内臓調整

【内臓テクニック】内臓アプローチの方法とは?マニュピレーション・整体技術

From 山口拓也
埼玉 越谷 整体院より

いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、
ありがとうございます!

今回は、理学療法士、作業療法士、柔道整復師に向けて
内臓治療を内臓以外でアプローチする方法 
というテーマでお伝えしていきます。

今回は、内臓治療以外のアプローチ方法を
詳しく解説して行こうと思いますので
ぜひ臨床に生かしていただけたらと思います。

これらを意識することで、
内臓由来のもどりやイネイトインテリジェンスの機能が
より早く高めることが出来ます。

私も内臓治療する際は毎回意識しておりますので、
ぜひ実践して見て頂けたらと思います。

【内臓治療以外の内臓アプローチ①】

内臓の移動力と可動力を利用したアプローチについて・・・・

内臓には3つの運動があるのですが、

その中の移動力と可動力を

利用したアプローチを紹介させて頂きます。

内臓には3つの運動があります。

1つ目:移動力

(運動系が任意に随意運動活動を行なった結果として生じる。器官の位置の他動的変化のこと)

例:例えば体幹を前屈すると腹腔内器官が前方に移動する。

逆に座りっぱなしだと小腸と大腸を圧迫し蠕動運動に悪影響を及ぼす。


2つ目:可動力

2つの器官同士、器官や体壁や横隔膜・筋骨格系のその他の構造との間に生じる運動を指す。

例:①横隔膜呼吸による内臓の上下運動 ②心臓の作用(心臓の収縮が波動のように縦隔を通して腹部に伝わる)③内臓器官の蠕動運動

3つ目:自動力

それぞれの器官に備わった固有の運動のこと。

この移動力と可動力を利用してアプローチをして生きます。

まず、移動力のアプローチについて・・・

①歩行指導で体幹回旋を意識して歩いていただく

②全体的な活動量を増やして移動力の機会を増やしていただく

③体幹のストレッチを起していただくなどなど・・・

高齢者の患者さんなどは、活動量がほとんどないので内臓がすぐに硬くなる患者さんがほとんどです。

次に可動力のアプローチですが、可動力で最も重要なのは横隔膜の働きです。

なので、横隔膜のセルフメンテナンスや治療を優先してみましょう。

【内臓治療以外の内臓アプローチ②】

内臓治療で最も治療回数が多い内臓といえば、肝臓だと思います。

肝臓の解毒作用は、体の免疫力を保つためにも非常に重要だと思いますが

解毒する際に必要なビタミン・ミネラルがあります。

このビタミン・ミネラルが欠乏していると解毒機能がうまく働かず身体中に毒素が残ってしまいます。

解毒機能に必要な栄養素とは?

・ビタミンC

・亜鉛

・マグネシウム

・銅

これら必要とするのです。

そして、最も足りていないのがマグネシウムなのでぜひ患者様にマグネシウムを積極的に摂るように指導していきましょう。

本日の記事は以上となります。

ALLアプローチ協会 代表 山口拓也

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