おはようございます。
いつも当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。
ALLアプローチ協会 関東支部長 鈴木 正道です。
今回は、「血流・血管にアプローチすることの重要性」についてお伝えさせていただきます。
みなさんは筋膜アプローチや関節手技、筋力トレーニングや促通手技を
普段の臨床や施術で毎日のように行っていると思います。
その効果が最大限に発揮されるようにするために
必要な原理原則を理解できていますでしょうか?
こんな知ったか風な話をしていますが、
私も最近理解できてきていることです。
すでにみなさんも知っていることかも知れませんが、初めて聞く話かも知れません。
知っていたけど、そこまで深くはなかったと思う内容かも知れないので参考にしていただければ幸いです。
みなさんが普段行っている施術では、体のゆがみや、組織学的な滑走不全、損傷部位の癒着や拘縮に対してアプローチをして痛みや動きを改善することが多いかと思います。
これらすべてのアプローチの結果、起こっていることは、何かを修正することで循環・血流の改善が起きていると言うことです。
循環・血流が改善することで
・血液・体液が運搬される
・細胞に栄養・酸素が行きわたる
・細胞の老廃物が排泄される
・新しい細胞が再構築される
その結果、
・動きがよくなる
・痛みが改善する
・痺れが改善する
ことにつがなるわけです。
みなさんは脊柱管狭窄症における
下肢の痛み・痺れの原因は、腰椎で神経・血管が狭窄されるからだと思いこまされていませんか?
筋膜アプローチをされる方は、その医師の説明が全てに当てはまるわけではないことも理解されていると思います。
実際整形外科で腰の診断をする時には、
短い問診とレントゲン(骨しか写っていない)でほぼ診断が下り、
その後、パルクスと言う血流を改善させる点滴や痛み止めの薬が処方されます。
このパルクスという薬、末梢血管を拡張して血液の流れを良くして足の痺れや痛みを改善する効果があります。
実際この薬で治療を受ける患者様には、楽になってきたと訴える方が多いのは事実です。
当たり前ですよね、効果を検証して出している薬なので的は達成してくれます。
他に何が起きていようとも。
レントゲンで骨アライメントの評価・問診をした結果、血流の問題にアプローチする。
これが多くの整形外科で行われている脊柱管狭窄症のアプローチです。
腰椎を診て、アプローチをするのは末梢血管?
それなら最初から、慢性動脈硬化症を疑った検査をすべきなのでは?
と、私は疑問を感じる時もあります。
患者は主に下肢の痛みを訴えているのなら末梢血管の検査も必要だと思います。
ちなみにこの慢性動脈硬化症を悪化させる危険因子は、喫煙・糖尿病・高血圧・脂質異常症・慢性腎不全があります。
しかし、この薬の副作用には以下の物があります。
・血管痛
・肝機能異常
・頭痛
・下痢
・腎不全の増悪、出血
など、当然動脈硬化や抹消も再血管を無理やり拡張する作用は臓器・血管に大きな負担をかけるようです。
みなさんの患者の血管はどうでしょうか?
ちなみに血管は、「大動脈・静脈→抹消血管→毛細血管」と細かく分岐していき細胞に栄養を届けています。
実際細胞に栄養を届けているのは、毛細血管であることも重要です。
この毛細血管は体中どこにでもあります。
細かすぎていちいち名前はついていませんが、全ての臓器や筋・骨・関節には、細かい毛細毛管が張り巡らされていてミクロの世界で細胞に栄養を供給しています。
この毛細血管ですが、人によって抹消毛細血管が減少し、細胞がの栄養不足を起こしているケースが多いようです。
毛細血管が減少もしくは退行変性、血流低下してきている時に感じること、私が臨床で感じる所見を以下に挙げておきます。
・なんで足が痩せてる?
・足部・足底の筋が痩せているって
・おかしくないですか?
・歩いているひとが痩せている
・太っているひとが痩せている
・これっておかしくないですか?
・母趾球が痩せてしわしわになってますがなぜでしょうか?
・巻き爪・爪水虫などの爪の変形なんで治療しても治療しても戻ってしまうのか?
おかしくないですか?
巻き爪治療してインソールを作成して
靴を自分にあった靴を作成してまで、巻き爪を予防しようとしても巻き爪が再発してしまう。
なぜでしょうか?
年をとってきたら手の指が
・変形してきた
・曲がってしまった
・伸びきらない
・強張る
・なぜ指の色が悪くなって、変形してくるのか?
加齢だけが原因ですか?
・骨粗鬆症
・薄毛
・肌の皺
・浮腫み
・頭痛
・冷え性
・痺れ
・痛み
・強張り
すべての根本にあるのは、血管・血流に関係があることは明らかです。
このメルマガの続きで
痛み・痺れを改善させる血管・血質について
継続してお伝えさせていただきます。
最後まで当協会の公式ブログをお読みいただき、誠にありがとうございました!
鈴木正道
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