みなさん こんにちは
ALLアプローチ協会 代表の山口拓也です。
今回は脳アプローチについて書きたいと思います。
話を戻しますが
今回は脳に対するアプローチの話ですね。
脳の働きは下がるっていうのは,自然治癒力が下がるのと同じです。
脳といっても下垂体や視床下部、大脳、小脳、脳幹など
様々ありますが全てに効果があるアプローチですのでぜひ参考にして下さい。
では、脳に対してのアプローチについて解説していこうと思います。
【脳に対する3つのアプローチ】
①脳脊髄液の調整テクニック(頭蓋仙骨療法)
これは脳アプローチの王道ですね。
メルマガでは何度も頭蓋仙骨療法について解説しておりますが
なぜ脳に良い効果があるのか?解説していきます。
まず、頭蓋仙骨療法は
頭蓋骨・仙骨の1次呼吸の動きを引き出しつつ
脳脊髄液(CSF)の循環を改善することができます。
脳脊髄液の役割はいくつかありますがその中でも重要なところだけ解説します。
①脳や脊髄などの神経に栄養を与える
諸説ありますが、脳脊髄液には
ブドウ糖や蛋白質ナトリウム、トリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、塩化物、リン脂質、コレステロール
他にもリンパ球、微量のビタミンC、ホルモン、神経伝達物質などが含まれています。
ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの金属イオンは、神経シグナルを中枢神経系全体に伝えるのに重要であることが知られています。
②老廃物の除去作用
脳や脊髄の古い細胞だったり炎症の残骸を外に運ぶ役割を持っています。
上記の2つの役割があるからこそ
脳脊髄液の循環改善の脳へのアプローチに繋がります。
そのためには,1次呼吸を最大化できるように
頭蓋仙骨療法をしっかり練習しておきましょう。
【血流に対するアプローチ】
まず、脳の神経細胞によるダメージで最も多いのは
脳血流悪化による酸素不足が最も問題だと言われています。
結局は脳の働きを良くするには,どれだけ脳血流の循環をアップさせるかだと思います。
では、なぜ脳血流悪化が引き起こされてしまうのか?
理由は様々ですが最も多いのは,自律神経の乱れです。
交感神経と副交感神経により血管の収縮と拡張をコントロールしていますが
血管を収縮しまくって血流問題になるケースが非常に多いです。
だからこそ,自律神経の調整をしなければいけないんですよね。
自律神経を調整するには、たくさんアプローチしなければいけません↓
(もちろん主要問題点をですが)
・頭蓋仙骨療法
・内臓治療
・経絡治療
・胸郭
・仙骨
・横隔膜
・腸腰筋
・頚椎〜胸椎
などなど・・・
挙げればきりがありません。
それにストレスやタバコ、食生活に問題がある場合は
そこからやらないとテクニックの持続的な効果がありません。
ただ自律神経以外の問題で,脳血流の循環を阻害するケースがあります。
それは、頚椎です。
頚椎が椎骨動脈を圧迫することにより
脳への血流問題を誘発することが結構あるんです。
椎骨動脈の圧迫って凄い問題ですよ。
だってこの動脈が,ウイリス動脈輪を形成しているんですからね。
椎骨動脈は,第6頚椎〜第1頚椎の横突起を突き抜けています。
アプローチとしては,頸椎のアライメントを調整しなければいけません。
頸椎のアライメント調整ですが
直接法と間接法でアライメント修正するのが鉄板ですが
頚椎に付着している筋肉に問題が生じているとすぐにもどります。
なので,頚椎周囲の筋膜も一緒にアプローチしておきましょう↓
・胸鎖乳突筋
・斜角筋
・後頭下筋
・顎二腹筋
・頚長筋
・咬筋、側頭筋
・小胸筋(これも遠位から頚椎のアライメントを崩します)
・母指球筋(遠位から崩します)
・鎖骨下筋
上記の筋肉が良く行うべきアプローチです。(評価して主要問題点を絞りましょう)
書けてないだけで本当はもっとあるので今後も脳アプローチについて記事を書いていきたいと思います。
最後まで見て頂いて有難うございます。
ALLアプローチ協会 代表 山口拓也