頭蓋仙骨療法

【頭蓋仙骨療法テクニック】硬膜管リリースの重要性を深掘りしてみた

みなさん こんにちは

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也です。

今回は、セラピストの皆様に向けて
「硬膜管リリースについての重要性について深掘りしてみた」
というテーマで記事を書かせて頂きました。

皆さんは、硬膜管リリースがどれだけ重要なのか知っていますか?

硬膜管がどのように身体と関わっているかを解説させて頂きますので、ぜひ勉強して頂けると幸いです。

【硬膜〜硬膜管について】

硬膜は、脳と仙骨(S2)をつなげており「身体の中核を連結」している組織です。

脳を包み込む硬膜は、内側の層とともに硬膜管につながり脊髄を取り囲みながら下方へ延び仙骨管にいたっています。
大後頭孔〜第2仙椎までを付着しているが、第2頚椎、第3頚椎、腰椎下部にも付着している。

硬膜は、「脳・脊髄・骨・膜・体液系統全体」を1つにまとめている重要な組織です。

これらすべてに繋がりがあって、相互依存しており、どれかのシステムに異常が起これば硬膜に必ず影響が起きてしまいます。

【後頭骨と仙骨について】

硬膜管が後頭骨と仙骨に直接連結しているため、後頭骨のパターンが仙骨に直接影響を与えます。

逆に仙骨のパターンも後頭骨に影響を与えてしまいます。

【硬膜と筋膜・筋の影響について】

硬膜管自体に緊張が起こると、筋膜・筋の機能異常を誘発する可能性があります。

硬膜袖は、神経根に沿って脊柱管の外へと出て神経の外膜に移行しつつ、身体中の筋膜と繋がっております。

(硬膜から筋肉の機能異常の流れ)
硬膜の緊張(硬膜袖)→筋膜の緊張+神経外膜の緊張→神経が支配する筋肉の機能異常・筋膜の捩れ

逆にあらゆる筋膜の緊張パターンも硬膜管に伝わります。

【椎骨リリースの必要性】

椎骨の固着は、硬膜管の癒着と硬膜の滑り抵抗を発生させます。

椎間孔から出ている脊髄神経周辺の硬膜袖を通じて硬膜管に悪影響を及ぼします。

硬膜管のリリースをする際は、椎骨のアプローチもすべき可能性があります。

【硬膜管の可動性】

硬膜管の可動性に影響を引き起こす組織を下記にまとめました。

①後頭3構造(後頭骨・環椎・軸椎)

②下端の腰椎

③仙骨(結合組織)、仙腸関節

④胸郭上口

⑤横隔膜

⑥骨盤角膜

これらの部位の収縮や癒着は、硬膜の可動性や機能に影響を引き起こす。

【歯状靭帯】

歯状靭帯は、脊柱管内の髄膜の層の癒着はよくあります。

歯状靭帯は、軟膜とクモ膜に通して連結していて、脊柱管内で脊髄を安定させる役割を持っています。

脳脊髄液の流れを良くするのであれば、歯状靭帯の調整をしましょう。

私のセミナー参加した方は、膀胱経(プレ4日目)のバックラインを調整した方法でOKです。
※椎骨の調整も同じ方法でOK

【脳脊髄液の流れと硬膜管】

脳脊髄液を頭蓋から調整する時に硬膜管に捩れや緊張があると、脳脊髄液が逆流する可能性があります。

なので、頭を触る前に硬膜管の調整をしてから頭蓋の調整をしましょう。

【硬膜管をリリースするときのイメージ】

硬膜管をリリースする際は、硬膜の情報を感じ取り(どこが問題のか?)

大後頭孔から硬膜管のスペースを脳脊髄液が通り抜け、泳ぎ下るようなイメージで行います。

情報を感じる際は、柔軟性の欠如は?皮のように硬さがあるのか?乾燥しているのか?左右差は?
など具体的に感じ取るのがオススメです。

ちなみに人によっては、色や形でイメージしている人もいます。

硬膜管を牽引した時に、その組織の歴史を感じ取るとメジャーな問題点が分かると思いますので、ぜひ感覚を集中してやってみましょう。

以上が硬膜管リリースの重要性でした。

本日は以上となります。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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