内臓治療 肺の重要性‼︎ 肺と東洋医学の関係とは?
From 山口拓也
埼玉 越谷 レイクタウン スタバより
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!
今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
内臓治療・肺の重要性(肺と東洋医学の関係)
というテーマでお伝えしていきます。
私が、受講生の皆さんに治療のお話を聞くと
肺の治療を疎かにしている人が沢山いらっしゃったのでは
肺治療の重要性について書かせていただきたいと思います‼︎
【肺を東洋医学の観点から考える】
肺は、さまざまある内臓の中で一番上にある臓器なので
臓器の蓋として考えられています。
肺自体とても柔らかく、気温の変化にも弱いため
すぐに負担がかかりやすい臓器です。
だからこそ、肺炎やら肺癌、呼吸器疾患なんて
あっという間になってしまうんですね。
肺の不調になると、喉や鼻にすぐ症状が出てしまうのでぜひ覚えておいて下さい‼︎
あとは、これも覚えておいて欲しいのですが、肺と関係のある内臓は多いです‼︎
最も関係が深いのは、肺と大腸…
肺と大腸は、肺経を通じて表裏関係にありお互い影響し合っています‼︎
肺は、体液代謝を持ち 大腸は、水分吸収の面で病理的にも関連性があります。
なので、片方が機能低下すると片方も悪くなります。
例としては、肺の機能が落ちて体液代謝機能が落ちれば、
大腸機能が落ちて水分コントロールが行えず便秘や下痢になったり…
大腸も同様で大腸に炎症などがあると、
肺のメスシリンダーの役割が落ちてしまい
呼吸が浅くなってしまったりするんです。
どちらも、しっかり治療することが重要です。
患者様の肺と大腸は正常ですか…?
他にも、脾臓と腎臓に関係し合っているのですが
またの機会にお話しできればと思います。
【肺の機能をおさらい】
①呼吸器系の機能を持つ
②免疫機能の役割を持つ
③皮膚、鼻、気管支、喉をコントロール
④体液代謝機能を持つ
⑤発汗による体温調節機能を持つ
これらの機能があるから、こんな疾患や症状の際に肺治療を行いましょう↓
①免疫系疾患
・花粉症
・アトピー
・アレルギー
・リウマチ
・ガン
・肌荒れ
・風邪など
②呼吸器疾患
・風邪
・肺炎
・閉塞性、拘束性の疾患系など
・くしゃみ、鼻水、嗄声、喉のかゆみなども入れることにする
③精神疾患
・うつなど
【肺のセルフメンテナンス 経絡編】
皆さんにアプローチしてもらいたいのは、肺兪(はいゆ)です‼︎
ここは、上背部で第3胸椎棘突起下縁の高さです。
分かりやすく言うと肩甲骨の真ん中ですね‼︎
ここには、僧帽筋や菱形筋、脊柱起立筋などがありますが
筋肉のイメージをせずに肺兪をまずは押すだけでOkです。
肺が悪い人は、ここガチガチなのでぜひアプローチして見て下さい‼︎
本日は以上になります。
山口拓也