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【メンタルアプローチ】皮膚と感情との関係性、アプローチ方法

みなさん、こんにちは。

本日も当協会の公式ブログをお読みいただきありがとうございます。

本日もセラピストや治療家の皆さんに臨床で使えるヒントやアイデアをお伝えしていきますね。

そして本日は「皮膚トラブルと感情について」お伝えしてきます。

アトピーや乾燥肌など皮膚トラブルに困っている人はたくさんいると思いますが、
そういった皮膚トラブルも感情とリンクしていることが多々あります。

今回は中々改善しない皮膚症状をお持ちの方や、そういった患者さんを診ているには必見です。

では、早速お話ししていきます。

【皮膚と感情的レベルの問題】

皮膚は、「その人が周りとの関係で自分をどのように評価しているか」ということを表しています。

皮膚は身体を覆っていますので、
「その人自身が、自分自身に対してどのようなイメージを持っているか?もしくはどう見られたいか?」ということを表しています。

自己イメージがどんなものか知りたければ、自分の肌がどうなっているか見るとわかることがあります。

例えば、優しい、温もりのある肌をしている人は、「自分は優しい人間である。」思っています。

もしくは、乾燥肌の人は「自分の傷つきやすさ、優しさを知られたくないので、無愛想を振舞っている。」ことが多いです。

つまり、皮膚トラブルを持っている人は「他の人たちは自分のことをどう考えるか、自分に対してどんな判断しているのか。」ということを無意識レベルで気にしてばかりいます。

そして、ありのままの自分を受け入れることができず、何を言ってもすぐ自分を否定します。


また、自分が攻撃されて傷ついたと感じやすいです。

外部で起こっている出来事や他人からの影響は受けやすいと言えます。

自分をありのままに受け入れことができず、自分を認めることができないのです。


こうして考えてみると、もちろん皮脂の分泌量やホルモンバランスの影響もありますが、
感情面でも思春期、反抗期の子どもにニキビ肌が多いのが納得できると思います。

かくして、私も思春期、わざと無愛想に振舞っていた時期がありました。

ニキビ肌だったような記憶があります…

それはさておき、次のお話を進めていきますね。

深刻な皮膚トラブルを持っている方は、「他の人を避けるための手段」として使われることがあります。

自分を恥じている人は、他者と結びつくことができません。

そこで、少し抽象的になりますが、

「言い訳」として自分の皮膚トラブルを使うことがあります。

*誤解を招かないようにお伝えしますが、実際に使うのではなく、感情、無意識レベルでの話です。

ある人と仲良くなりたいと思って接近するが、どうしても上手くいかない場合、相手を恨んだり、憎んだりするかもしれません。

そして、仲良くなれなかった言い訳として「自分の皮膚」使うことがあります。

無意識レベル、または感情が皮膚状態を悪化させてしまい、自分自身を無意識のうちに納得させてしまうのです。

ですから、深刻な皮膚トラブルを抱えている人は、

過去に人間関係でひどく傷ついたり、もしくは恨むようなことがあったのかもしれません。

かゆみがある皮膚トラブルでは「何かが欲しくてたまらなのに、そう感じる自分を許すことができない人、また誰かのせいや周りの環境のせいで何かできないと感じている人」が多いです。

そのため、あれこれと考えて、いらだちと怒りを感じている人が多いです。

まさしくキーとなって頭をかきむしる様です。

皮膚が赤くなる人は「ある人格を演じようとして自分をコントロールし無理をしている」ことが多いです。

自分が作り出した理想に中々近づけないので、それを恥ずかしいと思い、その結果、皮膚が赤くなります。

感情的レベルのお話はここまでです。

次は精神的なレベルでのお話をしていきます。

【皮膚と精神的レベルの問題】

皮膚というのは、自分にとっても、他者にとっても目につきやすい器官です。

ですから、皮膚トラブルが自分を困らせれば、困らせるほど、それは自分に対する見方を悪くし、自己イメージが低下しています。

これを解決するには、自己イメージを変える必要があります。

では、今からその手順をご紹介していきます。

時間をかけて自分の長所をリストアップします。

ポイントはもう出ないと思ってからも最低10分は考えることです。

リストアップしたものに加えて、新しい長所を毎日1つ加える。

発見するのが難しい場合は知り合いに聞いてみてください。

必ず意外な長所が見つかるはずです。

たったこの2ステップです。

これだけで簡単に自己イメージを上げることができます。

そして最後に

皮膚トラブルで困っている人の身体から自分自身に対するメッセージはこうです。

「あなたもまた、他の人たちと同様に、弱さ、限界、恐れを持った人間です。それをまず受け入れましょう。

弱さ、限界、恐れを持ったからと言って、全く価値がない人間ではありません。

自分自身を認めてあげて、救ってあげましょう。

たとえあなたの愛する人たちの思いに反することでも、自分を責めないでください。

あなたの価値を決めるのは周りではなく、自分自身、つまりあなたの内面なのです。

本日のお話はここまでです。

すこし抽象的で、わかりにくい点があったかもしれませんが、感情と病気は治療みにおいて非常に重要なので、前回の記事と合わせて何度も読み返して理解を深めておいてくださいね。

ちなみに次回も感情系のお話をしようと考えています。

本日も当協会も公式ブログをお読みいただきありがとうございます。

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