栄養学

【栄養指導】便秘や精神不安定に対する患者様指導 マグネシウム実践編

from 山口拓也
整体院 デスク より

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

本日は、
「栄養指導 患者様に指導するマグネシウム実践編」
というテーマでお話をさせて頂きます。

今回は栄養学の記事を書かせて頂きます。

私のメルマガを見て頂いているセラピストさん達は

栄養学の重要性などをしっかり認識しているのかなと思います。

マグネシウムの重要性ですが、皆さんどれくらいお気付きでしょうか?

しかし、実際に栄養指導はどうすればいいのか分からない人が殆どだと思います。

なので、今回重要なミネラルについてお伝えしておきます。

【そもそもミネラルって何?】

ミネラルとは、有機物に含まれる4元素(炭素、水素、窒素、酸素)以外の必須元素ですね。

人間の体は、96、7%は酸素、炭素、水素、窒素の4元素で作られています。

残りがミネラルで作られていますね。

タンパク質や脂質、炭水化物、ビタミンと並んだ5大栄養素の1つとされています。


5大栄養素は、すべてしっかり指導していかなければいけませんね。

ミネラルには、有害なミネラルと必須ミネラルがあります‼︎


ミネラルの働きとしては、ビタミンの働きを助け、体液量や酸、

アルカリ、筋肉や神経の働きを調節し

代謝活動でも重要な働きをしていると言われています。

他にもミネラルは、身体組織の材料になり細胞や臓器の働きと深く関係しています。


その中で最も不足しがちなミネラルといえば

マグネシウムです‼︎

では、マグネシウムが不足するとどうなるのか?

どうやって摂取すればいいのか?

について解説していこうと思います‼︎

【必須ミネラル マグネシウムについて】

マグネシウムは、カルシウムとバランスをとりながら体の機能を陰から支えるミネラルです。

エネルギー代謝を始め、300以上の酵素系に関与していると言われています。

マグネシウムは、骨に50〜60パーセント 脳や神経に40パーセント存在します‼︎


さらに・・・筋肉の収縮を助けたり、精神を正常に維持するためのミネラルでもあります。

マグネシウムはカルシウムとバランスよく取らないと

筋肉の硬さに影響してしまいます‼︎



(マグネシウムの生理学↓)

マグネシウムは、小腸で吸収され腎臓で排泄されます‼︎

腸管での吸収は、ビタミンDによって促進されて、カルシウムやリンによって抑制されます。


摂取量が不足すると、腎臓でのマグネシウム再吸収が促進されたり

骨からのマグネシウムが放出されたりして血中濃度を一定に保っています。

◆マグネシウムが取れないと?

・精神面の低下

・筋肉の異常収縮

・不眠

・疲労感

・骨粗鬆症

・心筋梗塞や狭心症

・脳卒中

・高血圧

・体内時計の乱れ

・糖尿病(血糖値)

などなど・・・

様々な問題が発生します‼︎

【マグネシウムが過剰摂取した場合はどうなるの?】

マグネシウムを取り過ぎた場合は、基本的には

尿中に排泄されるので過剰症にはならないと言われています。

しかし、腎臓の機能低下がある場合は高マグネシウム症を生じると言われています。

下痢なども起こす可能性はあるので、気をつけましょう‼︎

【マグネシウムを多く含む食品とは?】

・そば
・のり
・ひじき
・豆
・豆腐
・抹茶
・ごま
・わかめ
・野菜
・魚
・しいたけ
・昆布
・かき
・芋
・納豆
・果物

などなど・・・

【他にも高濃度マグネシウムなどもあります】

私も使っているのですが、オススメですよ‼︎

10滴〜20滴が1日の摂取量とされています。

もちろん、食事から摂取するマグネシウムもありますから

調整して欲しいのですが簡単にマグネシウムが取れます。

患者様に買ってもらったりして栄養指導につなげたりもしますし

1個3000円程度でアマゾンとかでも買えるので、ぜひ実践してみて下さい。

高血圧とか精神不安定の患者様などにも必須です‼︎

最後まで記事を読んで頂き誠に有難うございます。

もし良ければ、FB.ツイッターなどでシェアして頂けると非常に嬉しいです^ ^

本日も最後までお読み頂きまことにありがとうございました。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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