内臓調整テクニック 心臓編
from 山口拓也 整体院 デスク より
いつもALLアプローチ協会公式ブログをお読み頂き、 ありがとうございます!
本日は、「内臓調整 心臓の神経的に頸部と関連がある話」について
というテーマでお話をさせて頂きます。
皆さんは、内臓調整している人もいるかと思いますが
心臓に対してのテクニックをしっかり行っているでしょうか?
私の臨床では、ほぼ毎日使っています。
不整脈や高血圧など循環が問題の患者さんは多いですからね。
では、心臓は神経のつながりで非常に重要な部位があります。
それはなぜか?
1つ目のポイントは横隔神経です。
横隔神経は、上部頸椎(C3〜5)の頸神経叢から出ています。
そして、胸膜と心膜に分かれます。
横隔神経を介して頸椎と心臓が繋がっているということですね‼︎
さらに・・・
腕神経叢は第5頸椎の部分で横隔神経と重なっています。
なので、心臓の異常→横隔神経→頸椎・腕神経叢と状態の悪さが続くサイクルが起きてしまいます。
そして、3つ目に頚椎と関連する神経として迷走神経・交感神経があります。
上記の自律神経は、すべての内臓に分布しておりますが、迷走神経・交感神経は、同じ頚椎から出ておりますので頸椎の状態悪化に関連しています。
結果、心臓の状態は頸椎の悪化を引き起こしストレートネックや肩こり、首こり、ヘルニアなどに強く関連することが分かると思います。
そして、上記の神経たちは動眼神経などに分布するので、
心臓の悪化は目の疲れなどにも強く影響します。
蝶形骨と心臓のつながりもあるので、目の疲れがある人はぜひアプローチしてくださいね。
他にもDFLの関係で心膜の硬さ→頸長筋・斜角筋→頚椎の硬さの影響もあります。
(簡単な心臓セルフメンテナンス )
心臓と頸椎の関連が強いのは分かって頂けたでしょうか?
なので、実は簡単な心臓メンテナンスがあるのですが
反射点マッサージをするだけで心臓メンテナンスができます。
反射点は私のメルマガでたくさん紹介させて頂きましたが
最も効果があるのが頸椎(1〜3)の横突起と左第2肋骨です。
動画でマッサージ方法について解説しておりますのでぜひ実践ください。
(心臓調整は、最初にやるべき内臓)
心臓テクニックは、全身の血流を流すための重要なポンプです。
しかし、心臓の状態に緊張があると全身への血流がうまく循環せずに筋膜アプローチをしても緩み切らないという問題が発生してしまいます。
内臓調整でも筋膜を緩み切りたいなら心臓をしっかりアプローチしておきましょう。
筋膜アプローチの前に心臓調整が王道ですね。
プレミアムコースなどのセミナーですべての内臓調整のテクニックをお伝えしております。
どの団体よりも分かりやすく効果のあるテクニックをお伝えしてますので
ご興味ある方は、お待ちしております。
最後まで記事を読んで頂き誠に有難うございました。
ALLアプローチ 代表 山口拓也