃腺など腸管のパイエル板など免疫応答の場所を二次リンパ組織と言います。
どちらもリンパにとって重要な組織ですね。
【簡単に役割をまとめると?】
上の説明では、難しすぎたという方に簡単にリンパの役割を説明させて頂きますね。
①体の浄化の働きを持っている
酸素や栄養分を運び、老廃物や余分な水分を回収する役割を持っている。
リンパ液によって運ばれる不要なものは、リンパ節で浄化されながら、最終的に静脈にいきます。
様々な臓器を経由することで、尿や汗となり体外へ排泄される。
②免疫に関与している
ウイルスや細菌、異物などを体から排泄する役割を持っている。
老廃物や余分な水分を出せないと風邪をひきやすくなったり、疲れやすさが生じてしまいます。
【リンパの流れを良くするには?】
セルフエクササイズ編
①鎖骨ほぐしが有効です‼︎
②腸に対してのセルフエクササイズでリンパを流してあげましょう
③その他の内臓のメンテナンスもしてあげましょう
④横隔膜のセルフメンテナンス もしてあげましょう
【生活習慣編】
①歩いたり運動をすること
デスクワークなどの人は、リンパが滞りやすいので筋肉のポンプ機能が働いていません。
しっかり運動をすることでリンパを流してあげましょう。
②足を上げること
椅子に座っているのであれば、クッションなどで高い位置に足を置いたりなどなど
③水分を適切にとる
水分不足は体液の流れ悪くなるので、適量をとりましょう。
2リットルがベストです。
④ミネラルをしっかり摂取しましょう
マンガンやカルシウムが重要です。
マグネシウムも大切なので下記に動画のせておきますね↓
⑤アルコールやカフェインを控えるようにすること
脱水につながるのでしっかり控えるようにしておきましょう。
本日の記事は以上となります。
最後までお読みして頂き本当に有難うございます。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也